ホスピタリティ高いスタッフさんと共に、10回目となる日本橋個展スタート。
2/1~2/8の日記。現在、東京・日本橋髙島屋新館5Fにある、タッチアンドフローの店内にある小さなギャラリーで、日本橋個展の会期真っ最中。2/1に搬入日があって、2/2から初日がスタート。これまでほぼ毎日のように『どんな毎日も、宝物になる日記。』を書くことができていたけれども、個展準備や毎日の発信、トラブル対応に追われて、完全にキャパオーバーとなってしまい。泣く泣く一週間ほどのことをまとめて綴っている。日記を楽しみにしてくださっていた皆さんもいると思うのですが、更新が暫くストップしてしまって本当にごめんなさい。。。でも、覚えていることは沢山あるので振り返りながら、今、一番全力を注いでいる日本橋個展のことをシェアしていこうと思う。
2/1の日記。「ホスピタリティ抜群な、最高のスタッフさん」
1/30まで開催していた銀座個展が盛況に終わり、休む暇が全くなくて準備に明け暮れていた。でも、気持ちはホット。念願叶っての百貨店の中にある店舗での個展開催だから。銀座個展の会期中から在廊終わりに少しずつ準備はしていたものの、結局、搬入直前まで念入りに用意。搬入は時間が限られているため、どれだけ事前にディスプレイのイメージができるかどうかが大切。。。!
これまでずっとメールでやり取りしていた担当者さんと、搬入時についにご対面。お会いするまで緊張でしかなかったけれど、めっちゃ素敵な笑顔で温かく迎えてくださって。一番驚いたことは、担当者さん含めスタッフさんが搬入作業を一緒に手伝ってくださったこと。。!基本的に搬入作業はアーティスト本人がするものであって、会場さんが一緒に手伝ってくださることは滅多にない。「お手伝いしてくださって本当に良いのでしょうか。。」と私が恐る恐る伝えると、スタッフさんたちは「これまでも作家さんと一緒に飾り付けをしてまして。これがスタンダードですから」と、笑顔で返してくれた(カッコイイ。。) お陰様で大変な搬入作業も、想像以上にスピーディに終えることができた。搬入だけでなく、店舗Webサイトに今回の個展のお知らせも、わかりやすく書いてくださったり、搬入後も「プリちゃんが在廊していない時に、お客様にお伝えできるように」と、メモを持参の上、私のことや今回の展示テーマなどについて話も聞いてくださったのだ。。!日本橋個展が始まる前から、スタッフさんのホスピタリティに感激の嵐。。
今回の展示スペースは決して広くないけれども、制限がある中で、いかにして魅せる空間を作ることができるかどうかが、腕の見せ所。小さめの作品を多めに展開し、ボリューミーたっぷり。余白は生かしつつも、初お披露目となるスカーフを目立たせることで、遠くにいる人からも目に付くようにしてみた。天井から吊るすこともできることを事前に知っていたので、「光景を纏うアートスカーフ」などで、風が運ぶかのような演出も施した。「横がダメなら、縦ならどうか?」と、今ある空間を最大限に活用していく。最高のスタッフさんのご協力もあって、展示空間が完成。。!!一緒に記念写真も撮って、いよいよ日本橋個展が開幕。。!
