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不確定に不明瞭でいたい
防火水そうのきんぎょ
その防火水そうには緑がかった水が満ちている
周りにはフェンスが側には色褪せた標識が佇む
雨でも風でも晴れでも変わらない
ただ静かに自分の出番を待っている
日常生活ではあまりに縁のない防火水そうは
風景の一部でしかない
ある日
吸い込まれるようにフェンスの内側を覗いた
きんぎょが居た
2匹、紅色の金魚
きんぎょは泳いでいた
フェンスの外側から覗くふたつの眼があることに気がつかずに
ただた
4月に置いていくもの
新年度への抱負だとか、この1ヶ月の振り返りだとか、これまでの人生観だとか色々下書きを書き始めていたのだがどうにも途中で詰まってしまい、下書きを削除することばかりしていた。
新年度が始まって、自分の中外問わず新たなスタートを切るものと終わりに向かうものたちが未だかつてないほどシンプルだった。外側の話は置いておくとして、自分の中で前回よりいくらかマシになってきたのでこの際綺麗さっぱり終わりにしたいと
ボロボロになったおはなし
先日まで心身共にボロボロであった(今もその名残はあるような気もするが)
なので、文章もボロボロである
(※伝えるより整理の意味合いが強いので読む際には字面だけ追って欲しい)
鏡に映る自分は何も変わらない、部屋にキノコが生えている訳でもない。健康診断なら異常なし、精神面も比較的良好らしい。
それでもボロボロだった。
それはそれは過去ぶっちぎりの崩壊具合である。外側は普通に見えていたが、内側は警