久嶋悟/SatoruKushima

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久嶋悟/SatoruKushima

自分のことをもう少しだけわかりたいです。 https://www.instagram.com/satorukushima_artworks/ Shop→ https://oharaworks.base.shop/

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  • 詩写真

    詩に写真、写真に詩、ともかく短い言葉と少しの写真。

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    過去記事の中から、写真や文章の気に入っているものを紹介します。取っ掛かりとしてココを見て頂けるといいかもしれません。

  • Newspaper2021

    2021年の1月1日から、毎日、地元ローカルの山梨日日新聞の写真を撮っています。誇張しすぎたり切り抜きに偏りがあったりしますが、その日その日の自分の見え方と表現です。 (欠けている日付は新聞が休刊の日です)

最近の記事

2024.07.17『親切で居てくださいね(せめてあなたは)』

手の傷が治りきらない(4月に転倒して大きな擦り傷を作ってしまった)。 傷は、治りかけては小さくなった傷から痒みや痛みが生じ、そこからまた少しだけ広がる。繰り返してもう3ヶ月も経つ。 ・ 治ったら、何があるということもない。 ・ ぜん息にしても不眠症にしても、それが良くなったら他の何もかもが良くなるということもない。 ・ 今ある痛みや苦しさを、痛みや苦しさとして内にしまって生きているのは、なにも、自分だけではない。

    • 2024.07.09『なにもない』

      「え〜、そんなとこ行っても何も無いよ!」と、よく言われる。 (だからいいのに。)と、いつも思う。 何も無いというのは、何を以て“何も無い”と言うのだろう。何が有れば“有る≒足りる”のだろう。 御飯屋さんがない、お店がない、交通がない… たしかにそこにそれらは“ない、または少ない”かもしれない。けれども“多すぎる”と感じることも“多い”。 わざわざ足さないでくれ、“なにもない、が、ある”を大切にしてくれ。そう思う。 少ない交通手段で、とりあえず行ってみる。なにがあるか

      • 2024.06.21

        背後、遠くからじんわり影が伸びてくるのを感じる瞬間がありますが、あれ、あなたですよね?踏みますよ、早く逃げないと。影踏み。もう一度、踏みますよ。陽に背を向けているから、僕はすぐに気付きますよ。 ・ もはや横たわるのも満足ではない私の髪だけがしなやか * 自分を罵る日々が続いても私は朧月ではありません、すみません。(朧月のみなさん、生き延びて。) * 男たるもの、でなくとも、似たようなものかもしれない。顔で笑って腹で泣く美徳。 ・ ・ 高校の現代文に羅生門があ

        • 2024.06.11

          僕が眠れない夜に限って街はよく眠ります。 不安ですか?安心していますか? どんな夢をみますか? 覚えていますか? 忘れていますか? 思い出せそうですか? 街が眠れない夜に限って僕はよく眠ります。 ・ 崩れる音が聞こえますね。遠くから、だんだん近くに。 * 愛を知りたいだけでした。色でも感触でも形でも、なんでも。 * せめてあなたが健やかであるよう祈って手を振る山手線 ・ すみません、お断りします。詳細条件もないですし、義理も。ね? ・ あなたのせいで聴

        2024.07.17『親切で居てくださいね(せめてあなたは)』

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          2024.06.04

          旅の道中に疲れてしまって今日はホテルで一日ぼんやりしている。 こんなことなら家にいたって変わらない。それどころか家には犬がいてホテルのように無機質ではない温かな生活がある。 ・ 昨日も一昨日も、夕焼けがとてもきれいだった。 あなたにも見せたくて何度もカメラのシャッターを切った。けれども、どんなふうに撮っても、設定を変えても、今、目の前に広がる感動を写真に納めることができなかった。 もっと勉強をしなきゃいけないし、腕も上げなきゃいけない。 でも、それだけかな?知識が

          2024.05.16『明日を提示すること』

          「誕生日おめでとう」 昨日、今年も伝えることが出来た。 「ありがとう」と今年も返事が来た。 年に一度の一往復。 生きていてくれてありがとうね、の気持ちを込めて。 (正直に言えばメッセージを送るのを少し迷った。けれども、これは自分の素直な気持ちで、祈りのようなものだから、受け取ってもらえなくても構わないと思って今年も送ることにした。正しいかどうかはわからない。) 来年も伝えることができるように、自分も(たとえ宙ぶらりんでも)生きて活きていたいと思えた。

