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多事争論

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自転車旅行と家庭農園”以外”に関するオピニオンです。学童保育や活動資金調達に関することはここに投稿します。
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#note大学

飲食への労力を考える多事争論

飲食への労力を考える多事争論

少し前にラーメンの価格について少し話題になっていました。「日本のラーメンは安すぎる2000円の価値がある。」とか「2000円では高くて庶民はラーメンが食べられなくなる。」など議論をにぎわせていました。

供給側の論理、需要側の論理あると思います。実際に作って体感しなくては判らないだろうと思い、ラーメンを作ってみます。いつもの通りレシピは無視して作ります。

冷凍の豚骨を取り出しました。まずは水道水

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ペット税や免許を考える多事争論2

ペット税や免許を考える多事争論2

ペット税や免許を考える多事争論1の続きです。前回、ペット税について触れたので、この投稿では免許について触れて見ます。

免許とは一般には禁止または制限されている行為を,行政官庁が特定の場合に特定の人だけに許すことです。許可が得られた人には免許証が発行されます。運転免許証とか危険物取扱などがそうですね。動物飼育に免許制を導入するのは猛禽類なら危険性があることからまだわかりますが、一般的に危害の少ない

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ペット税や免許を考える多事争論(1)

ペット税や免許を考える多事争論(1)

動物の飼育に関するニュースは度々世間をにぎわせます。多頭飼育崩壊であったり、動物への虐待であったり、生体販売業者の問題であったりと報道されるたびにSNS等で意見が飛び交い、ドイツのようにペットに税金をかけて動物保護に役立てようとか免許制にして免許を持たない者には飼育をさせるな等社会の構造変化を伴う意見も散見されます。今回は税や免許について考えます。

ペット飼育に関して税金をかけた場合にどのような

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小岩井6Pチーズ

小岩井6Pチーズ

外国のチーズには生産されている地方がチーズの名前になっている例が多いです。日本では明治乳業や雪印メグミルクなど大企業による乳製品の生産が盛んで、スーパーに並んでいます。それ以外にスーパーで色々見て回ると良くみる地域ブランド名があります。まずは北海道の「十勝」です。

北海道の道東地方は乳牛の飼育が盛んで牛乳の生産量が多いことは言うまでもありません。

日本の生乳生産量の半分は北海道が支えています。

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自分が目指したい社会のビジョン・理念

自分が目指したい社会のビジョン・理念

自分も取り組んでみたい記事を見つけました。それに倣って自分が理想とする社会について普段あまり考えないことを書いてみました。

自分の経歴として組織に所属して市民活動を行ってきたため、他から与えられたビジョンや理念を基にミッション(行動指針)を組み立てて行動することが多かったと振り返ります。

個人的な目標や行動指針はありますが、政治家みたいに広く世間に実現したい理念や世界像があるのかと聞かれたらな

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市民活動 変化に対応する危機管理

市民活動 変化に対応する危機管理

以下に取り上げるこんなニュースがあります。何度見たことだろうとは思いますが、動物保護団体が経営破綻したり、アニマルホルダーと化したりして途方にくれてしまう事態です。個人で活動して多頭飼育崩壊を招く事例も頻繁ではありませんが幾度となく見聞します。

普通の企業や活動団体であれば新聞報道沙汰が発生した場合、他山の石とせず同様の事例がないか点検するものです。結果に応じて必要とする対策を講じます。いわゆる

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哲学試論 新説「冬は必ず春となる」

哲学試論 新説「冬は必ず春となる」

哲学的に書いてみたの3回目です。よく使われる冒頭のことわざはじっとしていれば絶対いいことがある。つらいことは永遠には(長くは)続かないという意味で使用されることが多いように感じます。良いことが待ち受けている「春」を焦点に置かれています。しかし、本来の意味は別にあるような気がしてなりません。

(ことわざの出典)