2/2の日記。「綺麗なだけじゃない。という感想が嬉しくて」
最高のスタッフさんと共に迎えた、日本橋個展初日。コロナ禍でもあるので、お客様は多くなかったけれども、初日に足を運んでくださった方のお陰様で最高の一日になった。中でも、今回の展示で初お披露目となった「光景を纏うアートスカーフ」をお迎えしてくださった方もいて、本当に感謝でしかない。「直接作品を見て、プリちゃんの真髄が分かった気がして、更に感銘を受けました。綺麗なだけじゃない。心洗われるそんな空間を含めて彼女の世界観」という、お越しくださった方の感想の一つがまたまた嬉しかったな。特に、"綺麗なだけじゃない。"というワンフレーズ。深いところまで読み取ってくださった、お客様の気持ちが嬉しかった。
2/3の日記。「在廊日以外も、できることをコツコツ」
この日は在廊日ではなかったけれども、関西に住む作家の友人が事前に「個展に行きます〜!」と伝えてくれたのもあって、少しだけ会場に足を運んだ。その後は、葉っぱに写真を焼き付ける技法で作品を創られる作家さんの個展が近場で開催されていたので、一緒に観ることに。ここ暫くずっと他の作家さんの展示を観る機会がなかったため、ちょっとした一息と学びの時間を得ることができて良かった。解散した後は、カフェでオンラインストアの登録作業へ。これが結構地道で大変なのだけど、この作業をクリアにすることで、遠方で行けない方が作品やグッズをお迎えできる仕組みとなるから必須。特に、新しく打ち出した「光景を纏うアートスカーフ」がインスタでも好評で、このままいくと会期中に完売の可能性も見えてきたからだ。それはそれは嬉しい話なのだけど、気になる問題は完売後のこと。このスカーフは制作期間が「1ヶ月半」という納期が長め。そういう背景もあって、できるだけ早く登録していく必要があったのだ。たとえ個展に足を運べなくても、売り切れであっても、オーダーできるような仕組みをオンラインストアでは「予約販売」という形で作ることができるから。求める方に少しでも届けて、喜んでくださることを願って。
2/4の日記。「個展に足を運んでいただくための発信」
この日は疲れが溜まっていて、物凄い眠気も襲ってきたので休養に充てた。今回の会期は1ヶ月と長いので、在廊は土日祝のみとして、平日は休養と別の作業に充てることに。休めるときに休まないとね。いつも頭を悩ませることとしては、「どうしたら個展に足を運んでもらえるのかどうか?」ということ。多分これは個展をし続ける限り、考える必要があるトピックだと思う。ありがたいことに今回で個展開催10回目となるけれども、未だにこのトピックに関して余裕を感じることはできない。いつも考えて、試して、振り返っての繰り返しだから必死。私が動かないと、広がっていくことはないから。だからこそ、個展開催していることをSNSでシェアしてくださることは、「最高の応援」でしかなくて。。。(本当にありがたいことだから) 試行錯誤をし続ける中で感じたのは、個展のお知らせ発信のみならず、アーティスト本人の考え・想い、作品や展示に対して考えていること、展示中にあったエピソードなどを、写真や映像、文章など色んなアプローチで発信していくと良いということ。特にSNSはいつも見ているわけではないので、伝えたいことは何度も発信していくことが大切。私もまだまだだけど、いろんな魅せ方で発信をすることで、実際に会場まで足を運んでくださっているから、ぜひ試してみてほしい。(「私はこうしているよ〜」「こんなのも良かったよ〜」などあれば、教えてくださいね。。!)
2/5の日記。「感動したこと、悲しかったこと」
この日は日本橋個展初めての土日であり、在廊日。すっかり忘れていたことだけど。会場さんが「5Fにある店だから」と配慮してくださって、会期始まりの約2週間もの間、日本橋髙島屋のエレベーターにあるデジタルサイネージに、今回の個展の知らせを流れるように手配していただいたのだ。。!きめ細やかな接客対応に、只々勉強になるばかり。。
この日も私のTwitterをフォローしてくださった方が初めてお越し頂いたり、学生時代の友人も初めて足を運んでくれたりと、嬉しい出会いと再会の連続だった。「購入した作品を、部屋に飾らせていただきますね。。!」「本当に素敵な空間、作品、そして雰囲気が素晴らしい個展に行けてとても嬉しかったよ!心から感動した。空気さえも、全てがアートでした!本当にありがとう」と、伝えてくださることが本当に嬉しくて。創る作品が、誰かの記憶に残って、毎日の生活や人生に良いエネルギーを贈ることができていることが一番望んでいたことでもあるから。
在廊終わりにフラッと個展会場へ訪れてくださった男性は、大切な彼女さんにポストカードを贈ることを望まれていて。「普段は渡すことはないけれども、記念日だからこそ渡したい」とのこと。その気持ちにグッと心を掴まれて、いろいろとご提案させて頂いた。もちろん、最終的な決定は本人に。一期一会だけれども、個展を通して「喜びのお手伝い」ができることが嬉しいな。
先月末、大ピンチに陥ったことを日記に綴っていたと思う。それがようやく解決することになった。最終的に作品をお迎えしてくださった方は、本当に感謝の気持ちでいっぱい。これまでもこれからも、私の創る作品は本当に望んでいる方にお迎えしてもらいたい。
2/6の日記。「感謝Month」
ゆるやかな時間が流れる日曜日。この日は前回の銀座個展のスタッフさんが、顔を見せに日本橋個展まで足を運んでくださったり、2年前に開催した高円寺個展ぶりに個展へ来てくださった方と再会した。「いろいろと進化して、作品もバリエーションが増えましたね。。。!」と鑑賞しながら伝えてくださって。確かな成長を見せることができて嬉しかったな。引き続き、精進・邁進。。。。!
