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詩に写真、写真に詩、ともかく短い言葉と少しの写真。
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#現代アート

2021.07.01「生活」

2021.07.01「生活」

あかんです
うまくいかんです
あれ出来ん これ出来ん
で、目に水溜めて時間を待ちます

体は横にしてあって、時々起きて足の運動をします
で、鈴の音が聞こえる時間や(小中学校が近い家)
電車の通る音(橋が近くにあります)

人が居て、人が動いていて、人が生きていて、
どこかへ行ったり帰ったり
誰か知らん他人が誰か知らん人と会ったり別れたりするのを
頭に浮かべて
それだけで頭がいっぱいになって
目の水

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無題の街、無題の時間、無題の人。

無題の街、無題の時間、無題の人。



金曜の夜でした、
いそがしそな街でした、
溢れるヒトの往来、
あゞ 「誰かと誰かが共にいる」
(そこに僕は居ない)
ちょっとだけ うらやまし、
ちょっとだけ あほうらし。

雨が降っていた、傘を開いたら破けていた、
たまには濡れるのもよろし、
たまには打たれるのもよろし、
しかし、ま、そのよな気分でいても、
不快は不快である。

目眩のするような写真の多いこと
なぜこうなるか
それは撮る際、

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燃えない恋

燃えない恋

じりじりと冷たい
色々あって何もない
目と鼻が、ツーンとなって、熱くなる
ことしも7月が過去になる

記憶はいつか曖昧になります、ぼんやりしてゆきます、
ぼんやりしたよく晴れた日の記憶に、電線が邪魔です。
(或いは、よく晴れていた、と思いたい心が記憶を都合良く入れ換えます。)

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