「冬は必ず春となる」言葉は単発で出てくる言葉ではありません。この言葉が文献で最古に出

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市民活動 会計担当者の実務は肝心要

市民活動 会計担当者の実務は肝心要

東京都が支出したある団体への補助金について、支出が適正であったかという議論が起こっています。内容の是非はさておき、市民活動をするにあたって会計を明確化し、関係する証憑を全て保管しておくことは会計担当者として基本中の基本であります。ただし、会計業務はかなりの負担になります。事務処理能力がないとおざなりになってしまい、いざ会計監査で不備を指摘される団体もすくなくありません。指摘を受けることは信頼をなく

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哲学試論 困難や支障をむしろ喜ぶ思考

哲学試論 困難や支障をむしろ喜ぶ思考

哲学的に書いてみたオピニオンの第二段です。三障四魔という言葉を取り上げて見ます。人が目標に向けて歩みを進める時にそれを妨げる様を表しています。もともとは仏教用語で本来の意味を説明すると以下になります。

三障(妨げる働き)
 ・煩悩障(貪り、瞋り、癡か等の煩悩が発生すること)
 ・業障(妻子や友人による妨害が発生すること)
 ・報障(父母、上司など目上の者による妨害が発生すること)
四魔(苦悩させ

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試論チーズ大好き!amour du fromage

試論チーズ大好き!amour du fromage

最近よくチーズを購入します。昔からチーズは好きでよく食べていました。
名古屋の高島屋で間もなく開かれるイベントアムール・ドゥ・ショコラ(ショコラ大好き)にちなんでアムール・ドゥ・フロマージュ(チーズ大好き)みたいなことを書きたいと思います。

毎日の通勤でJRと地下鉄を利用します。乗換駅である金山総合駅には総合食品店がたくさんあります。イオン、成城石井がそうです。そのほか地下鉄改札出てすぐの場所に

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複業時代のサラリーマン市民活動論

複業時代のサラリーマン市民活動論

市民活動のイメージには様々あると思いますが、地域に根差すものと特定の課題を解決するものと別れるかと思います。
・地域活動→地域のおまつり、町内会、商工会。サラリーマン家庭はお客様
・特定課題→NPO法人、市民活動センター。関心がないとなじみが薄い
いずれにしても強い興味を示さないと入って活動を行うには障壁があると思います。

この投稿はこれまで市民活動に関する記事をいくつか投稿してきましたが、それ

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活動論 理念と行動指針を考える

活動論 理念と行動指針を考える

これまでに青年会議所活動や学童保育など様々な市民活動を経験してきました。これまでの経験を通じて感じたこととして、活動に必要な理念や行動指針について私見を書いていきます。

(定義の説明)

団体として活動する場合は活動に対する理念があります。青年会議所では『明るい豊かな社会』の理想を実現することです。私が活動していた当時はJC宣言や綱領でそのことを謳っていました。
学童保育でも児童福祉法第6条の3

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活動論 繋がりをつくり想いを実現する

活動論 繋がりをつくり想いを実現する

市民活動団体がイベントを行う際には自団体だけでなく、他団体とコラボしたり、協力を依頼したり、実行委員会を立ち上げたりすることがあります。

自分が実現したいことがある場合は周りをうまく巻き込んでいくしかありません。ここでは過去に青年会議所や本業で取り組んだ事例2つを紹介します。

2013年8月富士登山

青年会議所時代に夏休みこども企画として富士登山を行いました。この手のイベントは子どもたちに人

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活動論 老後に活きるスキルを考える

活動論 老後に活きるスキルを考える

一般に老後問題というと2019年に金融庁が発表した報告に基づく「老後2000万円問題」が真っ先に挙げられますが、老後に考えなければいけない問題には老後の”居場所”もあるでしょう。

人生で培ってきたスキルを活かして、次の活躍の場をどう生きるか。寿命が延びリタイヤからの時間が長くなるほど生き方が問われてきます。

リタイヤとなれば生活における仕事の割合は減少します。子どもは独立しているでしょうし、家

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