貴重な時間の中で、時間を割いてお越しくださることに感謝。前回の銀座個展も、今回もそうだけども、一人じゃ個展はできないのよね。会場提供などサポートしてくださる方や、個展を見にきてくださっては作品やグッズをお迎えしてくださる方、個展に行けない方もSNSでシェアや、オンラインストアで応援購入してくださる方がいて成り立っている。だから、個展会期中はいつも以上に感謝していく日々なのだ。しかも、今回は1ヶ月の会期。私は「感謝Month」として掲げながら、この会期を乗り切っていきたい。
2/7の日記。 「恩が深い友人であり、私のお兄さん」
在廊休み。久しぶりにゆっくり休んだような気がする。日本橋個展に足を運んでくれて感動した友人が、「10回記念の個展開催おめでとう!お祝いと日頃のお疲れ様も込めて」と、ご飯をご馳走してくれることに。彼は学生時代から賢くて、頼り甲斐があって、優しくて強い人。出会いから9年にもなる関係性なので、私の良いところは素直に認めてくれては、悪いところは叱咤激励してくれるお兄さん。私がメンタルボロボロだった時も、陰ながらずっと見守ってくれていて。いろんな側面で、恩が深い人。実は私の個展に足を運んでくれたことは、今回が初。彼も彼で、仕事に精を出しているので、多忙な中で個展へ駆けつけてくれたこと、そして労をねぎらう気持ちが嬉しかったな。会話のやり取りの中で、「いろんなことに傷つきながらも、それでも前に進んで目標を達成していく姿が一番グッときたよ」と、私に伝えてくれたことが印象に残る。私の影の部分も知っている人からの言葉は特に嬉しいものがあるね。
2/8の日記。「日記を更新できる喜び」
ああ!日記を書き残すことのできる喜びが大きい!この一週間近く、日本橋個展のスタートに向けて精一杯だったので、SNSは毎日更新できても、この日記を書く余力が足りず。。「これまでずっと、ほぼ毎日更新できていたことができなくなってしまった」ことに対してのプチストレスがあったのだ。でも、それもついに解消。。!前進していくことも大切だけれども、ゆっくり自分自身を見つめ直す・振り返る時間も必要。私が日記を更新し続ける主な理由・目的としては、数日経つと忘れてしまう記憶を大切に残して、今後の創作に活かしていきたいから。私の作品や、発信する言葉は全て、現在進行形の人生経験から生み出されていくものなので、綺麗さっぱり無くなってしまう記憶たちが勿体なくて、仕方がなくて。。だから、こうして日記として書き残しては、ふとした時間に日記たちを振り返って、次の創作へ向けて気持ちを温めているのだ。いろんな方のサポートによって、無事に日本橋個展を最高の形でスタートを切ることができたので、今後は更新頻度は一日に一記事ペースで進めることはできそう。。!(あ、まだ確定申告という大きなタスクが。。) 日本橋個展の在廊は、土日祝の13時〜18時まで。タイミング合いましたら、ぜひご高覧くださいね。私も一日一日を大切に、最大限ベストを尽くしていきますね。。!
プリちゃん
「今日も『どんな毎日も、宝物になる日記。』を、最後まで読んでくださってありがとうございます。何か響くものがありましたら、スキ、コメントとっても嬉しいです! 」
- INFORMATION from プリちゃん -
①3/1まで、日本橋個展開催中! (在廊は、土日祝の13時〜18時まで。)
②2022年の間、アートで笑顔と幸せを全国に届ける、「#虹色スマイル」チャレンジ中です。。!🌈
(インスタで、@priusshotaをチェックされてみてくださいね。。!)
③ 優しい時間を味わうアートブック好評発売中。。!
最後までご覧いただいて本当にありがとうございます。。!「応援したいな」と感じましたら、ぜひフォローしていただけると喜びます。。! サポートは、今後の作品制作や個展開催に必要な費用、遠方へ足を運ぶ交通費などに充てさせていただきます。今日も、自分にしか歩めない素晴らしい日々を☺️