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【おしり】真夜中の図書館

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2021年12月の記事一覧

自分のネガティブをちゃんと受け入れて、ちゃんと吐き出して、日々ちゃんと生まれ変わる。【今日、カレーとシチューどっちがいい?(銀色夏生著)】

自分のネガティブをちゃんと受け入れて、ちゃんと吐き出して、日々ちゃんと生まれ変わる。【今日、カレーとシチューどっちがいい?(銀色夏生著)】

私にとって、(そんな深刻でもなくとも)何か辛いとか気分が落ち込んでる時1番寄り添ってくれると感じるものは、
誰かがこの世界のどこかで自分と同じように痛んでいて、
その痛みをちゃんと外に吐き出している、という事実です。
(いつものことながら突然)
この世のどこかで私の他に誰かも同じように痛んでて、
「今は痛いね、でも大丈夫なはずだよ、一緒に頑張ろう」
と言ってくれたら、どれだけ救われるか分かりません

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自分の人生に、自分は生きているだろうか?【「ひとりずもう」(さくらももこ 著)】

自分の人生に、自分は生きているだろうか?【「ひとりずもう」(さくらももこ 著)】

皆さんは、今まで自分の欲求と向き合ってきたでしょうか?
(突然)
私は小さい頃、大人の期待に応える、というのが正しい生き方なのだと認識して生きていました。
なので、学校では常にいい子、いい成績、学級委員生徒会長を務める…みたいな子供でした。(クソお固めですわね)
進学先も、
「今はやりたいことが決まってないから、
何でも出来る(専門学校ではない)、就活で有利になるような学校に行こう」
と半ば親に誘

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海外旅行で、百面相になって、百人格演じて、自分が分からなくなって、でもどんな自分もおもろいからまあいっか、ってなるのがいい。【「犬とペンギンと私」を読んで】

海外旅行で、百面相になって、百人格演じて、自分が分からなくなって、でもどんな自分もおもろいからまあいっか、ってなるのがいい。【「犬とペンギンと私」を読んで】

海外旅行に行きたい。(切実)
海外旅行の何が楽しいって、
「うえー、こんなやり方もあるんだ(歓喜)」
「ほえー、こんな考え方でもいいんだ(歓喜)」
「およー、こんなことしてもいいんだ(歓喜)」
っていう、自分の狭まりきった視野を広めてくれる素晴らしい発見が出来るってことなんですよね。

小川糸さんの「犬とペンギンと私」を読みました。

ペンギン?と思われるかもしれませんが、旦那さんのあだ名だそうで

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