マガジンのカバー画像

読書記録

27
これまで読んだ本たちです📚
運営しているクリエイター

#推薦図書

人間って何だろう

人間って何だろう

私には欲しい物がたくさんあります。足りないものもたくさんあります。可愛い洋服もコスメも、もっと集めたい👗 文章力だって欲しいし、マネジメント力、時間を効率よく使える能力だって欲しい。

でもそれら全てが手に入ったとして、私は本当に幸せになれるのでしょうか。足りないものがあるからこそ足掻いて、辛いこともあって、でもその刺激が幸せでもあって。完璧な人なんていないし、完璧じゃないからこそ人間なのではな

もっとみる
〈大学1年生〉今の私を形成している本

〈大学1年生〉今の私を形成している本

はじめまして。大学1年生のこうのさきと申します。

読書が好きで、月に10冊程度読んでいます。そこで自分が読んだ本を紹介できたらいいなと思い、noteを始めることにしました。

温かく見守っていただけると嬉しいです☺️ よろしくお願いいたします。

それでは自己紹介がてら、今の私を形作っている本たちを紹介します。どれも繰り返し読み、考え方のもとになっているものです。

それでははじめます。

では

もっとみる
阪急電車が運ぶ想い

阪急電車が運ぶ想い

こんにちは。こうのさきです。

最近肌寒くなり、読書の秋の到来を感じる今日この頃です🍁 電車に揺られながら読書、というのもまた一興ですね。

今回はそんな電車にまつわる本を紹介します。たまたま乗り合わせた人々の人生が少しずつ重なり、彼らのドラマを築いてゆきます。そして人数分のドラマを乗せた電車は決まった線路を走り続けるのです。

そんな本がこちら。

阪急列車 / 有川浩

こちらの本の目次には

もっとみる
カミツレティーと図書館戦争と

カミツレティーと図書館戦争と

こんにちは。大学1年生のこうのさきです。

私の人生で最も読んだ小説「図書館戦争」シリーズについて1冊ずつ語っていきたいと思います📚 この小説での恋の鍵を握るカミツレティー。そんな紅茶を飲みながら綴っていきます。最後まで読んでいただけると嬉しいです。

では1作目。「図書館戦争」

公序良俗を乱す言葉を取り締まるメディア良化法。そんな法律から本を守ために発足した図書隊のお話です。無鉄砲で考えたら

もっとみる
この本を夜中に読んではいけません

この本を夜中に読んではいけません

こんにちは。こうのさきです。

現在大学1年生の私は読書が大好きで、月に10冊ほど読んでいます📚 読書の秋、そして食欲の秋ということもあり、食べ物に関連する本に興味をもち始めた今日この頃です。

そんな私が今日紹介する本はこちら。

BUTTER / 柚月麻子

そうです。この本はタイトルの通り、バターが使われた料理がたくさん登場するのです。綴られているバターの香りや旨味、そしてコクまで伝わって

もっとみる
フランス人は10着しか服を持たない

フランス人は10着しか服を持たない

こんにちは。大学1年生のこうのさきです。

私は今フランス語を勉強しており、いつかフランスに行ってみたいなと考えています🇫🇷 今回はフランス文化に関連する本を紹介しようと思います。

それではこちら。

フランス人は10着しか服を持たない / ジェニファー・L・スコット

この記事のタイトル通りですね。これはフランスにホームステイに行った著者の体験を元に綴られた本です。フランス人ならではの考え

もっとみる

全国に旅したくなる、そんな小説です

おはようございます🌞 こうのさきです。

コロナで旅ができない今、気分だけでも全国を巡ってみませんか。

今回そんな素敵な小説を紹介したいと思います。

47都道府県 女ひとりで行ってみよう / 益田ミリ

このタイトルと、ゆるっとしたイラストに惹かれて購入しました🛍

するとこの本の面白いこと... 作者の気負いすぎない綴り方に、クスッと笑ってしまう部分もありました。

日本には47都道府県

もっとみる
〜砂漠〜 伊坂幸太郎が綴る青春

〜砂漠〜 伊坂幸太郎が綴る青春

こんにちは。こうのさきです🌼

先日初めて伊坂幸太郎さんの本を読みました。ミステリー作家だと思っていたものの、今回読んだ「砂漠」はどこか身近で、どこか非現実的で引き込まれる青春小説でした。

それでは今日はそんな本を紹介したいと思います。

砂漠 / 伊坂幸太郎

これは大学生5人組を中心としたお話です。

大学1年生の春、彼らは飲み会で出会います。

周りを俯瞰する鳥瞰型の北村に、行動力のある

もっとみる
嫌いだった沖縄が、奇跡を生む

嫌いだった沖縄が、奇跡を生む

こんにちは。こうのさきです。

今回は沖縄を舞台にした小説を紹介しようと思います。家族との思い出の場所を巡り、そして過去も巡っていく、不思議で素敵な作品です🌺

それでは始めます。

アンマーとぼくら / 有川ひろ

これは母と出かけるために里帰りしたリョウのお話です。その母とは実は血が繋がっておらず、実の母の死後、父が再婚した相手だったのです。

リョウが小学4年生の頃、彼は実の母を亡くしまし

もっとみる
これは音楽物語でありミステリーです

これは音楽物語でありミステリーです

こんにちは。こうのさきです🌱

ただいま私はラフマニノフの名曲メドレーを聴きながらこの記事を書いています。というのも、今回紹介する本にはラフマニノフが大きく関わっているからです。

それでは今日も本の紹介を始めていきます。

おやすみラフマニノフ / 中山七里

ここは多くのメロディが行き交う音学校。学長は国内屈指のピアニスト。そこである日突然時価2億円のチェロ、ストラディバリウスが姿を消しまし

もっとみる
もし自分の人生に値段がつくとしたら、あなたは寿命を売りますか?

もし自分の人生に値段がつくとしたら、あなたは寿命を売りますか?

こんにちは🌞 こうのさきです。

突然ですがこんなことを考えたことはありませんか?

「人間の命」は、実際の金額にすると、いくらくらいのものだと思っていますか?

サラリーマンの平均的な生涯賃金は2〜3億円ほどだとすると、普通の人の価値はそれくらいでしょうか? それともこのような答えにたどり着くかもしれません。

人の命に値段なんてつけられない。

私も正直そう考えました。しかしこの小説では違い

もっとみる