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ヤングケアラー〜子供の将来を奪わない介護の備えとは〜

過去記事では「介護」についついくつか記事を
記載しました。


本日は「介護」の担い手となる方について
考えたいと思います。

介護となる方については結構ご高齢の方が
多いというイメージかと思います。

しかし、介護を担う方はどうでしょう?

同年齢の配偶者による「老老介護」であったり、
40,50代の子供による介護の場合もありますよね。

しかし、最近取り上げられているのが、

「ヤングケアラー」という存在です。

ヤングケアラーとは家族の介護を行なっている
18歳未満の未成年のことです。

あまり18歳未満のの子供が介護を行なっている
ということは耳にしないかもしれませんが、
2017年の就業構造基本調査では15〜29歳で
約21万人ほどいると言われています。

これは高校生20人に1人の確率です。
40人規模のクラスであればクラスに2人は
ヤングケアラーがいるかもしれないということ
になります。

学業や部活動、友人との交流などが介護によって
学生らしい生活を送れていない子供が全国には
一定いるということをぜひ理解いただきたいと
思います。

例えば、どういった状態があるのでしょう。

出典:一般社団法人日本ケアラー連盟

このように、

・障害のある家族に代わり家事を行うこと
・幼い弟妹の世話をすること
・お金不足により学業に取り組めず働くこと
・アル中の親の対応 など

様々なケースでヤングケアラーとなる子供たち
が増えています。

ご高齢者の介護はもちろんですが、家計事情
によるものや、病気等により若い親の介護を
するという子供もいます。


何が正解ということはありませんが、一般的に
子供は子供らしく学校に行って勉強をして、
たくさんの友達を作り有意義に学校生活を送り
少しずつ成長していくものだと思います。

しかし、それが様々な事情により「介護」が
生活の中心となってしまい、子供らしい生活を
送ることができていない子がいるのです。


では、こういったヤングケアラーを出さないため
にもどういった備えが必要となりますでしょうか。


資産形成で万が一の介護のために「貯蓄」をして
いくことがまず1つあります。

何かあればこのお金で「家事代行サービス」や
「介護施設」の利用をして、子供には介護を
させないということです。

しかし、この貯蓄では「今」介護が発生した
場合に十分な資金が貯蓄されている可能性が
低いため、備えとして完璧ではありません。

そこで活用していきたいものぎ民間保険会社の
介護保険です。


介護保険であれば所定の介護状態や障害状態
などで給付金を受け取ることが可能です。

その給付金を活用して、子供への介護負担を
軽減するというものです。

親としての1番の願いは子供がすくすく成長
して、立派に社会に旅立ち自立することだと
思います。


万が一ご自身の介護等でその子供の夢や将来
が断たれれるとなればどうでしょう。

これほど親として悲しい現実はないと思います。

そのため、ご高齢の方だけではなく、若い方
でもしっかり介護や働けないときのリスクに
「今」から備えることが大切です。

ぜひご相談ください。

それでは。

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