まだ見ぬ景色は数知れず。
■2024年GDP成長率を上方修正。
・最近のニュース、「世界銀行(WB)は製造業の輸出活動、観光、消費、投資回復等でベトナム2024年GDP成長率予想+5.5%から+6.1%に上方修正」。
・また同機関は「2025〜2026年のGDP成長率はともに+6.5%となる見通し」を予測する。
■専門家の見解。
・同機関の上級経済専門家曰く「ベトナムは経済成長を後押しするために公共投資を加速すべき。銀行の自己資本比率向上、民間投資を呼び込むためのインフラ整備、世界経済への統合強化も進める必要がある」との見解を示した。
・上述の公共投資の加速、インフラ整備は大分昔からベトナムに求められてきた事項だが、いまだに同じ言葉が述べられるという事は、思ったように物事が進みにくい環境である事も窺える。
■車窓からベトナムの景色を楽しむ。
・余談、私がベトナムに暮らす中で楽しみのひとつが公共交通/主にバスに乗って車窓からベトナムの景色を楽しみ、知らない街を散策する事なのだが、もし電車やメトロが発達していたら「今日は電車で知らない土地に行ってみよう」と思えるだろう。
・また、初めて歩く小径や通りで予期せず見つけるカフェでその土地の人々と二、三言葉を交わす。バスにプラス電車移動が加われば今迄ないエリアを楽しめる。私は電車賃、カフェ代、食事等を支払い、今後その土地を再訪するかもしれない。
・公共投資が加速すれば交通インフラも更に整い上述のようにフラッと散歩する事が可能になり、今まで立ち寄る機会のなかったエリアへ人々が行き来する流れが生まれる。私は少し先のそんな未来を期待している。