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インドネシア国家開発計画省BAPPENASと連携し、グローバル人財育成プログラム「SDGs+beyond」を開催しました!

2024年9月28日、一般社団法人Re-Generationは、インドネシア国家開発計画省のBappenasの他、在インドネシア日本国大使館、在本邦インドネシア共和国大使館、Persatuan Pelajar Indonesia di Jepang、Ganesha Student Innovation Centerと連携し、「SDGs+beyond」を開催しました。


SDGs+beyond、インドネシアと日本共通の社会課題を解決するには

本イベントは、インドネシアのZ世代/U30の若者が、自分たちの興味のあるSDGsの達成目標について理解を深め、両国にとって最適なソリューションを導き出すことを目的としています。

そこで、「座学+ディスカッション」でプログラムを設計し、参加者は、両国のSDGsに向けた課題解決の取り組みの知識を持って、グローバルイシューのソリューションの模索のためのディスカッションを行いました。

ワークショップ当日:100名以上の学生同士が議論

当日は完全オンラインで開催し、100名以上の参加者が集まりました。
本イベントでは、まず、グローバルイシュー解決のケーススタディを知るためにレクチャーを実施。National SDG Secretariat-Bappenas(インドネシア国家開発計画省)、在インドネシア日本国大使館、在本邦インドネシア共和国大使館、そしてインドネシアの国土交通省の方々から、日本とインドネシアで共通の課題である「海洋プラスチックごみ問題」に関して、両国の取り組み・連携に関するレクチャーをいただきました。
参加者がソリューションの模索のためにイメージするきっかけとしていただきました。

在インドネシア日本国大使館より、日本のSDGs達成に関連したレクチャー
National SDG Secretariat-Bappenasより、インドネシアのSDGs達成に関連したレクチャー

ディスカッションではグループに分かれ「現状の社会問題への理解→自身の強み/個人でできること→それがどんな社会的影響を与えるか」の流れで実施。個人でグローバルイシュー解決に向けた実行ができるように、参加者の文化的背景や強みとしていることを反映しやすいテーマ設定・環境を作りました。
また、実践者であるSDG Academy Indonesiaの協力により、モデレーターとして参加者たちの議論をサポートしていただきました。その結果、グループごとで様々なSDGsの達成目標に対するソリューションが発表されました。

インドネシアの学生から、インドネシアにおける国際競争力を高めるためのアイディアが多く出ました。例えば、インドネシアの貧困を解決し国内全体の識字率を上げるために、SDGs No.4で推進されている、学習スキルのない子どもたちの批判的思考、創造性、読み書きの能力などの学習を向上させるために、文章を書くことが役立つのではないかと提案。
その重要性と、国内全体に拡大させるための方策についても発表し、自身の提案に具体性を持たせました。

theresna zahra sembiringさん、最優秀賞を獲得したグループメンバーの1人
nurul nisa primadiatyさん、最優秀賞を獲得したグループメンバーの1人

イベントの最後には、SDG Academy IndonesiaのモデレーターとRe-Generationによる、一番評価の高いプレゼンを発表した参加者に送る最優秀賞授与を実施しました。

theresna zahra sembiring

The talks are very inspiring and the workshop is done very neatly and very exciting! great job for everyone!

nurul nisa primadiaty

Overall, the workshop is great and very insightful! Congrats guys, you've done great!

今後の取り組みについて:インドネシア拠点から世界へ。

一般社団法人Re-Generationは、インドネシアを一つの海外拠点とし、オンラインのみならず対面での開催を実現していく予定です。インドネシア国内における次世代リーダーの育成を通じて、議論から実行に移せる環境を作っていきます。

そして、海外との連携を増やすことで、国境を超えたアントレプレナーシップ×社会課題を解決できる人財育成の仕組みづくりに励んで参ります。

お問い合わせ:
info@regene.org


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