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#登山
鍋割山の鍋焼きうどんは、特別な味だった。
ハァーハァーハァー、
額に汗、腰を手を当てながら登ってくる登山者とすれ違う。
「こんにちはー。」
下山する私は、あいさつをするも、
ハァーハァー、ハァー
と、目であいさつだけして通り過ぎる。
何人も、何人も、次から次に、鍋割山を目指して登ってくる。みんな疲れた表情だ。足元はヨレヨレという人も。
丹沢縦走2日目の私は、
鍋割山の鍋焼きうどんを食べるのが目的の登山だ。泊まった木の又小屋から、塔ノ
丹沢「木の又小屋」はアットホームな山小屋だった。
こちらの続き。
具合の悪いゆりさんを見送った後、
ヤビツ峠から三ノ塔への登山口へ向かう。
朝は少し道路が凍結していたけれど、それも溶けて、快適に歩いて登山口に到着する。
私一人、丹沢縦走登山を楽しんで、
ゆりさんに申し訳ない、と思いながら、
だからこそ、良い写真を撮りながら登ろうと、歩みを進める。
天気は快晴、暑い。
三ノ塔へは、急な登りを登っていく。
ぐんぐん標高が上がり、展望が開ける。
ゆるゆる登山(丹沢大山)
秦野からヤビツ峠へ向かう一番バスは、
平日なのにお立ちが出て満員だ。
バスの出発時間の20分前に着く様に、
早く家を出て良かったと、窓側の席を陣取ってウトウトする。
バスを降りて、みんなトイレへ行って身支度するのを横目に、私がまず向かったのが
ヤビツ峠に1年ちょっと前に出来た山小屋。
朝一番のお客さん、コーヒーを頼む。
大山は、大山阿夫利神社を経て山頂へ向かう登山道がメインだが、
今日は、ヤ
大人の遠足だ〜(立山三山縦走)最終日
おっさん!いびきうるさいんですけどー!
登山の程よい疲れでぐっすり眠れるかと思ったのに、部屋は暑いわ、いびきはうるさいわ、熟睡出来ずにいたら、いつの間にか外が明るい。(山小屋は相部屋です。他の夫婦と4人でした。)
昨日の登山の様子はこちら↓
慌てて飛び起き、
寒くない様に上着を着込み!外へ出る。
立山の後ろから日が登る様だ。
太陽は見えないが、外はもう明るい。立山は太陽を背に受けて、黒々と私
晴れた〜(立山三山縦走)2日目
知識より経験
今回一緒に山を歩くおっさんは、登山歴15年以上、その経験から天気の予報が当たった!
大潮が来ると台風が発生し、それが通過すると高気圧に覆われて、快晴になる。
まさに快晴だ。
こんなすごい景色のところに泊まっていたんだ。目の前には剱岳が、剱の刃先がギザギザとしているところまで、ハッキリと見えるほど、近い位置にそびえている。
東の空がだんだんと明るくなって、素晴らしい山歩きを予感さ
大人の遠足だ〜(立山三山縦走)
2年前、紅葉の立山に感動して、
またこの紅葉の時期にやってきた。
立山は、雄山、大汝山、富士の折立、の三山の総称だ。
前回来た時は、山の大きさに圧倒され、3つの山を回れるか不安になり、雄山だけの登山だった。今回は3つの山を歩く。そして、今回は一人登山ではなく、登山好きのおっさんと。
おっさんとおばさんの山登りだ。
おっさんの長期天気予報が当たり、出発の28日は東京は青空が広がっている。
待ち
しらびそ小屋から天狗岳へ
雨は前日夜だけだったようだ。
5時過ぎに目が覚め、部屋の外を見る。
天狗岳に雲がかかっているが、
雲のない下の方は朝日を浴びてオレンジ色に光っている。モルゲンロートだ。
素晴らしいお天気を予感させる。
しらびそ小屋の朝食はゆっくりで7時から、それまで朝のお散歩だ。
今日もリスは来るかな?とエサ場を除く。
エサを食べに来るウソや、キジバト(この朝はリスは来なかった)眺めていたら、朝食のトース
いつかは行きたい山小屋、北八ヶ岳「しらびそ小屋」
両脇に広がる白樺の林、明るく清々しい八ヶ岳の森。
いつ来ても、気持ちいい。
初めて八ヶ岳に来た時、埼玉や東京との森の違いに驚いた。森が明るい。
それは、関東の杉や檜の常緑樹の森と違って、幹が白っぽい、白樺や、ダケカンバ等の落葉広葉樹が多いからだ。
白樺の林をバスは登山口へと向かう。
登山口は「稲子湯」
硫黄、二酸化炭素含む単純冷鉱泉
温泉が登山口なのだ。
今日は、この稲子湯から、2時間半の
雨、雨、雨の下山の日
薬師沢小屋は、薬師沢と奥の廊下という流れがぶつかって一つになり、黒部川となる場所。
右も左も沢。
夜寝ていても、沢の音が騒がしく聞こえる。
風流という流れではなく、眠れない。
夜、まだ3時前、外は暗くて、沢の音なのか、雨の音なのかわからない。
隣のお兄さんがゴソゴソと、出発の準備をしている。3時、お兄さんは暗い中出発していった。
「すごいなぁ、こんな暗いうちから出かけるんだ。」
朝ごはんを