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週刊少年松山洋

家庭用ゲームソフト開発を行うゲーム会社・株式会社サイバーコネクトツー代表取締役・松山洋の継続課金マガジン。ゲーム・漫画・アニメ・映画などエンターテインメント業界の話を中心に毎週記… もっと読む
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2021年4月の記事一覧

第314号『ゲームにおける演出論②』

第314号『ゲームにおける演出論②』

『演出』とは本来、テレビドラマや映画・アニメなどの映像制作における音声や演技などをより効果的に演出する人のことを指していて、監督=ディレクターを直接指す場合もあります。

ただ、アニメーションの監督などは立場上シリーズ全話を通じた総監督というポジションに立つ場合が多く、演出の人は助監督と呼ばれたりもします。

各話数ごとに演出を行うエピソード単位の監督=演出となっていたり肩書というか役割は業界によ

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第313号『ゲームにおける演出論①』

第313号『ゲームにおける演出論①』

ゲームソフトって何だと思いますか?

あ、いや、別にそんな哲学的な話でもなんでもなくてですね、単純になぜ人はゲームソフトを遊ぶと思いますか?

楽しいから?爽快感があるから?周りの友達もみんなやってるから?

気持ちいいとか、感動する、という感覚の話だけをすると「それ漫画やアニメや映画でも良くない?」ということになりますよね。

では、ゲームソフトならではの感覚って何なのでしょう?

それって私は

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第312号『ゲームソフトのパンツ見える問題②』

第312号『ゲームソフトのパンツ見える問題②』

ゲームソフトの開発をやっていて避けて通れないレーティング(対象年齢)問題について真面目に記事を書いたところ非常に大きな反響がありましたので、そのまま続編記事を書くことにしました。

なんとなく3Dゲームソフトを遊んでいて、特にそれがセクシーな美少女キャラクターだったりするとどうしても胸やスカートに目が行ってしまう人も多いと思います。

ゲーム業界ではよく『胸チラ・チチ揺れ・谷間・パンチラ・太もも』

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第311号『ゲームソフトのパンツ見える問題①』

第311号『ゲームソフトのパンツ見える問題①』

とんでもない記事タイトルですが、内容はいたって真面目です。

今回はゲームソフトの中に登場するゲームキャラクターの『パンツが見えてしまう問題』についてお話します。(重ねて言いますが真面目な話です)

美少女が登場するアドベンチャーゲームやRPGなどでも、その特定の女の子のキャラクターの3Dモデルをグルグルと動かして(最近はどのゲームソフトにも搭載されている撮影機能などを使って)お客様がパンツが映っ

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第310号『初めてのルーブルはなんてことはなかった』

第310号『初めてのルーブルはなんてことはなかった』

『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』のテーマソングである宇多田ヒカルさんの『One Last Kiss』の歌い出しの歌詞が凄い。

「初めてのルーブルはなんてことはなかったわ」

ここから「私だけのモナリザ とっくに出会ってたから」と続くのですが、もうこの本予告は公開時から何度も何度も劇場予告でもYouTubeでも観てましたので、当然ながらこの歌も何度も聞いてはいたのですが改めて凄く情報が凝縮され

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