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うんざり【韓国語】질색((G)I-DLE / 나는 아픈 건 딱 질색이니까 (Fate))
(G)I-DLEの曲 나는 아픈 건 딱 질색이니까 (Fate)は、オフィシャルの邦題かどうかは分からないが、「辛いのはうんざりだから」と訳されている。
一発で耳をとらえられて、最近のK-Popをいろいろ聴いてみるきっかけになった曲なのだが、Wikipedia によるとゼロ年代のJ-Popやアニメが参照されているそうで、まんまと相手の思うツボにはまってしまった感じもする。
気になったのは 질
知らなきゃよかった【日本語】【中国語】何如(若竹千佐子『おらおらでひとりいぐも』)
世の中には、知らないほうがよいことというものがある。
自分の出自だったり、国家や企業の陰謀だったり、読むのを楽しみにしていたミステリーのトリックだったり、人によって色々あると思うが、私にとって今世紀最大の「知らなきゃよかった」大賞第二位は、この「何如」である。
「いかん」は「如何 ru2he2」一択だと思ってたのだが、「何如 he2ru2」もあったのか。しかも前者は手段・方法を、後者は状態・程
Cvlte というバンドに Praystation 2 (祈りの場所?)というアルバムがあることを知って、l と r はネイティブにとっては絶対間違えることがないくらい違うと聞いていたけど、シャレになるくらいは似ているのかと思ったら、札幌のバンドだった。
タオる【動詞】 towel(ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』)
殺人事件に巻き込まれ、動揺する主人公を描いた場面。
towel が、「水気を取る」という意味の動詞として使われている。英語ってなんでも動詞になるのね。
確かにタオルというものは、他の使い道はちょっと思いつかない。
想像をたくましくすれば、もし有史以来、体表の水分を自然乾燥させたり、ティッシュで拭き取っていた人類(ずいぶんのんびりした人類だ)が、今世紀になってタオルという超便利なものを発明し、
ディカプリオと膝栗毛は、そこはかとなく似ている。
レオナルド熊とザ・ぼんちがユニットを組んでいたら、きっとレオナルド・ザ・ぼんちになっていただろうなあ。
ピザをFAXする【ジョーク】sending pizzas by fax(ジャスパー・フォード『文学刑事サ-ズデイ・ネクスト』)
本の世界に入って事件を解決する文学刑事シリーズ。発明家の伯父について語られる箇所だ。
FAXでピザを送信するってすごくおもしろいアイデアだ。この本を読んだのはたぶん20年近く前で、筋はほとんど忘れていたけど、一度だけ言及されたこのアイデアだけはずっと覚えていた。
野暮を承知でなにが面白いのか説明してみると、その昔、世の中にFAXというものが登場した時に、「紙を送信できる」と勘違いする人もいて、