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花束みたいな恋、と思えるのは一体いつになるのかな
共通の趣味をキッカケにジェットコースターのように急発進した恋。
明大前で終電を逃したことから偶然の出会いを果たした麦と絹は、大学生という状況も相まってどんどんふたりの世界にのめり込む。卒業してすぐに一緒に住みはじめ、定職には就かず麦は夢を目指し、絹は生活をするためにバイトをするが、「大人になるということ」を突きつけられやがて就職。
社会の荒波に飲み込まれながら、お互いが好きだったはずのモノやコトた
ぜんぶ、好きな人じゃないと意味ない。
SNSが普及しすぎた今の世の中、何事も上手くいきかけてしまう。
手を伸ばせばすぐ届く、贅沢なこの環境が、現代の男女たちの恋愛模様を複雑に掻き回しているのかもしれない。
ある女の子が言った、「誰でもいいわけじゃない、ただ、あの人からの連絡がほしい」と。
ガラケー時代は特定の人からのメールや電話だけランプの色を変えたり、着メロを変えたりして携帯を見る前に該当の人からの連絡かを事前に見極めるように
どうして僕は生きてるんだろう、という意味での『生きちゃった』
サウナでよく整ってぐっすり眠った翌日、とてもいい天気だったので起き抜けに映画のチケットを購入。石井裕也監督の『生きちゃった』を観に、渋谷ユーロスペースまで。
『生きちゃった』は、幼馴染である山田厚久(仲野太賀)と武田泰(若葉竜也)、そして奈津美(大島優子)の3人がメインの物語。厚久と泰は学校帰りのコンビニかどこかでパピコを買って、外で待っている奈津美に1本ずつ分けてあげる。この描写から、昔から男
「どうしてそんなに優しくするの?」
「どうしてそんなに優しくするの?わたしがしたことは、怒鳴られても、殴られてもおかしくないことなんだよ」
今泉力哉監督のmellowという映画で、そんな台詞があった。
いつだったか、たしかまだ21歳ぐらいの頃、当時付き合っていた彼と1ヶ月だけ同棲したことがある。
同棲生活がスタートした1週間後には、私の気持ちはもう薄れていた。
嫌いになったわけじゃない。
なんとなく、他に好きな人ができた。そ