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連載コラム『光と影』

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リーダーとしての器をひろげるために。”人間理解”をテーマにしたコラムをお届けします。
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2020年12月の記事一覧

光と影を抱えたリーダーだからこそ、共に悩み、歩み続けることができる

光と影を抱えたリーダーだからこそ、共に悩み、歩み続けることができる

コーチングによってリーダーの気づきがどのように深まり、そのリーダーの変容によって組織メンバーがどのように成長していくのか。「組織は自分の鏡」のダイナミズムを体現された山崎社長(仮名)の事例を、前回まで紹介させていただきました。

「部下がパフォーマンスを上げられないのは、そういう環境を創っている自分の責任」と捉え、部下の悩み、苦しみを「傾聴と承認」によって受け止めようと努力し続けた山崎さん。その姿

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いま、そしてこれから。ファシリテーション型リーダーシップの時代へ

いま、そしてこれから。ファシリテーション型リーダーシップの時代へ

半年間にわたって連載してまいりました「光と影」。いかがでしたでしょうか?

最終回となる今日は、これまでの振り返りも含めて、「なぜいま、コーチングが必要とされているのか?」について、改めてお話したいと思います。

その理由は、大きく2つあります。

まずひとつ目として、不確実性の時代のなかで課題が複雑化していることが挙げられます。

「不確実性の時代」、そう言われ始めてかなり時間がたち、思いもよら

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