記事一覧
アーユルヴェーダ人相学(1)
おもわずデコピンしたくなってしまうような、丸くカーブのついたオデコ。
これ、アーユルヴェーダでは意味があります。
古典書に出ているわけではないのですが、私の師匠のサダナンダ先生は、
「Rのついたオデコは、やさしいカパの気質がある人」と教えてくれました。
大谷選手の新しい通訳のウィル・アイアトンさんのオデコは典型的です。
マエケンこと前田選手の通訳を担当していた頃は、you tubeで 何度も
グルと過ごせば・・・(6)
効かない理由
今福島でセラピストコースをやっていますが、その中で4人が頭痛を訴えました。暑いけれども、お互いに裸で施術しあうため、冷房をつけることができません。
窓からの風だけなので、体に熱がこもります。その熱さが原因の頭痛だろうと思って、すぐに生姜を使った、ピッタ性頭痛のホームレメディを渡しました。でも、4人のうち スタッフCさんを含むふたりには全く効果がありませんでした。
ちょうどそこへ
グルと過ごせば・・・(5)
サフラン色の衣を着ない聖者たち
写真の絵は、サダナンダ先生のご尊父であるマハラジ(下)と、その、ご尊父のグルであるマリマハラジ(上)です。
サダナンダ先生たちの伝統では、どのグルも、だれもオレンジ色の聖者の衣を着ていません。
この方々をお祀りしたお寺にいくと、お堂に足を踏み入れただけでも、あたたかいものに包まれて、涙が出てくる人がいるほど、強いチカラをもっているのに… みんな、ドーティ姿の、
グルと過ごせば…(4)
日本について
サダナンダ先生は、福島までの車中で、様々なビジョンを語りながら日本についても、こんなことを語り始めました。
「日本には、血液を浄化するプログラムが必要だ。」
「アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患ですね?」
「そうだ。とても特徴的だ。そのためには人々を一箇所に宿泊させて、治療を行い、夜は教育をして、午後は料理を作って…という具合に..」
「ああ、教育キャンプですね….まさに、私たちも今そ
どうする?アーユルヴェーダ
昨年12月にプネで行われたアーユルヴェーダによるガン治療学会で、一番感銘に残った発表は、Dr.Renuka Gayal(レイヌーカ ガヤル医師)による、コロナ禍でのガン診療の話でした。
ガン治療の話
彼女はサダナンダ先生の片腕として、長年パンチャカルマセンターのリーダーとして働いてきた医師ですが、今は自宅で小さな診療所を開いています。
そこに、ある日女性の患者がやってきました。腹は腹水で膨れ
置屋のおかみさんに学んだ本物の効用
わたしが知っている置屋のおかみさんは、かかえている芸妓さんや舞妓さんたちに、絶対に絹の着物しか着せませんでした。そうすると、教えなくても、絹以外のものがわかるようになるから、人絹などの偽物の着物をつかまされなくて済む、というのが理由でした。最初から合成繊維の着物に慣れてしまうと、「違和感」というものを感じられなくなってしまう、というのです。
これは、すべてに通じることだと思います。
今から30
グルと過ごせば・・・(3)
背中に学ぶ
サダナンダ先生は、コロナでお目にかからない間に、10kgも体重を落とされました。何をしたかといえば、自分で自分の生活をコントロールした、それだけです。
インドでは、名医であるほど肥満傾向にあると言われます。
患者さんが押し寄せてくれば、ずっと座っていなければならない職業なので、やや仕方がない。サダナンダ先生も、体重が増えてきて、膝の手術を勧められるようになりました。
「もう少し
グルと過ごせば…(2)
夢は正夢
サダナンダ先生が一番饒舌になるのは、いつも成田のゲートを出てきてからの2時間です。
車の後部座席に乗り込むと、チャイを一杯飲みながら、堰を切ったように、「ダンナは元気かね?いつ会えるのだ?」とか、「今度こんなプロジェクトを始めることにした」とか、積もり積もった話を、流れるように語りはじめます。
今回、先生はガンプロジェクトなどにつづいて、新しく3つのプロジェクトを始めようとなさって