第6回 『集中力が途切れたときに効果的な3ステップ』 part1 【結果を残す人がやっている自分の心の整え方】
【結果を残す人がやっている自分の心の整え方】というお題で全部で10個のテーマについてリコレクト所属のトレーナーに解説していただきます。
第1回『感情に振り回されてしまう原因と対策』part1 part2
第2回『ストレス軽減のために出来ること』part1 part2 part3 part4
第3回『怒りの感情と上手に付き合う方法』part1 part2
第4回『モチベーションを育てるために大切な要素』part1 part2
第5回『大切な場面で実力を発揮する方法』part1 part2
第6回『集中力が途切れたときに効果的な3STEPとは?!』part1 part2
第7回『自信の作られ方』part1 part2
第8回『自分で自己肯定感を積み重ねていく方法』part1 part2
第9回『目標達成のために必要なもの』part1 part2
第10回『コミュニケーションを円滑にする方法』part1 part2 part3 part4
各テーマに対してのアプローチ方法、解決の手助けになる方法などをお届けしていきます。
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第6回 『集中力が途切れたときに効果的な3ステップ』
こちらのテーマについて、リコレクト所属の2名のトレーナーにアプローチ方法を解説していただきます。
part1 岡田 留美トレーナー
part2 江口 泰弘トレーナー
part1では、岡田 留美トレーナーのからのアプローチ方法になります。
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集中力が途切れたときに効果的な3ステップ
さっきまであった集中力がふっと途切れてしまった。
やらなければいけないのに集中力が長く持続できない・短時間で途切れてしまうことってありますよね。
いつでもグッと集中して一気に終わらせてしまえればどんなに楽でしょう。
では、どうして集中力は途切れるのか。
集中力が発揮されているときと途切れるときの頭の中を見てみましょう。
集中力が発揮されているとき
好きなこと・興味があること、得意分野や自信のあることをしていとき、苦手だと思っていたことが解消される道筋が見えたときなど。ワクワクする気持ちが湧いてきて集中力が発揮されます。あなたにとって心地よい感覚があるときですね。
例えば、面倒だなと思っていた資料作成中に思わぬアイデアが浮かび、気持ちが上がったとき。ほかにも表計算に興味や得意意識がある人は、表を作る箇所ではグッと集中してその部分だけは作業が捗ったりしませんか。
勉強でも、難しい問題の解き方がわかってきたときなど、解けるかも!とワクワクし、話しかけられるのもちょっと待ってと思うほど集中しますね。
集中力が途切れる時
苦手なこと・興味のないことであったり、長時間で飽きてしまったとき。あるいは、悩みや他に強く気になることがあるのにこちらを優先しなければならないときなど。
頭の中はモヤモヤと不安定な感じになります。
このモヤモヤと不安定な感じに耐えられず、無意識に他のことを思い浮かべてしまう。
これが集中力が途切れる瞬間です。
しかし日常において、仕事や勉強など期限があったり会社や組織に所属している場合、苦手な事や興味のないことをやらなければならない場面は非常に多いです。
常に集中した状態を保っているのは難しい。
それでも効果的に集中して終わらせるにはどうすればよいのでしょうか。
こんな3ステップを試してみてください。
試してほしい3ステップ
ステップ1 集中力が途切れたことに「気付く」
スマホがたびたび気になったり悩みが何度もうかんだり、集中力が途切れていることをご自身で気付くことも多いと思います。ご注意いただきたいのは、お客さんや上司に出来栄えを期待されているなど、周りの目や評価に意識が向いているときも、集中しているようで実はできていない、ということも気付いてください。
ステップ2 思い切って作業を「止める」
時間がないときや焦っているときはついついそのまま続けがち。モヤモヤやプレッシャーに気を取られ集中力のないまま続けるより、思い切って作業を止めてみるほうが結果的に効率が上がります。時間があるならば他の作業を先に進めるのもよいでしょう。
そのときに「この悩みが気になるのは、この作業が苦手でやりたくないからなんだ。だけどやらなきゃいけないから他の悩みは置いといて、やるしかないんだ!」というように、なぜ他のことが気になったのか原因をはっきりさせると、納得感がありモヤモヤが晴れ集中力が戻りやすくなります。
ステップ3 集中に意識を「もどす」
小休憩などでリフレッシュしたら、作業に戻りましょう。この時に脳内をいちど簡単な行動で集中させると、本来の作業に集中力が高まった状態で再開することができます。
簡単なワークをご紹介しておきますので試してみてください。
~集中力を高めるワーク~
①シャープペンシルの先を見つめながらゆっくりと20回芯を出す
ペン先をじっと見つめること、芯を出すためにカチカチと音をきざみ親指に圧力を
感じながら数をカウントする。このことで視覚・聴覚・触覚・思考が一つの作業と
して繋がり、意識が集中することで集中力が一気に高まります。
②コインを3枚立てる
なるべく一発で3枚成功するようにしましょう。
ただ立てるだけではなく、先に立てたものを倒さないように注意もするので
集中力が一気に高まります。
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最後までご覧いただきありがとうございました。
part2では、同じテーマで江口 泰弘トレーナーの解説をお届けいたします。
少しでも悩みを抱えている方のお役に立てますように。
今後ともリコレクト公式noteをよろしくお願いいたします。
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