          2024.05.16『明日を提示すること』

          2024.05.15『13:15』

          家の軒下、の上に、ツバメか何かが巣を作ったみたいです。上の方にあるので見えないですが、雛の鳴く声と、親が餌を咥えて運んで来る様子は確認できます。 この頃は何故か野鳥観察にハマっています。が、犬同様に種の識別や種を覚えることも難しいです。野鳥の図鑑を買ったのですが、犬よりも細かく分かれていて、見れば見るほど「ここの色や模様が違う」と思えてしまってわかりません。今後何かの間違いで専門家と知り合うまで種の識別はできないまま「なんか綺麗なのがいるなぁ」くらいで眺めると思います。

          2024.05.15『13:15』

          2024.05.14『諦めながら諦めきれないことについて』

          自分の可能性を諦めたような日々を過ごしています。 結界を超えるべく自らを擦り減らしながら頑張っている人を見るたびに落ち込みます。 今季は珍しく連ドラを観てます 『アンメット』 杉咲さんと若葉さんの作品との向き合い方、役への寄り添い方はいつもすごいのですが、アンメットも例外なくすごくて。 本当にすごいもの(人)を見たとき、自分は…感情が動くという意味では“感動”なんでしょうけれど…それよりも“自分は何もできてないし頑張れていない”という気持ちに苛まれます。 それで頑

          2024.05.14『諦めながら諦めきれないことについて』

          ブルースカイで、ぽつぽつと。Xよりは気軽かなぁ。

          ブルースカイで、ぽつぽつと。Xよりは気軽かなぁ。

          常識という感覚は時々、排他的にもなりそうだと最近思っています。

          常識という感覚は時々、排他的にもなりそうだと最近思っています。

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          2024.03.17『そろそろ。』

          2024.03.17『そろそろ。』

          もう大人の顔をしているであろう人を少し思い出して、すぐに忘れたい。

          もう大人の顔をしているであろう人を少し思い出して、すぐに忘れたい。

          2024.03.08『自らの取扱説明書』

          拾い物で爲末大さんの「自らの取扱説明書」に関するnoteとツイートを見つけました。 考え方や取説の作り方のヒントとして記載のあった事項に基づいて自分の取説を書き出し、考えてみようと思います。 【強み】 ①息を吸うように「つい」やってしまうことは何か → ・特にプロ野球に関して他人(選手)の成績や言動を観察して評価すること、また野球に関してはそれをTwitterに書くこと。 ・バラエティ番組やテレビドラマを観たときに、裏にありそうな物事を考えてしまい、嫌な気分になったり少し

          2024.03.08『自らの取扱説明書』

          思考や感情をポジティブに変換するのは前向きなようで否定にもなり得る。思考と感情は似て非なるものだとしたら、自分は少なくとも感情には否定せず逆らわないほうが良いと思っている。思考はわからない。感情もわからないが、自分も含めて人の感じた直感的な気持ちは否定するべきではない。

          思考や感情をポジティブに変換するのは前向きなようで否定にもなり得る。思考と感情は似て非なるものだとしたら、自分は少なくとも感情には否定せず逆らわないほうが良いと思っている。思考はわからない。感情もわからないが、自分も含めて人の感じた直感的な気持ちは否定するべきではない。

          対人関係において、そのときは「うまく切り抜けた」と思っていても、時間が経ってから傷の深さを自覚することがある。実は全くうまく切り離せていない。そしてその際は、おそらく、自分だけではなく相手も大なり小なり傷を負っている。維持しても距離を取っても苦しい関係は割り切って明るく断ちたい。

          対人関係において、そのときは「うまく切り抜けた」と思っていても、時間が経ってから傷の深さを自覚することがある。実は全くうまく切り離せていない。そしてその際は、おそらく、自分だけではなく相手も大なり小なり傷を負っている。維持しても距離を取っても苦しい関係は割り切って明るく断ちたい。

          2023.12.05『絡んだ糸』

          ずっと前に読んだ本に「千本ノックみたいなことはやらないほうがいいんじゃないか」と書いてあって、そのときはそれがすごく沁みて、意識しながら生きてきた。 自分の停滞と上手くいかないことのほとんどは、よく観察すると生い立ちや幼少期、小学校〜高校など人間形成が固まる前に経験して絡まったままの感情が放置されているのが原因であると思う。 それを観察してほどいてやわらかくするための手段として始めたはずの写真活動は、いつの間にか手段ではなく目的になってしまった。ここでまた新たな絡まりほつ

          2023.12.05『絡んだ糸』