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国で異なるビールの乾杯方法。

■世界のビール消費量。
・最近のベトナムNEWS(2023年12月22日付)、「2022年の世界ビール消費量、ベトナムが世界7位、日本10位に後退、中国首位」。
・22年世界のビール消費量はコロナ禍から回復傾向にあり前年比+2.9%増1億9210万キロリットル(kl)となり、「東京ドームをジョッキに見立てて約155杯分に相当する」そうだ。22年の数値はコロナ禍前2019年比でも+1.0%の増加となっている。

■キリンホールディングス発表データ。
・上述のデータはキリンホールディングス発表、『2022年における世界主要国のビール消費量に関するレポート』による。ちなみにこのデータは、「世界各国のビール協会などに対して独自に実施したアンケート調査と最新の海外資料に基づき、世界170か国・地域における2022年のビール消費量をまとめたもの。この調査は1975年分から統計を開始している」との事。
・ベトナムのビール消費量は前年比+27.0%増528万kl(前年9位415万9000kl)と2ランクアップした。
・国別上位10ヵ国・地域のうち米国(前年比▲4.2%減/2037万8000kl)、ロシア(同▲4.9%減/849万7000kl)、英国(同▲0.4%減/458万7000kl)の3ヵ国が減少傾向。また、コロナ禍前2019年比では米国(19年比▲14.4%減)、ドイツ(同▲4.1%減)、英国(同▲2.7%減)、日本(同▲11.8%減)がマイナスで着地している。

◾️乾杯せずに飲んでは行けない。
・ちなみに国別一人当たりビール消費量ではチェコが188.5リットルで、1993年から30年連続で1位となっている。これは国民ひとりが365日毎日515ccのビールを飲む計算になる。
・余談、ベトナム人とビールを飲む機会は多いが、飲み方は日本とは異なる。日本は飲む前に乾杯をしてその後は自らのタイミングでビールを飲む。
・しかし、ベトナム人は最初の乾杯だけではなく、誰かがグラスを持つ度乾杯するルールがあるため一回の食事会に何度も何度も乾杯をしなくてはいけない。最初以外、日本では乾杯せずに飲む事は普通だが、ベトナムで同じ事をすれば失礼に当たる。国毎にビールの消費量も飲み方も味も異なり異文化を感じられ世界の広さと面白さを改めて本報道に見る。

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