- 運営しているクリエイター
#映画
『花束みたいな恋をした』を観ても、まったく胸が苦しくならなかった
遅ればせながら『花束みたいな恋をした』を観た。
周りの人から早く観てほしいと言われていた作品で、過去の恋愛を思い出すとか、恋愛と結婚は違うとか、観ていて胸が苦しくなるとか。以前からいろんな感想を聞いていた。
お互いに終電を逃して、運命的な出会いをした麦(菅田将暉)と絹(有村架純)。サブカル好きという共通点を発見し、徐々に2人の仲が縮まっていく。絹の部屋に入ってすぐに麦が「ほぼうちの本棚じゃん」
【愛がなんだ】「幸せになりたいっすね」から考える幸せの定義
「幸せになりたいっすね」
映画『愛がなんだ』でナカハラが言った台詞である。以前『愛がなんだ』のテルコにまったく共感できないという記事を書いた。
この記事を書いてから1年近くが経ったが、やっぱりテルコの気持ちはわからないままだ。でも、なぜかナカハラの「幸せになりたいっすね」はずっと胸に残っていて、学生時代に同じ台詞をよく言っていたことを思い出した。
自分が不幸あるいは疲れているときは、他人の幸
かけがえのない1日を丁寧に生きることの大切さは全部「アバウトタイム」が教えてくれた
いつかの過去を思い出して、あのときああしていれば、もう一度やり直せるならなんてありもしないもしもを考えてしまう人は多いだろう。もう2度と過去には戻れやしないのに、過去にばかり目を向けて、過去の思い出をずっと思い出している。2度と戻らない過去を思い出してしまうあの現象を、誰かが勝手に「後悔」と名付けた。
過去に後悔を馳せるたびに、観たいと思ってしまう映画がある。その映画の名前は「アバウトタイム」だ