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omoutoiukoto
想うこという事。それは僕らがずっと信じている事。世間では恋と言ったり、愛と言うらしい。その気持ちは時間と共に消えてしまうらしい。とても脆く、刺激的で、恋しくて、簡単には手に入らない感情らしい。海は当たり前に広くて、太陽は明るいに決まっていて、それと同じように、僕らは人を愛せるに決まっていて、想えるに決まっている。当たり前に食事をして、睡眠をして、世間的な当たり前と言えば、学校に行ったり働いたり。川
もっとみる今年も夏が来てしまう
夏が来ると苦しくなる。頭が真っ白になる。暑くて頭がおかしくなってしまう。だからか分からないけど、なんでもいい気がしてくる。苦しいのを夏のせいにできる。狂ってるいる今を夏のせいにできる。夏って便利な季節だ。逃げの季節だ。今年の夏も苦しい事から逃げよう、暑さのせいにして乗り切ろう。苦しさは夏風に乗せちゃおう。きっと夏の傷は秋風が包んでくれるし、冬になれば寒くて悴んで、感覚なんてないんだから。大丈夫、き
もっとみる僕は何者にもなれない
何者にもなれない。可愛くて愛嬌のある子。頼りがいのある爽やかな笑顔のアイツ。誰からできたんだろうな。誰の真似をしているんだろうな。僕はいったい誰の真似をしているんだろう。お父さんお母さんの血が流れてる。反面教師にしてる。憧れている人はいない。本を沢山読む。人の思想を取り入れる。僕の中身はね、僕じゃないんだよ。だから僕はね、何者でも無いしなれないんだよ。君はどんな人なの?
君は、誰なの?名前は?優
神様なんかじゃ救えない
僕は感情を表情に出す練習をしていた事がある。きっと皆ないよね、わははは。ニー。高校生の時、親に縛られ過ぎてこの時間に机に行ってこの時間にこの教科、模試で何点とれ、これが終わるまでご飯を食べるな。そんなこんなで笑えなくなっちゃった時期があった。鏡で沢山練習したんだ。でも全然笑えなくて、学校で楽しい話をしてても笑えなくて、僕が居たらつまらなくなるよね、みんな楽しそうだし、そんな罪悪感や後ろめたさで会話
もっとみるおとうさん、おかあさん
僕は早く皆の言う幸せや大丈夫を掴み取りたい。外に出れば同調圧力が蔓延っていて、僕は僕で無くなりそうで、そもそも僕は誰かの考えの集合体なのだが、それを自覚すると狂ってしまうからなるべく考えないようにしている。皆と思考を合わせて自分が死ぬのも嫌だから、そもそも自分がなんなのか分からないが、死ぬ感覚だけはあるから。家に帰れば両親は、勉強や成績の事ばかり、就職の事ばかり。結婚をしたら孫がなんたら、戯言ばか
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