見出し画像

いつかは行きたい山小屋、北八ヶ岳「しらびそ小屋」

両脇に広がる白樺の林、明るく清々しい八ヶ岳の森。

いつ来ても、気持ちいい。
初めて八ヶ岳に来た時、埼玉や東京との森の違いに驚いた。森が明るい。
それは、関東の杉や檜の常緑樹の森と違って、幹が白っぽい、白樺や、ダケカンバ等の落葉広葉樹が多いからだ。

白樺の林をバスは登山口へと向かう。

登山口は「稲子湯」
硫黄、二酸化炭素含む単純冷鉱泉
温泉が登山口なのだ。

今日は、この稲子湯から、2時間半のハイキング、しらびその森を歩く。
そして、いつか泊まってみたかった「しらびそ小屋」に泊まり、翌日天狗岳に登る予定だ。

まだまだ時間は充分あるので、温泉に浸かる事にした。(下山は違う所を予定していた)

二酸化炭素入りの温泉というのも気になった。シュワシュワした温泉なのかな?
しかし、加温しているお湯は熱めで硫黄の香りがし、湯の花がふわふわと浮いているが、シュワシュワしてない。
熱かったら、源泉を足して、薄めてください。とあるので源泉をひねる。
源泉は飲めるようだ。手にすくって飲んでみる。

「うん、炭酸だー、シュワシュワしてる!」

源泉を足して、程よい湯加減になると、
肌の表面に気泡がつくようになって来た。指先からチリチリと温まっていく感覚が気持ちいい。

森を歩く前に、たくさん汗をかいた。
アイスクリームを食べてクールダウンして、森を歩く。

気持ちいい。

今日は森歩き、と思っていたのだが、
以外と険しい登りが続く。
それもそのはず、しらびそ小屋は標高2000mを超えたところにある。稲子湯から標高500mを上げる、軽〜い登山だ。

食事は電車の移動中、車内で食べたお弁当だけ、「シャリバテ」というやつだ。
お腹が空いて、息が切れフラフラ。

フラフラだけど、綺麗な沢に手を入れ癒されて、景色を楽しみながらタラタラ歩く。

到着。

かわいい

いつかは行きたい山小屋「しらびそ小屋」

みどり池

しらびそ小屋はみどり池の湖畔に建つかわいい山小屋。ご家族で経営されていて、リスと朝ごはんの厚切りトーストが有名なのだ。楽しみ。

宿泊の手続きをしたが、部屋には入らずみどり池の前でご飯にした。
この景色の中でご飯にしたい。この景色の中にいたい。

正面に見える山が天狗岳、登ります。
ビーフン作ります。
よなよなビールとビーフン

食事をしている途中、
リスがチョロチョロと餌を食べに来ていた。鳥もたくさん、かわいい。白雪姫の世界みたいだ。

お腹が満たされてきたら、汗で濡れたウェアで体が冷えて来た。
部屋に行って着替えて、コーヒー飲もう。

と、着替えが終わって部屋から外を見ると、

「え!雨☂️」

いつの間にか、ザーザーの雨になっていた。雨の前に外でご飯が出来て良かった。
自宅を朝早く出て来たので、眠い。夕食まで部屋で一眠りする事にした。

そうそう、この日の宿泊は私一人だった。貸し切り〜。

それよりこの雨、明日の登山はどうなる?

つづく

ウソ

この記事が参加している募集

#泊まってよかった宿

2,709件

#アウトドアをたのしむ

10,497件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?