【保存版】正直者になることとお人好しになることは別物
いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回は「正直者とお人よしの違い」について解説します。
正直者と嘘つき
皆さんの周りにも正直な人と嘘つきがいると思います。
もちろんほとんどの人は根っからの嘘つきというわけではなく、自分にとってマイナスな影響があるときに、それを隠そうとしてたまたま嘘をついてしまったという程度だと思います。
これは仕事や人間関係の中では比較的頻繁に起こっているのではないでしょうか?
このように人は自分が不利な状況になると、責任を逃れるために言い訳をしてしまいます。
これを「正当化」と言います。
しかし、正直な人はこういった嘘をつかずに、正直に自分の非を認めることが出来るのです。そして正直な人というのは嘘をつくことが無いため、人からも信頼してもらえる可能性が高くなります。
つまり「正直者」であることは人間関係においては本来とてもプラスに働くことなのです。
正直になるのが恐い
ところが多くの人が正直になることに怖れを感じています。
それは「正直になると人に騙されるのではないか」と感じるからです。
確かに自分に正直な人は「他人に優しくすることが出来たり」「他人を疑うことが無かったり」「困っている人を見ると手助けしたくなったり」「人から頼みごとをされると断れない」といった傾向があります。
そしてこういった特性がある人は他人に「搾取」される恐れがあるため、人は自分だけが正直者になることに怖れを感じるのです。そのため「少しは人を疑ったほうが良いのではないか」とか「騙されないようにしなければいけない」と考え正直になることに抵抗感を感じるのです。
正直者とお人好しは別物
しかし上記に上げた「正直者」の印象は、実は「お人好し」に対する印象です。
自分が正直であることと、他人を疑うことなく信用してしまうこととは全く別の概念になります。
お人好しの中には自分に嘘をつかず正直な人がいることは間違いありませんが、必ずしも「正直者=お人好し」とはなりません。
正直者になったからと言って、人に騙されやすかったり、搾取され続けるのは、人を見る目が無いという別問題であり、正直さとは関係がありません。
(正直者であっても、相手が本当に信頼に足る人間なのかどうか「人を見る目」は養わなければなりません。「人を見る目」が無い人は他人に騙され搾取される可能性があります)
本当の正直さと
そしてこの正直さを本当に発揮するのは、自分自身を評価するときに使うのが最も重要です。
人は自己評価を見誤るというバイアスが働きます。
過剰に自分を高く評価する「ダニングクルーガー効果」
過剰に自分を低く評価する「インポスター症候群」
このように人は自分自身に対する評価を正しく見ることが難しいのです。
この時に自分自身を正しく評価するときに「正直さ」が力を発揮します。
例えば自分はスゴイと思うことは基本的には良いことなのですが、もしそれが自分の本当の実力ではなく、他人の力を借りて発揮できている能力であれば、それは自分の本当の力量ではないことになります。また反対に過剰に自分の評価を低く見積もることも間違っています。
自分の能力を見積もるときは本当に自分自身に正直になる必要があります。
自分自身に本当に正直になって自分を評価したときに初めて、本当の自己評価を得ることが出来るのです。
そしてそれができるからこそ、自分があとどのくらい能力を伸ばさなければゴールを達成できないかが分かり、やるべきことが見えてくるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
正直さは人が成功するために最も重要な能力でありながら、実は見過ごされている能力でもあります。
また正直さを身に着ける過程で、自分が搾取されてしまうのではないかという恐れから、正直になることを恐れてしまうこともあるのです。
ぜひ皆さんも「正直さ」を身に着け、自分の人生を変えるチャンスを手にしていただければと思います。
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