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五つ星シーフード&ワインペアリング

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満点の五つ星評価のシーフード&ワインのまとめ。実食してたどり着いた間違いのない組み合わせたち。
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#ワイン

アンチョビむんむんレンコンのバター焼き サルディーニャの島ワインの潮香

アンチョビむんむんレンコンのバター焼き サルディーニャの島ワインの潮香

スーパーで買った茨城県産レンコンをスライス。歯ごたえを楽しめるように、そしてソースを染み込ませるために、少し厚さを残しておく。いつもの2倍のバターで、いつもの2倍のアンチョビを炒め、輪唐辛子でアクセントを効かせる。ここにレンコンを投入してさっと炒める。皿に載せて香りづけに大葉を散らして完成。ビール、日本酒、焼酎にも合うおつまみ。

子供用にはニンジンと一緒にレンコンを炒め、醤油、みりん、砂糖で味付

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シラスのアンチョビ風味パスタのイケナイ香り サルディーニャの島ワインの潮香

シラスのアンチョビ風味パスタのイケナイ香り サルディーニャの島ワインの潮香

シラス干し1パック(税込み347円)。これで大人のパスタを作ろう。

アンチョビとガーリックをバターで炒め、ざく切りキャベツを投入。茹で上がったパスタを絡めて、トップにシラスを豪快にワサーっと。刻んだ大葉を散らして仕上げ。お好みで黒胡椒を少々。酒のつまみになるシラスパスタが完成。
子供用にはアンチョビ、ガーリック、大葉を抜きにして、大人用を作る前にフライパンを振る。余裕がないときは子供用で調理して

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蟹スキに少しのぽん酢 銘醸の力強いソアーヴェの完璧な調和

蟹スキに少しのぽん酢 銘醸の力強いソアーヴェの完璧な調和

年末に山陰の温泉旅館で蟹づくしを堪能した余韻冷めやらぬなか、自宅で蟹スキを楽しむ。

昆布でだしを取り、酒、醤油、みりんを少々。

そこに白菜、長ネギ、しいたけ、豆腐を入れてしばし煮込む。秋田県産の大ぶりのしいたけは見るからに美味しそう。

ふるさと納税で届いた冷凍の蟹は解凍してスタンバイ。さっと軽く火を通して次々に蟹を食していく。

合わせたフランスのワインはシャンパーニュとブルゴーニュの古酒(

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にしきやケララフィッシュカレー 垢抜けたトスカーナのヴェルメンティーノとサンジョヴェーゼ

にしきやケララフィッシュカレー 垢抜けたトスカーナのヴェルメンティーノとサンジョヴェーゼ

海外滞在のお供にスーツケースに入れた“にしきや ケララフィッシュカレー”。

“にしきや”は宮城県岩沼市のレトルト食品専門メーカーだ。
レトルトといっても並々ならぬこだわりを持っている。その一端を感じられるホームページの自社紹介を一部抜粋する。

ケララはインド南部の沿岸州で魚がよく食べられている。以前、ケララ州のトリヴァンドラムを訪問した際、レストランで豪快なサイズの魚から好きなものを選んで調理

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ボッタルガのスパゲティ サイゼリヤのヴェルディッキオ

ボッタルガのスパゲティ サイゼリヤのヴェルディッキオ

サイゼリヤにて週末の夕食の続き。
エスカルゴのオーブン焼きで完璧な前菜のスタートダッシュを切った。

続いてボッタルガのスパゲティ。ボッタルガとはからすみのことで、日本ではボラの卵巣が原料だが、地中海地域ではマグロのものも用いられるようだ。
ワインは最初に注文したボトル1本約1,000円のヴェルディッキオを続ける。この後にイカスミスパゲティが控えているので、それに合わせるために飲み干してしまわない

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生誕30年たこわさび 潮風香るヴェルディッキオ

生誕30年たこわさび 潮風香るヴェルディッキオ

今年はたこわさび生誕30年のようだ。酒のつまみとしてあまりにも定番化しているので、古くから食べられていたものと思い込んでいた。1992年に三重県三重郡菰野町に本社を置く食品メーカーのあづまフーズが「たこわさび」として商品化したものが最初とされる。翌1993年に居酒屋「白木屋」で正式メニューとして採用された。

合わせたのはイタリアのマルケ州で造られる2種類のワイン。いずれもイタリア固有の品種だ。

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サーモンのミ・キュイ スロヴェニアのチャーミングなピノ・ノワール

サーモンのミ・キュイ スロヴェニアのチャーミングなピノ・ノワール

ゴールデン・ウィーク中に立ち寄った神戸にて。元町駅から少し山側に歩き、レストラン ノマディカに入る。スタイリッシュなインテリア、広い窓から外を眺めながら食事を楽しめる。大通りから少し入った路地にあるので、窓越しの人通りはそこまで多くなく、落ち着いて食べられる。
料理は以下を注文。
・サーモンのミ・キュイ (半生まで火を通した料理)
・豚肉のパテ
・鶏の唐揚げ
・鴨のロースト ベリーソース添え
・ポ

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香草ほんのり肉厚サーモン 機上でチリ産ソーヴィニョン・ブラン

香草ほんのり肉厚サーモン 機上でチリ産ソーヴィニョン・ブラン

先日搭乗したフライトでの魚介とワインのペアリング。
飛行機は22時半頃の出発なので、自宅で早めの夕食を済ませ、空港ラウンジでスパークリングワインを一杯。今晩はイギリスのガズボーンのものが用意されていた。

シャンパンではなく敢えてイングリッシュ・スパークリングワインというのが素敵なセレクションだ。シャンパンより緯度が高く、酸味の切れ味がやや鋭い。この酸味が食事に合わせるには楽しい武器だが、寝る前の

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ホタテのバター焼き コスパgoodのチリシャルドネ

ホタテのバター焼き コスパgoodのチリシャルドネ

同僚と帰り道に寄った神保町 海の幸 林家の続き。
つぶ貝の刺身、しめ鯖と箸を進め、ホタテのバター焼きに。
運ばれてくる前からバターのいい香りがテーブルまで漂う。
熱々のうちにひと口頬ばる。ホタテがほぐれ、焦がしバターがそこに入り込む。ホタテの旨味とクリーミーバターの食感が最高のハーモニーを奏でる。

ワインをひと口。
すでにグラス一杯を空けてワインから得た嗅覚・味覚情報から、このワインがホタテのバ

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