老籾(おいもみ)ちひろ

京都府京丹後市の米農家。無農薬・無化学肥料でお米を育てて、自家製米のお菓子屋さん「Am…

老籾(おいもみ)ちひろ

京都府京丹後市の米農家。無農薬・無化学肥料でお米を育てて、自家製米のお菓子屋さん「Amu-Hum(あむはむ)」を営んでいます。 🌾妻(Uターン)×夫(京都市出身)の夫婦で継業 🌾鶏30羽と暮らしています 🌾自家製米の米粉や切りもちを販売中

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    おもちと小さなお米セット

    2合ずつ入ったお米キューブと、杵つき切りもち4袋のセット。小分けされているため、ギフトにもちょうどよい内容です。 ※ 切りもちは、  ・発芽玄米もち 2袋  ・味のついたおもち2袋 が入ります。    味のついたおもち2袋について「種類のご希望」があれば、ご購入時に選択してください。紅芋くるみ、黒糖くるみ、スパイスカレー、カカオから2種類選べます。 ===================== 内容: ・発芽玄米もち8個入り×2袋 ・味のついた切りもち8個入り×2袋 ・2合入りお米キューブ×4つ(コシヒカリ、ミルキークイーン2袋ずつ) ===================== 原材料:もち米(京都府京丹後市産新羽二重もち)、うるち米(京都府京丹後市産)、きび砂糖、マスコバド糖、くるみ、紫芋パウダー、ココアパウダー、カレー粉、食塩、 かつお節粉末、 甜菜糖、酵母エキス粉 末、昆布粉末、 椎茸粉末、(一部にくるみを含む) 賞味期限:製造より1年 保存方法:高温多湿の場所を避けて常温で保存。 ※本品製造工場では、えび・かに・くるみ・小麦・卵・乳 成分・落花生を含む製品を生産しています。
    4,800円
    Amu-Hum
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    Amu-Humのお料理楽しむセット

    食事の支度が楽しくなる、お米と米粉、発芽玄米もちのセットです。あむはむの田んぼから採れた食材で、食卓を彩っていただけたら嬉しいです♩ 内容量: ・製菓用米粉1kg ・発芽玄米もち8個入り×2袋 ・2合入りお米キューブ×2つ(コシヒカリ、ミルキークイーン1袋ずつ) 原材料:もち米(京都府京丹後市産新羽二重もち)、うるち米(京都府京丹後市産)、きび砂糖、マスコバド糖、くるみ、紫芋パウダー、ココアパウダー、カレー粉、食塩、 かつお節粉末、 甜菜糖、酵母エキス粉 末、昆布粉末、 椎茸粉末、(一部にく るみを含む) 賞味期限:製造より1年 保存方法:高温多湿の場所を避けて常温で保存。 ※本品製造工場では、えび・かに・くるみ・小麦・卵・乳 成分・落花生を含む製品を生産しています。 ※画像に掲載されているお菓子は、Amu-Humの米粉を使ったお菓子の焼き上がり例です。お菓子そのものは商品に含まれておりません。
    3,920円
    Amu-Hum

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この町で挙げる結婚式

この町で挙げる結婚式

秋、自宅で挙式をしました
2020年11月の初旬、自宅にて結婚式を行いました。2020年3月に入籍した私たち夫婦。夫が私のふるさとである丹後へ越してきてくれて、夫婦で丹後暮らしを始めていました。

結婚式はなんだか恥ずかしいから、しなくてもいいかな〜と思っていたのですが、せっかく家族も楽しみにしているからということで。

私たちが自宅で挙式をした目的
長らく引っ越しがない田舎の家は、荷物が蓄積する

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種まきまでカウントダウン🌾

種まきまでカウントダウン🌾

三寒四温とは言いますが、
きょうは雪までちらついて、寒い…!

