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処女性と可用性【名詞】Availability

処女性と可用性【名詞】Availability

YouTubeの動画Japan's MOST SHOCKING Weather Girl OUTRAGE(日本のお天気お姉さんのショッキングな炎上事件)(2023)より。

日本の文化が海外でどう評価されているのか、という動画をいろいろ観ていたら上がってきた。

なお、上の引用は文字起こしとディクテイションによるものなので、正確かどうかは分からない。

私は全然知らなかったが(似たようなニュースは

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19世紀イギリスの平安貴族たち【名詞】monosyllable(ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

19世紀イギリスの平安貴族たち【名詞】monosyllable(ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

高慢なダーシーの妹と初対面した主人公エリザベス。妹も傲慢だと聞いていたが、実際はとんでもなく内気で控えめな女性だった。

ここで気になったのは monosyllable. 単音節語のことで、英語の学習書や文法書くらいでしか見かけたことがなかったので、めんくらった。こんな使い方ができるとは。

直訳すると、「ダーシー嬢から単音節語よりも長い単語を引き出すことさえ、エリザベスは難しいと感じた」というこ

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プライドは重力に支配されている(Jane Austen / Pride and Prejudice )

プライドは重力に支配されている(Jane Austen / Pride and Prejudice )

感じの悪い紳士ダーシーに対するベネット家の読書家メアリーの評である。Pride と Vanity の違いを論じている。

すべて「自尊心」と「虚栄心」などで統一して訳すべきなのかもしれないが、日本語ではなんとなくうるさく感じるので、全部変えてみた。それはそれで分かりにくいか。

こうして並べてみると、自尊心と気位とプライドは「高さ」で程度を表現できるが、虚栄心と飾り気と見栄はできないようだ。

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【英語】【ドイツ語】シューメーカーとシューマッハ

【英語】【ドイツ語】シューメーカーとシューマッハ

シューメーカーという姓について調べていて、驚愕の事実が判明した。

シューマッハって、靴屋だったのか!

シューマッハといえばF1レーサーのミハイル・シューマッハだが、無意識下では「シュー」(物体が高スピードで移動する擬態語)+「マッハ」(超音速)だと思っていた。

もちろん外国語だからそんな訳はないことはわかっているが、「名は体を表す」「まさに天職」の超自然的表象(?)の一種だと思っていたのだ。

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百人隊長の夜明け【名詞】centurion (Hariot / Dawn of the Centurion)

百人隊長の夜明け【名詞】centurion (Hariot / Dawn of the Centurion)

知らなかった。というか、うっかりしてた。

century とか centimeter とか centipede (百足)とか、高校の頃にcent- を使って派生語を覚えたものだが、centurion(百人隊長)は抜けていた。

豹騎将軍とか虎威将軍とか、派手な役職?は子どもならすぐ覚えるが、百人隊長って地味だし「数字だけかよ」と、見向きもしなかったのだろう。

こういうプラクティカルな言葉って、

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無自覚なポリコレの浸透 VS テクノロジーに頼らない意図的な自主規制【形容詞】insane (『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』)

無自覚なポリコレの浸透 VS テクノロジーに頼らない意図的な自主規制【形容詞】insane (『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』)

ドラクエ3のリメイク(注1)でキャラクターの性別を選ぶ仕様がなくなり、「ルックスA」「ルックスB」から選ぶようになったことについて、イーロン・マスク氏が Xで「非常識だ」と批判したそうだ。

ポリコレがらみの話ようだが、これって「非常識」なのだろうか。

時代に合わせて仕様が変更されること自体は、むしろ常識だ。

ヘンだなと思って記事を読んでみると、マスク氏の発言は This is insane(

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英語になった中国語【動詞】kowtow (David Kirkpatrick / The Facebook Effect )

英語になった中国語【動詞】kowtow (David Kirkpatrick / The Facebook Effect )

フェイスブック黎明期の逸話より、投資家が見た創始者マーク・ザッカーバーグの印象。

kowtow って英語っぽくない単語だなあと思ったら案の定、中国語由来だった。

漢字で書くと叩頭 kou4 touで、ぬかづくこと。

本来、最高の敬意をはらう行為だが、英語では「追従する」「へりくだる」という意味になっている。

似た言葉に bowwow がある。犬の鳴き声を表すオノマトペとして定着しているが、

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測り知れない恐怖【形容詞】unplumbed(H. P. ラヴクラフト『闇をさまようもの』)

