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「強迫性障害」という名前ってなんか怖い

まずはじめに、あなたは「強迫性障害」という名前を聞いて、どのように感じましたか?

当時の私はというと、「“強迫性障害”という名前ってなんか怖い…」「字面強いなぁ…」というのが正直な気持ちでした。

「私は強迫性障害なんだ」という現実を受け入れることは出来ても、「強迫性障害」という言葉自体に私自身の「怖くて、暗い」といったネガティブなイメージがまとわりついていたので、「強迫性障害」という名前を聞いたり、見たり、自分から口に出すことも出来ませんでした。

けれど、強迫性障害の治療を行なっていく中で、出会った言葉がありました。

それは「OCD」という言葉です。

「OCD」とは簡単に言うと、「強迫性障害」の英語圏での名前になりますが、

強迫性障害の正式名称:
『Obsessive-Compulsive Disorder』の頭文字から取ったものになります。

初めてこの言葉を聞いた当時の私は、
「“強迫性障害”という名前を“OCD”というこんな簡単な三文字に置き換えられるのか!」というかなり衝撃ぶりでしたね。

それ以降は、「OCD」という言葉であれば、聞くことも、見ることも、自分の口から発することもできるようになったのをよく覚えています。


以前、掲載した記事『「強迫性障害」という病名とのより良い付き合い方』https://note.com/rin_990206/n/ne627e3c8b16c?sub_rt=share_b&d=tb2

でも詳しく書かせていただきましたが、「強迫性障害」という名前はあくまでも「分類分け」なので、必要以上に「強迫性障害」という名前に苦しめられることもなかったりします。

だからこそ、自分にとって少しでも使いやすい、心地よい言葉を自分自身のために選んでいくことも大切だったりしますよね。


(だいぶ前に冬物のコートを買ったけど、あったかくて全然出番来ない。笑🧥)

りん


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