また冬に逆戻りしたようなお天気ですが、
田植えの季節から逆算して
苗の準備を始めています。

本日は、お米のタネの「種籾(たねもみ)」を
水に浸して、種まきの準備を行いました🌾

ゆっくりと水を吸水しながら、
「これくらいの温度があるなら発芽しても大丈夫そうだ」と
感知した頃合いに、タネは芽生えの準備を始めます。

ーーー

こんな

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ミニユンボちゃん大活躍の農道メンテ

ミニユンボちゃん大活躍の農道メンテ


今日は、農閑期の野良仕事のはなし🪓

米づくりがお休みの冬場には、
農機具のメンテナンスや作業場の掃除など、
次の作付けに向けた準備をします。

米を育てている農家が加入する
「農家班」の人々で話し合って、

農道や水路に掛かる橋(鉄板)の補修などを
分担して手配するのも、この時期の仕事の一つです。

ーーー

先日は晴れ間を見て、
優二さんが農道の整備を終わらせてきてくれました。

春の田

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米寿のじいちゃんが育てるお米が実る予定

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週末は我が家の最年長、祖父の米寿祝い。
家族集まっての食事会に招待してもらいました。

久美浜のAononeさんにて、
美味しくて温かい おもてなしをしていただいて、
家族団らんの時間を過ごすことができました。

ひ孫を活力に、次の春も田植えに参戦!

例年は、野良仕事が減る冬になると
「もう来年は田んぼせぇへん。わしは引退だー」と
しょんぼり背中を丸めてる祖父ですが、

今年はひ孫が生まれて、

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米粉でお好み焼きをふわっと仕上げる3つのコツ

米粉でお好み焼きをふわっと仕上げる3つのコツ

米粉専門工場で挽いてもらった米粉が届いてから、米粉のある生活を楽しんでいます🌾

道の駅で、山の芋をGETしたので、
きょうの夕飯は、米粉お好み焼きに。

コツを掴むまで、薄くて堅くなりがちだった、
米粉で焼くお好み焼き。

試行錯誤しながら
この3つのルールに辿り着いてから良い感じ。
ほんのり甘い米粉の風味を残しつつ、
食感は軽い(ペタッと堅くならない)お好み焼きが、焼けるようになりました!

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やっと見つけた、冷凍ご飯を美味しく作るコツ

やっと見つけた、冷凍ご飯を美味しく作るコツ

米農家が伝える食卓情報✍️
きょうは素材そのまま、ご飯のおはなし🍚

代々、米づくりを営む農家で育った私は、
生まれて以来ずっと
家族の作る米を食べて育ちました。

さほど繊細な味覚の持ち主ではありませんが、
米どころ京丹後の米農家で育ったゆえ、
「米が旨いか否か」のセンサーには、
多少、人よりも自信があるところです…!

そんな私が実体験に基づいて見つけた、
美味しい冷凍ごはんの備え方を
紹介

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朝採れ卵でお誕生日シフォン

朝採れ卵でお誕生日シフォン

✍️書いた日 2023.07.10

家族の誕生日がやってきた週末。
その朝に採れた卵で
シフォンケーキを焼いて
お祝いしました🥂

鶏がお水をたくさん飲む夏場は、
卵白も水っぽくなりがち。
メレンゲの泡立ちが少々心配でしたが、
しっかりと膨らんでくれました☁️

さらに、神社のお祭りと重なって
花火とケーキがセットになった、
贅沢なお誕生会になりました。豪華!

ーーー

「このニワトリさんの

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田面ライダーがやってきた

田面ライダーがやってきた

✍️書いた日 2023.07.08

田植えの時は、一箇所あたり、
だいたい2〜3本の株を植えます。

そして、田んぼに植った株が根付き、
根本から新しい茎(くき)を生やし、
イネは「分けつ」を繰り返します。

思い返されるのは一年目の光景。
あむはむ妻が一人で始めた、
無農薬稲作初年度には、
雑草に栄養を取られてしまって
まったく分けつが進まず。
お米の収量もスズメの涙ほど、、、
それはそれは、

