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終わらせること

ずっと書きたかったことです。ただ、正常な時に書くと保険をかけてしまいそうなので、副反応の熱でぼんやりした中書こうと思ったわけです。というより自分の中で結論が出たのがついさっき1時間前なのです。

※今回はいつも以上に取り止めのなく、流れを総スルーした文章になる予定です。

他人からすれば本当にどうでもいいことですが、今年でひとつ終わらせようとしていることがあります。思えば、自分で何かを諦めることはあっても、終わらせる(もしくは身を引く)ことって初めてなのではないかと。覚えていないだけかもしれませんが。一応、約3年ほど続けました。始めたのは自分の選択です。なので、終わらせるのも自分の選択です。非常にシンプルですが自分の中では、この選択をするのに今日までかかりました。長い。

要因は色々あるのでしょうが自分の内面で決断するのに時間を要したと思います、気持ちの整理ってやつ。

ちなみに、身を引こうと思ったのは今回が初めてではなく3回目になります。ここで身を引かなかったら詐欺師ですね、自分は。

3年前ある団体に所属しました。多分あの時始めなかったら、人生で関わることもなかったでしょう。なので、初めは楽しかったです。これだと語弊がありますね、今も楽しんでいます。ただ、競技と社交の2パターンがあるので当初は競技を、今は社交を、という感じではありますが。

そんなに数の多くない団体でした、もはや解体の危機を迎えていました。なので、1、2回目はひとり抜けると団体の存続が危ぶまれるという状況下でした。もちろん理由はこれだけではないのですが、根本はこうであったと記憶しています。そして、競技と社交どちらを選択するにもひとりではできません。正確に言うとできなくはないのですが、そのスポーツとして成立するには自分と相手が必要でした。さらに言えば、相手がいないと言うわけでもありませんでした。

おいおいおい、と。与えられた環境は十二分に揃っているじゃないかと。そう思った方もいることでしょう、自分もそう思います。

ただ、自分は自分でいられなかったでしょう。自分も人間なので、自分が自分でなくなりそうな時は自分を選びます。相手に対してこれ以上できることはないと言うところまでやった自信はあります、希望的観測ですが。そんなこんなで方向性の違いと言うありがちな理由をつけて、約1年前に競技から離れました。

団体は競技を目的に活動しているものだったので、自分はその目的から外れていることになります。普通に考えれば、その時点で団体からは抜けるべきなのですが、如何せん人数という問題に悩まされていました。正直、それでもと押し切ることができなかったわけではありませんが、自分はその選択をしませんでした。合っているのかわかりませんが、自分の大事にしたいものに従った結果でした。それと同時に、団体に所属する人間(団体の運営を担う人間)として物事を考えるようになり、競技をしていた頃の自分と向き合う自分はとりあえずどこかに隠蔽しました。

言い方を選ばなければ、団体に尽くす駒でした。駒になったことがなかった自分は、駒であることに違和感を覚えながら時間を過ごしました。内面で自分という存在は認識しているのにそれを外に出せないという感覚は初めてだったのです。駒になろうと決めた当初は、切り替えができていました、今より。多分。

時間が経つと良くも悪くも慣れるものです。今では駒であることに感じる違和感をコントロールできなくなってきました。笑ってしまいますが、競技を辞めたくせに競技をする団体で競技をしていない自分を受け入れられなくなってきたのです。もちろんそんな選択をした人間は、団体の中で自分ひとりなわけですから外に出したとて幸せにもならない。頭では分かっていたのですが、如何せん人間なものでちょっと、かなり、大分隠しきれなかった部分もあったように思います。

端的に言えば、駒であることに限界を迎えつつあるということでしょう。元々、自分を優先で生きていた方が楽な人間なのです。終わりにしたいのにできない、という内面の葛藤的なものは下記の記事でぼやいています。そして負けず嫌いです。負けることが嫌いなので、同じくらい勝てない勝負に挑むことも嫌いです。はは。だから競技をやるのであれば、負けないくらいやりたいと思っておりました。

で、限界を迎えたわけです。そしてそんな自分を自覚したわけです。自分が今まで団体に対して割いてきた時間や労力に対して疑問を覚えたわけです。決定打は団体に人数が戻ってきたこともあります。自分がいなくても回るくらい団体は大きくなりました。そしてそこに自分にこだわっている必要もない、元々目的とは外れている人材でもあります。自分の整理もつきました。もう終わりでよくない?

団体から抜けても自分のダンスは終わらないしなあ。

もう終わりにしようか。自他ともに。

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