マガジンのカバー画像

ごんべんにてら

69
思ったこと、感じたことを、稚拙な言葉で表現しただけの拙いものですが、気に入っていただけたら、身に余る光栄です💖クリエイター様の作品で、私のお気に入りのものも、入れさせていただきま…
運営しているクリエイター

#恋

Rendezvous

Rendezvous

心が躍る

いまにも弾けて

飛んでいきそう

どれほど

待ち望んだことだろう

どれほど

夢みたことだろう

聞きたかったことも

話したかったことも

きっと何も出てこない

こわれるくらいに

抱きしめて

あなたに

逢える

八百屋お七

八百屋お七

あの日から

あの方を好きになって

好きで

好きで

それなのに

逢えないから

逢いたくて

逢いたくて

だから増す増す

逢いたくて

想いは募って

恋い焦がれ

恋い焦がれるとは

よくいうたもので

その名のとおりに

お七は焦げてしまったの世

逢いたい

逢いたい

あの方に

逢いたい

狂おしいほどの情念は

やがて正気の沙汰を

通り抜け

お七は屋敷に火をつける

もっとみる
花咲く旅路

花咲く旅路

桜が舞い散り

春が終わりを告げ

新緑の季節がやってくる

芽吹いた子達に

勇気をもらい

ちょっぴり寂しい季節になって

風に揺れる秋桜に

揺れる想いの自分を重ね

寒さの厳しい冬を迎える

こんな寒さの中にあっても

咲きほこる冬の花花

そうして季節はめぐり

また桜の花咲くころ

わたしは想うの

いつ どんなときでも

花は咲いている

あなたへとつづく

わたしが行く路

花咲く

もっとみる
小さな恋のものがたり

小さな恋のものがたり

はじまりは

突然で

あなたにも

わたしにも

予想することなんて

デキナカッタデショウ?

お互いが

その存在に気がツイテ

お互いが

その存在を意識シテ

それはきっと

ふたりには

初めてのことダカラ

それはまるで

ふたりは

初めての恋をシテイルカノヨウ

そばに居ることは

デキナイケレド

一緒にいることは

デキルカラ

足りない時間を

補うかのヨウニ

あなたはワ

もっとみる
しのぶれど

しのぶれど

こんなことは

初めてだったから

誰に話したところで

信じてもらえまい

べつに

信じてもらえなくても

真実であることに

変わりはないし

色に出にけり

わが恋は

好きな首になぞらえて

想ってしまう

あの時から 

決まっていたことなのだろうかと

ものや思ふと

人の問われぬように

しのぶれど

オンナノコって

オンナノコって

今日はなにを 着ようかな

スカート にしよかな

それとも Gパン?

白いブラウスか

ふんわりニット

ちょっぴり肩なんか みせちゃって

Shadowはピンク

マスカラはたっぷり パッチリお目目

そしたらルージュもピンクよね

髪型ショートにしちゃったけど

あの人 なんて言うかしら

うん、耳かけしたほうが 可愛いかな

トートバッグで ちょっとカジュアル

この格好だったら

ヒー

もっとみる
Sign

Sign

このつぎは

かならずあなたを

みつけるから

あなたも

わたしを

さがしてね

ぜったいに

ワスレナイヨウニ

かならず

ミツケラレルヨウニ

今のうちに

シルシヲツケテオカナクチャ

誰にもわからない

アナタトワタシダケノ

Sign

Give Me Your Love

Give Me Your Love

あなたが 

笑っている

そして言うの

おいで って

わたしのハートは

もう ふにゃふにゃで

今すぐにでも 

飛んでいきたい

すぐに行くから

走って行くから

待っててね。

どこにも行かないで

わたしが行くまで

待っててね。

Give Me

Your Love

恋するカレン

恋するカレン

会えないから

ついついあなたのこと

考えてしまうの

今ごろは

何をしているのかしら

とか

今日はお仕事

忙しいのかしら

とか

今夜は誰と

お酒を飲むのかしら

とか

追いかけても 追いかけても

あなたは ずっと前を歩いていて

ちいさなわたしは

追いつけないのよ

あなたの好きな曲

なんどもなんども

聴きながら

待っててくれる

あなたの笑顔を

想像するの

おやすみのあとで

おやすみのあとで

あら もうねむくなっちゃったの?

まだまだ 話したいことあったのに

今日は 疲れてたから

仕方ないわね

いいわ もう寝ましょう

この続きは

夢の中のあなたに

聞いてもらうから

おやすみ

おなじ月

おなじ月

あなたとは 

会えなくて

あなたとは 

触れられなくて

ちょっぴり

苦しくて

やっぱり

辛いのだけど

心を重ねた

あの日から

わたしの中身は

満たされた

今宵も夜空を

見上げては

おなじ月を

眺めてる

好き。

好き。

自分の 好きなモノは

誰かにも好きって 言われたいでしょ?

せめて あなたにだけは

好きになって もらいたくって。

かまってほしくて アピールしても

反応ないのは 悲しすぎる。

打てば響くような あなたの反応

天にも登る 心地よさ。

わたしの好きと あなたの好き。

ぜんぶを 入れ替えて 

ぜんぶを 同じにしたいの。

あなたは 気づいているかしら?

あなたを 独り占めできない

もっとみる
アマレットの夢

アマレットの夢

あなたが 

連れて行ってくれた

あの Barで 

いつも飲むのは

琥珀色にかがやく

アマレット

カルバンクラインの オブセッションと

マイルドセブンの 煙草のけむり

わたしを別世界へと いざなって

夢み心地で あなたをみつめる

もう 連れて行ってはくれないの?

アマレットの夢を

もういちど

わたしに 魅させて

君がいるだけで

君がいるだけで

君がいるだけで

まるでそこは

春の陽だまり

本当に

暖かくなっているのが

僕にもわかる

花も草も風も

鳥も虫もカエルすら

 すべてを味方につけて

君は僕に 微笑うんだ

僕は どうしたらいいの

身も心も 溶けてしまいそうで

君は 本当に人ですか

僕は ただただ君を

ここにとどめておきたくって

一心不乱に 描きつづけた

僕の 幸せを