これからの、小売の話をしよう。

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記事

買い物は「誰と付き合いたいか」を選ぶこと

「もし今10万円が手に入ったら、何に使いますか?」

私は消費者インタビューをする際に、必ずといっていいほど使ってきた質問だ。
普段どんな買い物をしているか、何から情報を得ているか。
直接こうした質問を投げかけるよりも、10万円の使い道を聞く方がリアルな話を聞けることが多いからだ。

質問された側は、予想していなかった問いに毎回困惑の表情を浮かべる。
これまで何十人もの人に同じ質問をしてきたけれど

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小さなお店でも使える広報戦略としてのnoteの考え方

お店がnote活用を検討する際、「そのnoteからどれだけ売上が作れるか」を考えることが多いのではないかと思う。
数多ある投稿の中から見つけてもらい、信頼して買ってもらえるようになるにはそれなりの時間がかかる。

この部分を懸念して一歩踏み出せないお店も多いはずだ。

しかしお店のnote活用は、直接ファンを増やすだけではなく「広報」の役割も担っている。
端的に言えば、noteに書いたことがきっか

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「小売業の繁栄は平和の象徴」

先月の「読んだ本一覧」にも書いたのだけど、最近意識して小売関連の名著を読むようになった。
その中でも感銘を受けたのが、イオン元会長・岡田卓也氏の著書だった。

イオンがもともと「岡田屋」という地方の呉服店からはじまったことを知る人は少ない。
岡田氏は七代目として家業を継ぎ、買収や提携を繰り返して日本トップレベルの小売グループを築いた。

もともと老舗のDNAを持っていることもあって、その家訓からは

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ローソンのPBデザインリニューアルは「これでいい」から「これがいい」への第一歩

先月から徐々にローソンのPBパッケージが新デザインに切り替えられ、その変化の大きさにSNSでも賛否両論が飛び交っている。

▼リニューアル後のパッケージ例。ベージュで統一され、ひと目見ただけでは中身がわかりづらい。

若い女性を中心としたデザインに敏感な層からは「かわいい」「そのままでも暮らしに馴染む」と高評価を受ける一方、「視認性が低い」「シズル感が足りない」といった否定的な意見も多い。

ちな

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「テイクアウト」以外の価値の作り方

緊急事態宣言や東京都の休業補償制度の発表もあってか、通常営業からテイクアウトに切り替えて運営する飲食店が増えてきました。

しかしすでに多くの飲食関係者が語っている通り、テイクアウトだけで店舗を維持していくのは至難の技。
特にもともとの客単価が高い飲食店ほど通常メニューの価格とテイクアウト価格のギャップが大きいため、損失を埋めるには程遠いというところも多いのではないかと思います。

また、席間をと

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「緊急事態」の今、お店の発信で取り組んで欲しいこと

昨日「緊急事態宣言」が出され、これまで以上に実店舗の運営が厳しくなってきました。
大手百貨店や駅ビルなどの商業施設も次々に臨時休館を発表しています。

アメリカではニーマン・マーカスの倒産を筆頭に、どの百貨店も支払いサイトの引き延ばしや買い付けのキャンセルを行うなど混乱を極めていますが、おそらく同じことがこれから日本でも起きていくはずです。

また商業施設が休業することによって、テナントとして入っ

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オンラインでも、店舗は「メディア」になっていく

私が「店舗はメディアになる」と考え始めたのは百貨店勤務時代のこと。
気づけばもう10年近く、店舗とメディアの関係について考え続けてきたことになる。

この2、3年は、「店舗」といえば実店舗を指すことが多かった。
アメリカやヨーロッパを中心に体験型店舗が増え、デジタルネイティブブランドたちもこぞって実店舗を持ち、実店舗のメディア化こそがこれから小売がやるべきことだと考えられてきた。

しかし世界中の

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それでも、ファッションの楽しみを絶やさないために

昨日のnoteでファッション誌に求められる今後のコンテンツとして、おうち時間の楽しみ方がキーになるのではないか、という話を書いた。

3年以上前から書いている通り、私はファッションと外出には深い結びつきがあると考えている。
逆に言えば、出かけることが禁止されれば洋服が売れなくなるのは当然のこと。
すでに海外の小売系メディアはこうしたアパレル需要のダウントレンドにまつわる記事ばかりが並んでいるけれど

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いま、商業施設ができること。

外出自粛が広がる今、商業施設も客数が大幅に減り、苦境に立たされている。
時間短縮を行う施設や週末の休業を発表した企業も増え、小売業界全体の大打撃は避けられない状況だ。

そんな中でルミネはいち早く最低保証家賃の減額を発表し、テナントへの配慮を見せている。

いまだ国の補償の目処も立たない中で半額まで家賃を引き下げるのは体力に余裕のあるルミネだからこそできることではあるかもしれないが、長期戦の覚悟が

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こんなときこそ、もっと「伝える」ために。

コロナ感染拡大が重大局面を迎え、いよいよ日本も諸外国と同じく外出規制が発生する可能性が高まっています。
先月からすでに飲食店や商業施設の困窮や不安がSNS上でも散見されていますが、ここから2週間ほどはこれまで以上に人が出歩かない期間になるはずです。

小売の視点から考えると、店舗だけではなくものづくりや物流といった人が介在する事業すべてにストップがかかる可能性があるため、オンライン専業だからといっ

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