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仕事のこと

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2021年3月の記事一覧

春、別れの季節

春、別れの季節

今日は、03月31日です。今日で2020年度が終わります。明日から新しい年度の始まりです。年度が変わるということで、異動、退職、定年があり、今週はそのあいさつが続いています。

異動される方にあいさつあいさつは、この状況なのでZoomや電話、メールがほとんどです。しかし、中にはどうしてもお会いしたい人もいます。昨日、ほんの少しだけ会いに行って来ました。その方は、隣の区に異動します。

隣の区に異動

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第三者の目を意識する

第三者の目を意識する

第三者の目を意識するということは、だいじなことです。第三者の目がないと閉鎖的になります。また第三者の目がないと安堵感が生まれて自己流が増えます。危険です。

昨日、区内の社会福祉法人の集まり(Zoom)がありました。そこで、コロナ禍により家族が事業所(施設)の中に入れなくなっているという話がありました。同様に、ボランティアも入らなくなっています。外部からの入室を断っています。

支援者の本音私は、

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一本の桜、最後の桜

一本の桜、最後の桜

桜の季節になると思い出すことがあります。

私がまだ支援の現場にいたころのことです。毎年、桜が咲くとみんなでお弁当を作って、近くの柏尾川にお花見に行きました。下の写真は20年前の柏尾川沿いの桜です。この桜の下でお花見をしていました。

自然体なじいちゃんとの出会い私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。今は、理事長です。写真のころはまだ現場の支援者でした。そのころ、利用者の一人

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春のダイヤ改正が怖い

春のダイヤ改正が怖い

春のダイヤ改正の時期です。私の長女が、以前に使っていたバス路線が廃止になると話をしていました。その路線は、長女が高校に通うのに使っていた路線で、もし在学中にその路線が廃止になっていたら大変のことになっていました。また、私の仕事にもダイヤ改正が大きく影響することがあります。

バスのダイヤ改正が影響すること私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。私の経営する社会福祉法人には、日中

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将来の住まいを支援する

将来の住まいを支援する

年度末ということで、会議では一年をふりかえる議題が多くあります。来週、出席を依頼されている会議のテーマに「この一年、自分の支援をふりかえって有効だった支援、有効ではなかった支援」というのがあります。そこで私も利用者へのかかわり方をふりかえってみました。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。主たる業務は理事長業務です。ほかにも相談業務を中心に、直接支援にもかかわります。

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PCR検査を受ける

PCR検査を受ける

今日、3回目のPCR検査の検体を提出いたしました。神奈川県からの通達で、入所支援をしている事業所の従事者には無料で3回までPCR検査ができるというものです。結果がでるまでの2日間は、ドキドキです。

グループホームの不安私は、障がいのある人が利用する事業所を経営しています。その事業所の中にグループホームといい、障がいのある人と支援者が一緒に共同生活をする場所があります。そこが入所支援にあたります。

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たまにはスマホの電源を切ってみよう

たまにはスマホの電源を切ってみよう

昨日の夕方のことです。ほんの数時間、スマホの電源が落ちたままでした。

携帯電話の普及により、いつどこにいても連絡が取れる便利な社会になりました。しかしそれは、24時間拘束されているということです。たまには、携帯電話の電源を落として生活してみるのも良いかもしれません。

気づいたらバッテリーが赤表示市域の会議に参加していました。ひさしぶりに電車に乗りました。その帰り道、ポシェットからスマホを出すと

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いただいた花が満開です

いただいた花が満開です

事業所の敷地内が花であふれています。

去年の12月に地域の方からお花の寄付がありました。ありがとうございます。

私は、障がいのある人が利用する社会福祉法人を経営しています。社会福祉法人は、その地域において貢献的な取り組みをすることが法律で義務付けられています。私の法人は、規模が小さく支援者が少ないため、地域の事業に人手を出すことができません。それでも何かできることがあれば、積極的にかかわるよう

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アドラー心理学でスーパービジョン(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン③)

アドラー心理学でスーパービジョン(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン③)

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

昨日、一昨日と、相談支援の過程にアドラー心理学の技法と思想を応用した事例を書きました。今日は、アドラー心理学を意識したスーパービジョンについてnoteを書きます。

なお、今までの流れは、よろ

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アドラーフェストの発表から/共同体感覚の応用(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン②)

アドラーフェストの発表から/共同体感覚の応用(アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン②)

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

昨日は、相談支援の過程にアドラー心理学の技法のひとつ、ライフスタイル診断を応用した事例を書きました。今日はその続きで、相談支援にアドラー心理学の思想「共同体感覚」を意識した手法を取り入れたこと

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アドラーフェストの発表から/アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン①

アドラーフェストの発表から/アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン①

03月13日にオンラインで行われた第6回アドラーフェストについてnoteを書いています。アドラーフェストはアドラー心理学を研究、実践する仲間が集まるお祭りです。私は一般発表で「アドラー心理学を応用したアセスメントとスーパービジョン」というタイトルで発表をさせていただきました。

これまでのnoteのおさらいです私は、障がいのある人利用する社会福祉法人を経営しています。自分の法人の事業所だけでなく、

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アドラーフェストでの発表から/目的論と原因論

アドラーフェストでの発表から/目的論と原因論

03月13日、オンラインによる第6回アドラーフェストで発表をさせていただきました。アドラーフェストはアドラー心理学を研究、実践する仲間が集まるお祭りです。

私の発表は、アドラー心理学を応用した障がいのある人の支援についての事例でした。特に相談支援における導入やふりかえりで、アドラー心理学の技法や思想を意識した対応をしています。その具体例について発表をしました。

昨日のnoteには、支援の現場で

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アドラーフェストでの発表から/課題の分離の誤用

アドラーフェストでの発表から/課題の分離の誤用

03月13日、オンラインによる第6回アドラーフェストで発表をさせていただきました。アドラーフェストはアドラー心理学を研究、実践する仲間が集まるお祭りです。今日は、私の発表の中でお話をした、「支援者に受け入れられなかったアドラー心理学」と「勝手に解釈された課題の分離」についてnoteを書きます。

支援者に受け入れられなかったアドラー心理学私は、アドラー心理学を応用した障がいのある人の支援についての

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アドラーフェストでの発表から/「何を持って生まれてきたかではなく、それをどう使うかが重要だ」

アドラーフェストでの発表から/「何を持って生まれてきたかではなく、それをどう使うかが重要だ」

03月13日、オンラインによる第6回アドラーフェストで発表をさせていただきました。今日は、すべてのプログラム終了後の雑談で出た話題についてnoteを書きます。

アドラーフェストはアドラー心理学を研究、実践する仲間が集まるお祭りです。私は、アドラー心理学を応用した障がいのある人の支援についての事例を発表しました。また、その後の雑談で「自閉症の人は一人が好き?」という話があり、私はそれについて「一人

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