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掃き溜めコインランドリー

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三十路手前の不安定男の回顧録です。 投稿して昇華できれば嬉しいZE。
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#エッセイ

披露宴に出た所感②

披露宴に出た所感②

 すごく景観が良い所に我々は案内されていた。結婚式が終わった後の皆が並んでできた道を新郎新婦が歩き全身ピンクの妖精と化した友人がなぜかクロークに預けなかったでかいリュック(ピンクのタイツが入っていたから預けなかったらしい)を隣で僕が持っている事で「タレントとマネージャーみたい〜」と少し盛り上がった後で、我々はまた別の場所に案内された。ピンクの友人はもう普通の格好に戻っていた。「あれ以上やるとしつこ

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披露宴に出た所感①

披露宴に出た所感①

天国と地獄とはこういう事なのだろうか。
 以前この某記録に友人のスピーチについてぐだぐだ書いたがその後の話を追記したいと思う。

 結果的にスピーチの内容自体は満足してもらえた。ただそこに至るまでの過程とその後に関しては地獄だった。

 午前10時30分僕はみなとみらいの駅にいた。友人の結婚式はみなとみらい駅から徒歩10分ほどで到着するホテルにて行われる事になっていた。電車の中では当日の明け方に完

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スピーチ

 結婚式友人代表スピーチを頼まれた。

 実際頼まれたのは2ヶ月くらい前なのだがまあいつものように直前まで放っておいたギリギリHEROを崇拝している僕です。

 結婚式は今月の下旬にあるためいよいよ焦ってきた。そもそも結婚式のスピーチなんてスベるために用意された場だ。

 過去何度か結婚式に参列したが素晴らしいスピーチ的なものや涙ちょちょぎれスピーチに出会した事がない。まあ当事者でもないという事も

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白tシャツ

 白tシャツを着たい。読者の皆さんは勝手に着ろよと思われるだろう。そんなベタな回答と書き出しはここまでにします。
 
今年も相変わらずの極夏が始まった。割と家にこもって仕事をする頻度が高い僕ですが、ちょこちょこ外に出て仕事をする時がある。だいたい打ち合わせか撮影なのだが結構な割合で白いtシャツを着ている。羨ましい。僕も着てみたい。でも着れない。なぜかハードルが高い。
 何だろう、着ている人たちが爽

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ルーローハン

ルーローハン

ルーローハン!ルーローハン!ルーローハン!
とにかくルーローハンが食べたくなっていた。

打ち合わせに行く最中もルーローハンの事ばかり。
打ち合わせ中もルーローハンの事ばかり。
打ち合わせからお店に向かう時もルーローハンの事ばかり。

取り憑かれていたのではないだろうか。

僕が取り憑かれていたようにルーローハンを食べたくなったのは、
TVで台湾特集が放送されていたからである。

店に向かう途中で

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左乳首

左乳首

 断じて下ネタではない。先に断りを入れておく。
ものすごく左乳首が痒い。とにかく痒い。ポリポリ掻いている。何事も集中できない。
風呂も普通に入っているし、清潔にはしているつもりなんだけれど。
乾燥のせいだろうか。そろそろそんな季節でもないような気がするが、、
とにかく痒い、マジで先っちょ取れるんじゃないかとひやひやしてるが意外とそれはないようだ。
こいゆう生理現象に関しては昔から自己流の乗り越え方

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腹痛

腹痛

 お腹がぶち壊れた。久々にゲリPである。こんな時、転職して良かったなとつくづく思う。基本的に在宅で籠っての仕事がメインなので自由にトイレにいける。
 以前の職場だとそんなわけにはいかなかった。こんなお腹の状態だと仕事に外に出るのではなく、いかにトイレができる場所をスムーズに探すかの旅になってしまう事だろう。

 個人的には用を足す時間は嫌いじゃない、むしろ好きな方である。本当にベタだが唯一何も考え

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映画

映画

 最初に映画にハマったのはいつだろう。記憶の棚卸し的なことをやってみたいと思った。僕はいくつかの趣味がある。映画・お笑い・ボクシング(見るだけ)・キャンプ・サウナ←Newでほぼ僕の体は構成されている。中でも映画は古参中の古参である。
 
 テレビから動けなくなったのはスターウォーズを見た時だった。衝撃だった。壮大なスペースオペラにどっぷり浸かった。それからというもの映画を見始めた記憶がある。幼稚園

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下

 たまには下を向くのも必要なのかもしれない。移動手段が車から自転車に変わってからというもの横断歩道等で見知らぬ人が隣にいるというシチュエーションが増えた。

 別に何か人がいて困る事などないし、その状況に苦痛を覚えるタイプでもない。先日横断歩道で信号待ちをしていた時、自転車に乗っている僕の隣にベビーカーを押したお父さんが来た。僕はそれなりに気がきく方なので、特に目線は向けていないがベビーカーの気配

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優しさ

優しさ

 優しさというのはある意味凶器なのだろうか。自分の中での優しさとは文字通り基本的には怒らないというスタンスとあえて嫌な事でも確信をついて話し正そうとするスタンスのハイブリッドが理想型である。
 しかし、世の中とは捻れているもので人々は優しい人を求める傾向にあるのだが優しさによりモンスターを生み出してしまう例がいくつも存在しているのを皆さんはご存知だろうか。

 また新宿に来ている、大学の後輩と飯を

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後輩①

後輩①

 狂気を目の前で感じた事はりますか?

 人に自慢出来ることがあるかと言われると一つだけ思い当たる事がある。それは友人等々に恵まれている事でる。青春時代は恋愛そっちのけで、というか、土俵に上がる事ができなかっただけであるが、友人と遊び呆けていた。身内の見解だからなのかもしれないが僕の友人は個性的で面白い人が多いと自慢出来る。ある時、人に言われた事が今でも記憶に残っているが、「佐田はゲテモノを引きつ

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ゴジラ

ゴジラ

 ゴジラ対ヘドラを見た。ゴジラ・フェス2021が開催され、完全新作で配信されていた。以前も記載したと思うが僕はゴジラというか特撮怪獣系の映画が好きで幼少期は一人でゴジラごっこをしていたほどなのである。
 ゴジラの怪獣は様々な災害や公害がモデルになっていると聞いたことがある。例えば、今回の新作に登場したヘドラなんかは名前の通り産業排水等の汚水が基になって生まれた怪獣である。旧ゴジラ対ヘドロのヘドロの

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自転車

自転車

 久しぶりのライドオンである。群馬から出戻った為、車を使用しなくなった。当たり前のように毎日乗り回していた車を下取りに出し、新たにクロスバイクを手に入れた。

 自転車に関しては母より注意を受けた。僕はどうやら自転車の取り扱いが下手らしい。思い返してみれば実家にいた学生時代に何台自転車を買い直したことだろう。パンクは当たり前、タイヤの空気キャップが盗まれたり、前のカゴにロケット花火を取り付け、マッ

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送別会

送別会

 僕は名残惜しいのは好きじゃない。おそらくだが実家が転勤族であり、子供の頃2度程引っ越しを経験した事が影響しているのではないかと思う。

 引越しの内訳としては、幼稚園の途中で一回、小学校の途中で一回であった。とてつもないくらい寂しかった事はいまでも鮮明に覚えている。現代では、小学生でさえ携帯電話を持っている時代だし、連絡先を交換しておけば海外に行ったってやりとりを行えるが、僕の子供の頃はまだまだ

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