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りえ*双極性障害Ⅱ型*
2021年9月26日 19:55
ぼくのちいさなあしあとが三日月にむかってのびている夜の国 輝く城ここは時間の流れが現実とはちょっとちがうぼくは 流れる水面にうかんだ葉の船にのりこんだゆらゆら 夢を見ているようここでは涙も月の光に変わるたくさんの思いを船にのせて流してゆく辛いことも 苦しいこともここではありのままのぼくになれる三日月の夜 夜が明けるまでいまはこのままでゆれ
2021年3月10日 10:53
風の足音がきこえる春の芽吹きがそっとうごきはじめたため息が空に吸い込まれていく子供の走る声 バイクが横切る音ああ消えたくてもお腹は空いて時は進む ぼくの気持ちを置き去りにしてどこにいればいいだろう僕の居場所はあるの?お日さまのしたで みんな生きてるああ暗いトンネルにも出口はありますかここにいてもいいですかパンを食べる 美味しいと思う生きている
2020年11月30日 15:46
詩は心の鏡だぼくの心をうつして文字になるぼくは声に出すのが苦手だから文字に書いてたくすんだこれをよんだ誰かに伝われってぼくはまた書くんだ悩みを吐き出すように紙に文字を書くんだそれが詩になってぼくをうつしている
2020年11月17日 13:39
生きる覚悟をしなくちゃならないこの先どんなことがあっても根っこが一本だけではそこが折れた時、倒れてしまうから根っこはたくさん持っていい逃げ道はたくさんあっていいだから、ひとつが折れても倒れないで生きていく覚悟をしなくちゃならない面倒なことも退屈なときもあるかもしれない、けど折れても逃げてもいいから生き延びていつか頂上についたとき「生き延びてやったぞ!」と
2020年11月16日 15:13
やりたいことが分からなくてどうやって生きたらいいのかネット検索してた啓発本を買っても最初の数ページしか読まず筋トレも続かない僕はどこへ行きたいのかなにをしたいのかわからないまま逃げているだけ生きるのはつらいでもそんなの僕がそう思っているだけだサイコロみたいにきっと裏側は違う世界のはず僕はどうしたいんだろうーーわからないまま時計が進む僕はどこにいけ
2020年11月10日 20:03
明日に咲く花女の子はたねをまいたきれいな花が咲くたねをまいたまいにちお水をあげてだいじにだいじに 育てたやがて芽がでて双葉がひらいたお水をあげて きらきら光ってる本葉がでてきてつぼみができてもうすぐ咲く もうすぐ咲くけれど花が咲く前に女の子は恋をしてしまった彼の声 彼の手 彼の指先に恋をしてしまったお花は咲いたきれいな花が咲いたつぼみが増えて3りん4りん
2020年11月9日 19:32
2020年11月6日 16:37
家から飛び出した街は気づかないうちに秋から冬になってたうろこ雲が夕日にひかってどこに向かうでもなく自転車を走らせた冷たい風をきって廻る車輪家には帰りたくなかった頑張るだけの家重たいだけ頑張るのは嫌い家が変わればいいのにそうだ僕が逃げ出さなくても済む家になればいいんだ外には居場所なんてない帰りたい家になればいいんだ帰ろうそうだハンバーガ
2020年10月29日 21:59
自分の引き出しに入りきらないぐらいのモノを持って奥に何があるのか忘れたままボクらはしあわせって呼べるのかな大切なものをどこにしまったのかわからないままでポケットにものを詰め込みすぎて穴があいたみたいに詰め込みすぎた心に感情のブラックホールがあいている
2020年10月26日 15:25
朝が来て家を出る 仕事をして夜になる安い缶チューハイのんでコンビニ夜食夜が沈んで朝が昇る階段を一段一段のぼるように毎日を一歩一歩登っていく真面目の死に損ないが地を這いながら白黒の日々を一枚一枚飾ってく溜まってゆく洗濯物流しがカピカピに渇いてる傘から雨の雫が垂れて時計の針が進んでく真面目な死に損ないが藁にしがみついて急流の日々に流されていく
2020年10月25日 20:17
満たされたい 満たされたいお腹が空く のどが渇く満たされたい 満たされたいお金を払う 物を買う満たされたい 満たされたい愛してると囁く 肌と肌を重ねる満たされたい 満たされたい朝まで眠る 心地よい布団で眠る満ち足りない 満ち足りないもっともっと もっともっと溺れていく 沈んでいく満たされたい 満たされたい足るを知らない 学を知らない満ち足りない
2020年10月25日 12:44
かんぺきじゃない自分を手に入れようはじめてでも 失敗しても大丈夫 明日は新品の一日かんぺきじゃない自分を受け入れよう他のだれでもない自分をだきしめてきみはきみで、ぼくはぼくなのさそれがこの世界のほんとうに大事なこと!
2020年10月23日 20:30
好きだって言った言葉の数可愛くなれたらいいのにね好きだって言われた言葉の数あなたを好きになる今日も近くのあなたを好きだって言う明日も遠くのあなたを好きだって言う言葉の数は真珠みたいに連なって首飾りになってわたしとあなたを繋ぐの指先からこぼれる "好き"視線からとらえる "好き"振り向いてこたえて "好き"カメラの向こうにいる "好き"好きで好きでぐち
2020年10月23日 13:24
あの頃の秋の匂いがしたけどあの頃の秋はもう2度とこない夢で見た子犬を探して土手にきたけどもちろんいないものはいなかったさみしい、さみしいとこぼした想いが足にまとわりついて引きずっているまた明日、晴れるかな