測り知れない恐怖【形容詞】unplumbed(H. P. ラヴクラフト『闇をさまようもの』)

異教徒の教会で召喚される怪異と、それに魅入られた作家の狂気を描いた短編より。

とかく抽象的で分かりにくい文章ばかり書く作家だが、それを読むのがまた癖になりもする。

今回気になったのは unplumbed 。plumb は「鉛錘」「(測鉛で)〈海などの〉深さを測る」の意。unplumbed は「測深されていない」「深さの計り知れない」という意味だ。

日本だと「千尋の谷」などと大きな数字を使って

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『ユリシーズ』と『ドルアーガの塔』はちょっと似ている【伝承】Will o’the wisp

『ユリシーズ』と『ドルアーガの塔』はちょっと似ている【伝承】Will o’the wisp

20世紀を代表する小説のひとつとされながら、難解すぎて読破する人がほとんどいないことでも有名な『ユリシーズ』より。

主人公のひとりブルームが、友人の葬式に参列中、墓守はどうやって女を口説くのか?について考えている場面である。

なかなかの不謹慎である。まあ文学とは、人間とはそういうものではあるのだが。

ご存じない方には、どこらへんが世紀の傑作なのかを、この抜粋からお伝えするのはなかなか難しいし

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終戦と降伏【名詞】surrender(Japan Times)

終戦と降伏【名詞】surrender(Japan Times)

今更だけど、英語では「終戦」記念日ではなくて surrender 「降伏」記念日だったのだ。

日本が日本のニュースを発信する媒体でも、 end ではなく surrender を使う。

というか、あんまり調べたくないけど、「終戦」という言い方をしているのは、日本だけなのかもしれない。

そもそも「終戦」の「終」は自動詞なのか、他動詞なのか。主語は日本なのか、戦勝国なのか、「戦争」なのか。

名状しがたいものを記述するということ【形容詞】inconceivable, indescribable, unmentionable, unclean, uncanny, unwelcome, abnormal, and detestable(H. P. ラヴクラフト『アウトサイダー』)

名状しがたいものを記述するということ【形容詞】inconceivable, indescribable, unmentionable, unclean, uncanny, unwelcome, abnormal, and detestable(H. P. ラヴクラフト『アウトサイダー』)

物心ついたころからひとり城に幽閉されていた「私」が、ある時城の塔を登り、初めて外の世界に出てきた時に見出した恐怖についての描写である。

この、まるで類語辞典を調べながら書いたかのような形容詞の羅列、これは明らかに、著者の頭の中にあるイメージを言語化しようとしているのではない。

語彙力を駆使して、名状しがたいものを読者それぞれの心のなかに現出せしめようとしているのだ。

ここに文芸だけの持つ力と

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知恵も勇気も力もなくてもサバイバーになる方法【名詞】survivor (ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

知恵も勇気も力もなくてもサバイバーになる方法【名詞】survivor (ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

英文学最高峰のマッチング小説より。ベネット夫人は、地所の相続権を持つ親戚の男と娘を結婚させようとしていたが、その計画は頓挫し、夫の死後、娘たちともども路頭に迷うことになるのを憂いているところへ、ベネット氏がなぐさめの?言葉をかける。

この、トボけた皮肉屋のお父さんがいい味を出している。この小説でいちばん好きなキャラクターだ。日本でドラマ化するなら、今なら佐々木蔵之介さんとかかな。ナイツの塙さんと

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そこにアイはあるんか?【代名詞】 I

そこにアイはあるんか?【代名詞】 I

Windows Copilot に画像生成を頼むと、"I'll try to create that' って言う。

それまでのやり取りは全部日本語だったのに、突然ここだけ英語になるのだ。

「なぜ画像生成を頼むと英語でI'll try to create that.って言うの?」

と訊いてみると、

それは特定のタスクを実行する意図を伝えるフレーズなのだそうで、「申し訳ありません。日本語でお答

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ノンオイル海外文学みそ風味【慣用句?】ever breathed(ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

ノンオイル海外文学みそ風味【慣用句?】ever breathed(ジェーン・オースティン『高慢と偏見』)

英文学最高峰の一つとされるマッチング小説より。高慢で嫌われ者のダーシー氏の秘密が、ヒロインの前に小出しにされ始めたらしき場面。

ever breathed を使って「これまでに呼吸をしていた(この世に生を受けた)すべての人間」の中で the best 一番だ、と言ったり、ever had で「これまでの人生で得たすべての友」の中で the truest 一番本物(本当の友だち度ランキング1位?あ

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