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4月に置いていくもの

新年度への抱負だとか、この1ヶ月の振り返りだとか、これまでの人生観だとか色々下書きを書き始めていたのだがどうにも途中で詰まってしまい、下書きを削除することばかりしていた。

新年度が始まって、自分の中外問わず新たなスタートを切るものと終わりに向かうものたちが未だかつてないほどシンプルだった。外側の話は置いておくとして、自分の中で前回よりいくらかマシになってきたのでこの際綺麗さっぱり終わりにしたいと思う。(これで本当に終わりにできるのかという問題はあるけれど)

さて、本題の何を置いていくのかについてである。

・(悲観的に)考えすぎること
・追い込みすぎること
・話が長いこと
・不健康な生活

なんだかもっとあるような気もするが、大部分を占めているのはこれらだろう。ひとつひとつ振り返ってもいいのだが、一生書き続けかねないためざっくりとまとめてみる。

自分の根本はネガティブである、なので余計に負の連鎖に囚われやすい。この負の連鎖というものが非常に厄介で簡単に言えば「入るの簡単、出るの大変」である。外に向かって話すことより内に籠って思考を巡らせることの方が多い自分にとっては、どこまでも負に引っ張られてしまうし、ネガティブが根本なので負の連鎖に閉じこもっていた方が楽なこともある。正直な話。ただ、自分の中でコントロールを効かせることが可能な状態であるならばの話ではあるので、昨年度のようなボロボロでは外にまで悪影響を及ぼしてしまう。全くもってよろしくない。

そして、同じ轍を踏まない様に自分で自分を追い込むことも避けたい、と言っても面白そうなことがあれば頭で考える前に身ひとつで突っ込んでいってしまうので今年度もそこそこの予感はする。ただ、面白いを第一優先の判断基準とすると身体共に持たないことをここ数年で嫌というほど学んだ。

普段は聞き手側を選択することが多いのだが、ここ最近では自分から発言しなければならない環境下に居ることが増え、自分が発信して反応が返ってくる面白さを知ったため、話し手側に立つことも増えてきた。が、これまで発言してこなかったので絶望的に下手なのである。自分の中では核が定まっているものを外に出しても問題ないような表現に変えることが上手く出来ない。言葉の過剰包装になってしまう。相手にも何が言いたいのか伝わっているのかよくわからないし、自分も息が上がる。自他ともに疲れるのだ。最後に健康な身体は健康な生活から、である。

信じるか否かは別として占いやおみくじによれば、何かと縁が切れる1年らしい。失う、と考えるとやや恐ろしくはあるが全ては巡り合わせであり、むしろ縁が切れていない方が特別であると考えれば、そこまで重要な問題ではない様な気もしている。転居をして気がついたのだが、知らず知らずのうちに目に見える・見えない問わず多くのモノに囲まれていた。自分が望んで得たモノもあるが、成り行きで得たモノの方が多い。囲まれるだけならまだ良いものの(良くはない)良くも悪くも影響を受けるのである。そしてその影響がまあ大きい。非常に大きい。そこで、成り行きで得たモノを優先かつ積極的に手放していこうと思う。

ものとモノに別れを告げてもっと自由に進んでいく、これが新年度の抱負である。


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