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自選集:短編小説

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最新の心理解剖図は、古びた羊皮紙に書きつけられる。
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#詩

生きるのが辛いので、自分で書く空想的な文章の世界にひきこもります。それはこのノート上でのことだ(18.09.09)

前回(初回) → https://note.mu/sdw_konoha/n/n1b590ce2a2d3

(順番どおりに読んでもいいし、読まなくてもいい)

これをかっこつけた言い方でいうと、「文学的ひきこもり」ですw

ここまでのあらすじ:
森、歴史、水と時の流れ、バス、マンション、母ならぬ母の真心、長い手紙。

今やこの世の中は、コンピューターによって管理されている。

彼らの計算によって、た

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生きるのが辛いので、自分で書く空想的な文章の世界にひきこもります。それはこのノート上でのことだ。

生きるのが辛いので、自分で書く空想的な文章の世界にひきこもります。それはこのノート上でのことだ。

ついてきたい人だけ、ついてきてください。

人に読ませるためのものでもない、小説とも詩とも呼べないような空想的な何かを書いて、その書くという行為と結果のなかにひきこもろうと思います。それはこのノート上で行われること。

かっこつけた言い方でいうと、「文学的ひきこもり」です。

(色んな事を後回しにしてしまっていますが、少し元気が出たら確認して対応していきます)

約500年前に、西欧の小国の冴えな

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「今日もつまんねぇ一日だった」というツイートに何よりも救われる

「今日もつまんねぇ一日だった」というツイートに何よりも救われる

僕らが本当に見たいのは、不幸で、幼稚で、きしょい情報だ。

そんな自分の話をさらし続けてくれている人がたまにいる。その中でも有名な人と無名な人がいる。

ブログのような形で発信している人もいれば、リアルタイムの配信という形をとっている人もいる。

そういう人が自らのきしょさを発信してくれていたとしても、一人で見ているんじゃどこか物足りない。

できればみんなで「あーだこーだ」いいながら見たい。そこ

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いや綺麗事じゃなくてさ。現実にはそんな理屈なんかじゃとても捉えられない、うまく言葉にできなくて混沌としていて破壊的な体験がある。何も見えなくなってただ溺れて、それでも陸地を目指してあがくかのような。きっとそれこそが自分を自分たらしめる。書き残せるものがあるとしたらそういう話だ。

「あ、私は本気の本気じゃなかったんだ」彼の演奏を聴いてハッとした。例えるなら私が必死にパズルを組み替えている間、彼はパズルのルールなんか無視して上から絵の具を自由に塗って描いていた。そりゃ勝てんわ。安全圏の戯れじゃダメなんだ。それは自分の力をまず自分が信じていない証だったんだ。

街を歩く

街を歩く

どの大陸の海岸と繋がっているのか、溢れかえるような人の波

都会の中で「悪人」も一瞬だけ違う表情を見せることがある

僕は少しの戸惑いを覚える 抱える

君の苦労が報われていればそっちが表の顔だったのかな

誰も彼もが火の車 心が腹ペコ状態

他人をだましてでも今日の晩飯を手に入れていく

僕も例外じゃないけどね

「飾らない姿なんて見せられるわけないじゃない」と

手首に傷痕のある夜の蝶の声が聞

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