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ゲストハウスの物語。

――大学4年生が主人公だから、青春も描けるし、未来への不安や葛藤も描けるし、成長や夢も描ける。物語としては申し分ないし、舞台としての魅力も確かにあります。それは物語的にもいえるし、ミステリーの舞台としてもそうであると考えます。


人生は物語。
どうも横山黎です。

作家として本を書いたり、木の家ゲストハウスのマネージャーをしたり、「Dream Dream Dream」という番組でラジオパーソナリティーとして活動したりしています。

今回は「ゲストハウスの物語。」というテーマで話していこうと思います。



📚ゲストハウスを舞台に…

先月大学生が終わり、4月から木の家ゲストハウスのマネージャーとして働くことになりました。そのせいか、最近の僕の創作意欲はゲストハウスの方に湧いています。ゲストハウスという場所で何か面白いことができないか、ここを舞台にした物語を書けないか、そんなことを日々考えるようになったんです。

そもそもゲストハウスとは、ホテルや旅館とは違い、他の宿泊客と寝室やリビング、風呂、トイレを共用で利用する宿泊施設のことを主に指します。共用の分、宿泊料金は安めで提供されるという感じです。

木の家ゲストハウスは茨城県水戸市上水戸にあるゲストハウスです。オーナーの宮田さんの祖父母が生前住んでいた空き家を利用して、現在そこでゲストハウスを展開しているんです。

オープンしたのは去年の2月。それから2カ月後のちょうど1年くらい前に、まちかどマルシェというイベントで宮田さんと初めて会って、いろいろお話させていただいて、その後よく関わるようになっていったんですよね。

宮田さんは7月頃に「The FAVORITE」という場所を間借りしてクラフトビールバーもオープンさせたんですが、僕はそこによく通っている常連で、忙しくないときはよく飲みながら語り合っていました。

そろそろさすがに進路を決めないといけないといけなくなったときに、宮田さんから「うち来る?」と誘われて、少しの間悩んだ結果、「行く行く」と返事をして、今年になってからちょっとずつ関わるようになっていきました。

そして今、木の家ゲストハウスのマネージャーとして活動しているというわけです。

マネージャーだからゲストハウスの管理をすることが仕事なわけだけれど、それだけなら面白くないし、僕がやる意味もあまりなくなってくるので、何か仕掛けたいなあという気持ちはずっと持ち続けているんです。

最近では、大きく分けて2つの仕掛けを展開していきたいなと思ったので、今日は自分の頭の整理のついでに記事にしてみようと思います。


📚ゲストハウスで泊まれる謎解き

僕の友達に脱出ゲームや謎解きが好きで、自分でも運営する側に回りたいと決意し、団体を立ち上げて謎解きイベントを展開しているしゅんちゃんがいます。

彼は、同じ大学、同じ学科の後輩で、彼が入学仕立ての頃から付き合いがありました。やっぱりどこか似ているところがあるなあとはずっと思っていて、定期的に語り合う仲なんです。

彼と掲げた今年の目標に、「僕原案、彼運営の謎解きイベントを開催する」があります。年の暮れ頃にはなりそうですが、とにかく一緒に謎解きイベントをやろうと決めたんです。

どんな世界をつくって、物語を考えていくのか、いろいろ案はあるんですが、現時点で木の家ゲストハウスを舞台にするのが面白そうだなと結論づけています。

今、「泊まれる演劇」というコンテンツがあります。宿泊しつつ演劇を鑑賞する、いや、演劇を体験するという内容のエンタメです。宿泊施設を舞台にした演劇が役者によって展開されるんだけれど、お客さんもその世界に入り込むような設計なんですよね。没入型の演劇エンタメというわけです。

僕も実際に体験したことはないんですが、いろいろ落ち着いたら是非一度参加してみたなと考えています。

で、その謎解き版をやれたら面白そうだなとにやにやしているんです。木の家ゲストハウスに宿泊しながら、謎を解いていく。木の家ゲストハウスを舞台にした物語をつくれば、「泊まる意味」もある。これが研究所とか飲食店とか遊園地とかだったら難しいわけですよね。泊まれるコンテンツは、ホテルとか旅館とかゲストハウスとかと相性がいいんです。

これらのことはまだしゅんちゃんにも言っていないので、今度がっつり語り合いたいなあと思っていますが、上手くいけばなかなか面白い未来が待っていそうです。謎解き体験イベントの可能性も広がるし、ゲストハウスの可能性も広がる気がします。


📚ゲストハウスの物語

もうひとつ考えているのは、ゲストハウスの物語です。

やっぱり僕のなかでいちばん力を入れたいのは小説、本ですから、そして、そろそろちゃんと賞を獲って分かりやすく結果を出したいと考えていますから、渾身の新作をつくりたい欲が高まっています。闘えそうな物語はいくつかあるんですが、タイミングを見計らって順番を決めて、全部書いてやろうと意気込んでいます。

今の風の吹き方としては、やっぱりゲストハウスを舞台にした物語で、少し前からちょこちょこ考えているんですが、これがなかなか面白そう。『木の家ゲストハウスと謎めく夢(仮)』という連作短編集に可能性を見出しています。

結構現実に即した物語を展開していくつもりでして、主人公のモデルは僕、探偵役は宮田さんです(笑) 一言で言うならば、木の家ゲストハウスでバイトをし始めた大学4年生の「僕」が、木の家ゲストハウスで起こるトラブルや謎を解決していく経験を通して、マネージャーとして働くことを志す物語です。

大学4年生が主人公だから、青春も描けるし、未来への不安や葛藤も描けるし、成長や夢も描ける。物語としては申し分ないし、舞台としての魅力も確かにあります。それは物語的にもいえるし、ミステリーの舞台としてもそうであると考えます。

ホテルや旅館を舞台にしたミステリー作品はたくさんあるけれど、ゲストハウスを舞台にしたミステリーはなかなかない。宿泊者同士が交流するゲストハウスだからこそ描ける謎があるだろうし、二段ベッドや相部屋を上手く使えばトリックもつくれそう。

また、僕がいちばん惹かれる点は、主人公の「僕」の夢を描く物語の舞台がゲストハウスであるということ。だって、ゲストハウスは、夜に夢を見る場所じゃないですか。その取り合わせが効いているなあとにやにやしちゃってます。

いつになるか分からないし、進路変更があるかもしれないけれど、今の僕の妄想を言葉にしてみました。反応があると嬉しいので、是非、コメントいただければと思います。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20240423 横山黎



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