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大自然の中で違和感


私には息子がいる。
もうすぐ、5歳になります。

今日は日曜日でした。
日曜日になると、息子の朝が早い。早すぎる。本日は粘ってAM6:35起床でした。普段より1時間も早いじゃん。がーん!なんて。毎度、思うんだけど「日曜日くらいは!」なんて寝坊を期待しているせいですね。期待しちゃいけない、一度距離を置いてみよう(布団)とか言って。余計に朝が辛くなるんですよね。いけない、いけない。
そういう朝は、案の定こどもにイラついてしまうから、母。そんなによろしくないです。ということで、そろそろ子供が休みの日だけ早く起きる現象に、名前をつけたほうがいいな。って思うんですけど、全国の親御さん。いかがですか?正式名称、それでみんな、早起きに穏やかであった方がいいですし。みんなというか、私がですけど。
たとえば「子供は風の子」みたいな感じで言うなら「子供はひどい子」みたいなのはどうですか?って、アレ?さすがに苛立ちがダイレクト過ぎましたね。つーわけでえっと、ほかに良い案をくださる方はいますか?寝坊ができなくても心穏やかに。クスッと笑えて。なおかつまぁ、子供が休みの日だけ早く起きるっていうのは両親への愛ですから。温かいやつがいいですよね。息子よ、いつも楽しみに起きてくれてありがとう。幸せの証拠をありがとう。なかなか起きなくてごめんな。という感じです。

とまぁ、余談中の余談でした。早起き現象はさておき。今日はそんな訳で、クソ早起きだったのが我が家でした。だから8:30頃家を出て、田舎の住まいから、さらに山奥へ。30分ほど車を走らせ、山奥にある田舎の高山村ってとこまで行って来ました。田舎ではなく、のどかですね。高山村の方、すみません。

そこはもうなんていうか、山の緑と、青い空しかなくて。あまりの自然に目が眩みました。空気は美味しくて、塩コショウが一番!みたいな。あーもう、眠くて例えが雑ですけど。ただただ空気が美味しくて。何も手を加えたくないという気持ちになりました。
そこで私達の朝が早かったおかげで、まぁまぁ貸切の公園を楽しんだのですが。空には雲ひとつなくて、トンビとか飛んでいて、優雅にくるくる。木陰なんかは、頬に触れる風がひんやりそよそよ。息子とパパは水遊びでケラケラ。笑い声が聞こえていて、そういうの全部。私は写真に撮ったり、言葉に残したりしたくてiPhoneの画面を開いたのですが。
そこで
日差しが眩しくて、携帯の画面はよく見えなくて。太陽と、緑と青の中で携帯をいじるのが不自然で。心底、嫌気がさしました。デジタルに。というか大自然の中で、携帯をいじる私の違和感がすごかったです。

人間は不思議なほどに、本能のなかで自然が残っているんだと感じました。正しさはいつもそこにあるって誰かに言われた。
そんな感じでした。

夜、寝る前のベッドの中で、ブルーライトを光らせるのはお決まりなのに。朝の清々しい山の中でブルーライトを感じるのはやっぱり違う訳です。どっちが健全か、どちらが正しい本能か。そういうところに、現代人の病が隠れているんだなぁと。闇の正体を、身をもって知りました。だから

たまに、っていうかできれば毎日。画面は留守番してもらって、外に出かけちゃうとか。そんなことがあってもいいし、画面じゃなくて目の前の景色にぼーっとするとか、目の前の人の話を、目を見て聞くとか。そんなんでもいいですね。あったほうがいいです。そういうの。誰のために?っていうと、

自分のために。ですね。

見たいものだけ見て。今日は早めに画面を消して。また明日会いましょう。どうかご自愛ください。グッナイ。

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