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海外生活振り返り日記-ニュージーランド前編-#13

遥々

 日本から2人友達が来た!すごく嬉しい!しかもクリスマスに!と、はしゃいでいたが初っ端から面を食らった。
 クリスマスパーティーの後、ジェーンに友達に会いに行ってくると言うと、今日はお店もやってないしバス動いてないんじゃない?と言われた。私達はクリスマスと言ったら街で楽しく遊ぶという発想しかなかったのでそんな事全く予想していなかった。
 空港に迎えに行けないと友達に連絡すると、空港からのバスは少し動いていたようで、なんとか友達と合流できたが街は本当にほとんどのお店は閉まっていて食べ物を探すのにも一苦労。歩き回ってようやくケバブやさんを発見した。
 とりあえずいつものビーチに行って、クラスメイトの友達も呼んで皆でピクニックをして過ごした。しかしこれと言ってやる事もなく、海に足だけ浸かるくらいでちょっと申し訳ない気分になった。折角来てくれたが帰りのバスもあまり無いので皆戻れるうちに解散。今思えば事前にジェーンに相談してホストファミリーと一緒に友達もクリスマスパーティーに混ぜてもらえば良かった。まぁ、外国でのクリスマスを知らなかったので異文化体験が出来た…かな?とある意味心に残る夏のクリスマスとなった。

英語途中経過報告

 さてニュージーランドに来て3ヶ月間経った英語能力は傍から見てどうでしょう。私はまだまだ片言で知ってる基本的なフレーズと単語を駆使して話していたが、声だけは自信満々にクラスメイトと話していたので日本から来た友達からはペラペラになっていると言われた。
 参考になるかは分からないが、日本人とほぼ話さず、ホームステイをし、学校が終われば復習をして過ごした英語初心者の3ヶ月後はこんな感じだ。コミュニケーションはなんとなくとれるが自分の中では不十分。映画館で見た映画は全く理解できなかったし、バスやホテルの予約はオンラインで出来るがもし何かトラブルがあった時は身振り手振りでやっと伝わるという感じ。
 そういえばこの位の時期に一度トラブルがあった。一人で郊外にある生地屋さんまで布を買いに行ったのだが帰ってきてレシートを見たら結構な金額を間違えられていた。家から遠かったのでその日お店に戻ったとしても着く頃には閉店している。かと言って次の日になって違う人が店番をしていたら上手く伝えられる自信が無かったので電話をしてみた。結局時間はかかったものの、なんとか理解してもらい次の日お店に行ってお金を返してもらったのだが当時は電話で話すことは相当困難だった。と言いつつ実は今でも電話はちょっと苦手で、こちらから伝える事が出来ても聞き取りは慣れていない相手だと正直未だに身構える。

トイレは異文化を感じる

 トイレは国と場所によって本当に様々で、毎回ドアを開けるまで安心できない。初めてポーランドに行った時は便座が高すぎて足がつかなかったり、クアラルンプールの公衆トイレでは何があったんだという程便座が水浸しになっていた。しかも1箇所ではなくどのドアを開いても便座は水浸しだった。タイや香港でも場所によっては水力が足りない為紙を流せないトイレがあったり、フランスの田舎の公衆トイレでは和式のようなトイレもあったりと、本当にトイレで異文化を感じる。
 この時も日本から来た友達がニュージーランドで驚いていた事と言えばトイレ。駅のトイレや公衆トイレは銀色の金属製で、しかも便座が無い!どうやって座るんだ?と思ったらしい。流すときの水は勢いがあり過ぎて水が足に飛んできたりする。確かにちょっと不快に感じるかもしれない。やはり日本のトイレは世界中の人から褒められるだけのことはあり私も日本のトイレはどこでも安心して入れる。
 しかし逆に日本のトイレを変だという人もいる。知り合いのフランス人が日本に来て初めて暖かいトイレの便座を体験した時、気持ち悪いと言っていた。まるで直前まで誰かが座っていて知らない人の温もりが残ってる様な暖かさがとても気持ち悪いとのこと。もちろん日本のトイレを気に入って自宅に設置したというフランス人の話も聞いたので、トイレ一つで色々な意見があるんだなと変なところで文化の違いを感じたのであった。

つづく

追記 (2023/6/2時点)
#5のおまけ英語を一部追加しました。よかったら見てみてください^^

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