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2023年7月の記事一覧
人は何のために生まれ、何のために生きるのか?
A面 愛されるために。
そもそも。自分を愛することを忘れてしまっているひとは、とても多い。
「私は今、空っぽです」って。自分には何もないように立ち振る舞い、自信を失っている人って多いんだ。自分に愛を注ぐことが疎かで、恥ずかしくて、必要のないことなんだって染みついている人は多いんだ。
その癖すぐ、人のことを羨む。
なぜそんなこと言うかって?なんたって私。「ある人」に出会うまで、それこそ「自分を
ヨガを教えることの魅力
ヨガ講師の私が、ヨガの魅力について語っても何も面白くないだろう。それはたとえば、知らないアイドルについて熱く語るオタクのようだし、知らないワインの良さを永遠と語る金持ちみたいなもんで。興味のない人に、好きなものの魅力を伝えるっていうのは、そんなに簡単なことではない。物の良さを伝える時、win-winであってこそ会話成立なんじゃないかとすら私は思う。だから今までこのエッセイという場で「ヨガ」を語るこ
もっとみる夫婦喧嘩と炎上はよく似てる【創作大賞2023エッセイ部門】
昨夜、我が家で夫婦喧嘩が勃発した。きっかけは世界一どうでもいいことだったのだけど、どこまで行っても意見が揃う事のない平行線ってあるなぁと。久々にずっしりきた。互いに一歩も引かない「聞く耳を持たない合戦」だったと思う。価値観を合わせるという歩み寄りができない(したくない)ふたり。自分にも相手にもそんな瞬間があるって現実に、心の深いところからため息が出た。「こんな時ばかり要らん強さが顔を出すなぁ。」な
もっとみる悲しみを預けて、悲しみを拾って。
私の作品は、「悲しみ」から生まれる。
喜びや、幸せや、平和よりも圧倒的に。妬みや、劣等感、焦りや怒りや苛立ち。そんな「悲しみ」を前に出して描くことが多いんだ。それはなぜかって?いつもいつも大きな悲しみがなくても。小さな棘がチクチクチクチク。胸の奥を痛くするからだよ。人は人のことを平気で傷つけるからだよ。
大人だからって、笑って誤魔化せるような擦り傷だって、治療しないまま増えていけば。それらはいつ