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#芸術

「死ぬまで写真への愛と尊敬を胸に生き続けていくつもりである。」細江英公

「死ぬまで写真への愛と尊敬を胸に生き続けていくつもりである。」細江英公

細江英公の写真を初めて生で見た時、“鎌鼬#8” の前で立ち尽くしていました。

自分が放心しているその理屈は理解できずとも、
生々しく銀の浮き出した写真の前で私は心底驚き、畏怖し、法悦し、なぜか安堵していました。

それからしばらくは夢中で細江英公と土方巽の作品を追いかけ、周りからは細江英公ファンだね、土方巽ファンだね、または写真好きなんだね、暗黒舞踏好きなんだね、と言われたりもしましたが、勿論そ

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本当の若さということに、短歌レッスン中に気づかされる。

本当の若さということに、短歌レッスン中に気づかされる。

どんなことであっても、表現してみて、批評されてみることで、初めて発見する自分自身、ということがある。そうして頭で解釈しただけだったものが、それによって、ようやくはっきり腑に落ちてくる、ということがある。
人はそのように、人との関係性のうちに初めて自分自身を知っていく。この「縁起」によって、人は初めて自分自身を見ることができる。

春から月イチのペースで短歌レッスンを受け始めた。
今月も頭に汗して何

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永沢碧衣『山衣をほどく』、そして石田徹也。

永沢碧衣『山衣をほどく』、そして石田徹也。

永沢碧衣さんの『山衣をほどく』がVOCA賞大賞を受賞され、複数のメディアに取り上げられました。それを見た時に、パッと想起したものがあります。石田徹也です。

永沢さんご自身にその意図は全く無いと思いますし、これはリファレンスとか参照とかそういう読みとしてではなく、あくまでも作品『山衣をほどく』のみから、私個人がただ単純に連想したものです。
構図というのか、そこにあるものと一体化している状態が、そう

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アーティストとは誰なのか?

アーティストとは誰なのか?

この世界というものは常に移り変わってゆきます。これまでもそうだったし、これからもそうです。

しかし私たちは、日常の雑事に追われて、或いは日常が平々凡々とし過ぎる (と思い込んでいる) ために、世界が変化している事になかなか気づきませんが、本当は、この瞬間も移ろっていく最中なのです。
そして後になって、過ぎ去ってみてからようやく振り返って、「時代」という概念を尺度にしたりしながら、この世界が既に変

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嘘も本音を隠す事もない場所──インスタレーション芸術の空間に佇む時に。

嘘も本音を隠す事もない場所──インスタレーション芸術の空間に佇む時に。

人間は、思ってもいない事を言う生き物ですね。

好きでもないのに好きなふうを装ったり、嫌いなのに渋々付き合っていたり。
「私、信じてるからね!」って強調する時は大概、もう信じられなくなっている時です(笑)。

そうは言っても、何となくにもそういう事を積み重ねて、この集団生活やら社会生活というものを、つつがなく送ることができているわけですね。
人間とはよくできたものだと思います。

私は残念ながら幼

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秋田の美術をアーカイヴしていく、、、

秋田の美術をアーカイヴしていく、、、

ぼんやりと疑問に思うことがありまして、

端的に言うと、

50年後100年後に秋田に住んでいる人や秋田に来た人が、

90年代以降の秋田の美術をどこに行ったら観られますか?

ということなんです。

現代美術の醍醐味は、当たり前のことですが、同時代に作品が生み出されるさまを、作家の有りようを、まのあたりにできることですし、また今の時代は、鑑賞者個々人の多様なスタイルでもって、解釈も関わりもできる

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では、秋田の美術とは何でしょうか、、、

では、秋田の美術とは何でしょうか、、、

前回の続きです。

では「秋田の美術」とは何でしょうね、、、正解はないのかもしれませんけれど。

作家が秋田に住んでいる、秋田出身である、ということにとどまらず、

秋田に暮らす私たちの価値観の発見とか、その変容体験が、秋田で展開された時、そういったものが「秋田の美術」といえる、と私はイメージしています。

今、価値観が大きく変容していく時代のただ中にいます。そんな中で、2005年にはココラボラト

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アートって何ですか?

アートって何ですか?

3年くらい前でしょうか、私は会う人たちに「アートって何ですか」としきりに聞いていました。ちょっと悩んでいて (ま、今も悩んでいる最中だし、たぶん今後も悩むのでしょうけど) 、えーい、いっそインタビューだ、という気持ちでした。

答えてくれた人たちの表現する「アートとは」は、予想以上に多様なものでした。そのひとつひとつの言葉は大切な私の財産としてずっと胸に抱いています。

…照れくさいことを言います

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