第6回 『集中力が途切れたときに効果的な3ステップ』 part2 【結果を残す人がやっている自分の心の整え方】
【結果を残す人がやっている自分の心の整え方】というお題で全部で10個のテーマについてリコレクト所属のトレーナーに解説していただきます。
第1回『感情に振り回されてしまう原因と対策』part1 part2
第2回『ストレス軽減のために出来ること』part1 part2 part3 part4
第3回『怒りの感情と上手に付き合う方法』part1 part2
第4回『モチベーションを育てるために大切な要素』part1 part2
第5回『大切な場面で実力を発揮する方法』part1 part2
第6回『集中力が途切れたときに効果的な3STEPとは?!』part1 part2
第7回『自信の作られ方』part1 part2
第8回『自分で自己肯定感を積み重ねていく方法』part1 part2
第9回『目標達成のために必要なもの』part1 part2
第10回『コミュニケーションを円滑にする方法』part1 part2 part3 part4
各テーマに対してのアプローチ方法、解決の手助けになる方法などをお届けしていきます。
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第6回 『集中力が途切れたときに効果的な3ステップ』
こちらのテーマについて、リコレクト所属の2名のトレーナーにアプローチ方法を解説していただきます。
part1 岡田 留美トレーナー
part2 江口 泰弘トレーナー
part2では、江口 泰弘トレーナーのからのアプローチ方法になります。
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【集中力が途切れたときに効果的な3STEPとは】
前回、パフォーマンスが低下する要因の一つに「コントロール出来ないものに意識が向いてしまうこと」について述べました。
他人の行動や評価が気になったり、自分の感情に振り回されたり、考えても仕方がない結果の事を考えたり‥私たちが物事を達成しようとする時、これらの事がジャマをして集中力が途切れてしまいます。
テニス選手の事例
私のクライアントさんに、テニス選手がいました。彼は周囲の人が羨むほど素晴らしいサーブの威力を持っていましたが、突然そのサーブが練習でも試合でも入らなくなって、修正出来なくなることがあり悩んでいました。
話を聴いてみると、うまくサーブが入らない時にはどうやら「カッコ良くサーブを決めてやろう」という考えが強くなり、観ている人であったり、コーチの自分に対する評価を気にし、やるべき事に集中出来ていない状態であることが分かりました。
私はその選手に、「コントロール出来ないこと」と自分がコントロール出来る「思考と行動」に集中する重要性の話をした上で、集中するための3ステップを伝えました。
集中するための3ステップ
①まず自分が集中出来ておらず、他の事に意識が向いていること(彼の場合は "他人の評価" でした)に気づくこと。
②気づけたとしてもそのまま、また同じ行動を続けても集中は戻りません。いったんその行動を止めること。(止めるためのアクションを決めてもらいます。彼の場合は「空や天井を見上げる」と決めました)
③自分が出来る思考と行動に意識を向けます。この時の行動は確実に出来ることに設定することがポイントです。(彼の場合は「良い位置にトスを上げること」でした)
この ①気づく②止める③戻す 手順を意識して練習してもらうことにしました。
数週間後、彼は以前のようにサーブが入らなくて困ることが無くなったことを嬉しそうに報告してくれました。
前回は、まず①の気づく事から日常の中で意識してみてください、という話をしました。
今回はスポーツや部活をされている方なら練習や試合で、勉強や仕事をされている方なら集中が途切れた時や、大事な発表やプレゼンの時に ②止める③戻す のステップまで応用してみてください。
また、この3ステップを簡単にかつ効果的に練習出来る方法があるのでご紹介しておきます。
ゴルフボールを3つ用意してください。
テーブルなど平らな面の上に、この3つのボールを縦に積み上げます。時間は3分〜5分の中で設定しましょう。
最初はなかなか上手くいきません。2つでも最初は時間が掛かる方もおられるかもしれません。
これを3ステップを体感しながらやってみてください。
集中を引き出す、とても良いトレーニングになりますよ!
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最後までご覧いただきありがとうございました。
少しでも悩みを抱えている方のお役に立てますように。
今後ともリコレクト公式noteをよろしくお願いいたします。
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