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庭採れ卵でお菓子を焼いていまして

庭採れ卵でお菓子を焼いていまして

✍️書いた日 2023.07.07

朝晩は気温が下がる為か、
鶏さんが夏バテモードから
すこし回復してくれました。

プリンやカヌレには
たくさんの卵を使いますが、
材料の数は限られているので
失敗できないぞ…

緊張感を抱きつつ
お菓子づくりに勤しんでいます🐓

ーーー

卵は、個体ごと、その日ごとに
大きさが微妙に変化するので、
お菓子に使用する際には、
卵白、黄身をそれぞれ
計量して使い

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水路に竹炭を投入

水路に竹炭を投入

✍️書いた日 2023.07.06

柿の木の足元に植えた紫陽花が
見事に咲き誇っています。

綺麗なうちに持ち帰って
ドライにして飾ろうと思いつつ
なかなか収穫へ行かれず…

なぜなら、
この紫陽花が植っている林は
祖父母が『マムシの産地』と呼ぶほど
蛇類が頻繁に出没する農地なのです🐍🐍

「ここで作業するなら
 ちゃんと長袖長ズボンで来よう」

近くの作業小屋まで
つい薄着&ビーサンで出掛

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そろそろ鰹を釣りに行くかもね

そろそろ鰹を釣りに行くかもね

先月のこと。
『仕事道具を見に行ってくるー』と
出張の続きに、金物のまち三木市まで
出掛けて行った夫・優二さん。
後日、鰹節削り器と一緒に帰ってきました。

翌週頃には、
2年前から加えてもらっている醤油組合で
搾り作業へ参加して、生醤油とともに帰宅。

という訳で、時間のある日の朝は、
鶏小屋で卵を収穫して、鰹節を削って、
自分で育てたお米で、
卵かけご飯を作って楽しそう。

鰹を釣りに出掛けて

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毎週、合同作業の季節です

毎週、合同作業の季節です

✍️書いた日 2023.06.25

妻は店を開けている週末ですが、
夫は今朝も地域の草刈りへ。

「農家班の草刈りと思ってたら、
 今日は"区"の草刈りだったわー」と
言いながら、お昼前に帰ってきました。

🙎‍♀️「へぇ〜、出てる人は違うん?」

🙍‍♂️「うーん、だいたい農家班の人
  草刈り出来そうな人に声が掛かって
  集まってるんやと思うー。
  区の草刈りは日当が出るらしい」

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打倒こなぎの除草作業

打倒こなぎの除草作業

✍️書いた日 2023.06.22

建築の仕事の繁忙期と重なって、
大きな声では言えませんが、
田植え以降、
なかなか草対策へ入れていなかった
あむはむの田んぼ🫣

着実に根を伸ばす雑草「コナギ」を
確認しては、草に負けてしまう〜と
焦っていましたが、
先週末にようやく除草作業へ。

株間を耕す機械で
土を掻き混ぜて
草を根ごと浮かせて除去する作業を
終えました👏

「田んぼ帰りとは言え、

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魚のアラの争奪戦

魚のアラの争奪戦

✍️書いた日 2023.05.30

『まったく、とりあたま だねぇ〜』なんて
揶揄する言葉がある程だけど、
鶏って意外と、思ってたよりも、賢い(失礼)

お気に入りの餌を持っていくと、大興奮。
視覚で見つけるのか、嗅覚で気付いているのか
私には分かりません。

でも、米ぬかや屑米をあげる時よりも
魚のアラや生野菜の方が
明らかに興奮している様子が分かります。

この日は、飲食店のキッチンから

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海鳥がやってくる田んぼの優しさ

海鳥がやってくる田んぼの優しさ

✍️書いた日 2023.05.12

田んぼに水を張ると
たちまちカモメが集まってきます。
海までは、だいたい10km。
鳥にすればご近所なのか🤔?

ーーー

この日の作業は「代かき(しろかき)」

乾いた状態で起こす「荒起こし」後の田んぼに
水を入れて、さらに土を細かく砕いてならす作業を
「代かき」と呼びます。

荒起こしの時には、カモメは来ません。
水を入れた代かきになると、カモメがやって

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朝のたまご収穫バトル

朝のたまご収穫バトル

✍️書いた日 2023.05.11

今朝のたまご収穫。
巣箱のなかでは2〜3羽のニワトリが
いつも卵を温めています。

卵に手を伸ばすと
『キェ〜』と警戒の鳴き声を上げるとともに
全身の毛を逆立て、手を突いて防御してきます。

今のところオスは飼っていないので
産まれるのはすべて無精卵。
それでも健気に温めている卵を横取りするのは
ごめんね、と後ろめたい気持ちにも なるものです。
いつもありがと

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