#映画
Movie:『FAKE』(2016,🇯🇵)(#33)
フランスの哲学者ルネ・デカルトは自身の著書『方法序説』の中で「コギト・エルゴ・スム(我思う、故に我あり)」という有名な言葉を残しました。
私は優秀な経営者であり、良き亭主であり、息子であり、父である云々...本当か?、そう自分自身に問い続けたとき、疑わずに残ったのは「疑っている自分の存在」だった、というものです。
同じように他人に対して疑念が挟まれたとき、ヒトは常にどこまでも疑い続けることが出来る
Movie:『ナチスの愛したフェルメール』(2016年, 🇳🇱)(#35)
「よくみろ、あの目は君のものだ」
後に彼の妻となるヨ―ランカと彼女に向ってそういう彼の視線の先にいたのはキリストだった。
『エマオの食事』
フェルメールがこれまで描いていないとされた宗教画である。
しかしそれは贋作である。
彼とはメーヘレンである。
彼の描いたオリジナルの贋作『エマオの食事』、それを自ら割き、復讐は終わるはずだった――。
すべては"復讐"のため、彼を認めなかった美術業
頭巾を彩る世界 ~『赤ずきん』はなぜ“赤い”のか?(#24)
以前の記事(#22)でアルジェリアの民族衣装“ハイク”について触れました。
大きさ 通常6m×2.2m
素材 ウール、シルク、合成シルク
上記素材の織物であるのは共通ですが、名称や色彩は地域差があるようです。
首都アルジェと西部、色は生成→ハイク
東部、色は黒→マラヤ
南部、プリント柄→名称不明
そして現在は主に年配者が身に付ける傾向があり、若者が日常的に身につけているわけではないそうです