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モラトリアム、問題意識持つ

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#大学生

「競争ではない」響いたオードリー・タンの言葉

筋トレをしながらニュースを見ていたら、あの台湾のIT担当大臣のオードリー・タンが、福島県の学生たちと対話を行なったというニュースがやっていた。

学生たちの質問に、分かりやすく、そして丁寧に解答する彼の姿は、彼が大人物たる所以を強く表現しているように見えた。

一人の学生がこんな質問をした。

「私はコンピュータ関係の勉強をしているが、周りには私よりもコンピュータが好きな人や、技術面で優れている人

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スマホ恋人白書

スマホ恋人白書

世界中でベストセラーになっている、アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』にこんなことが書いてあった。あのマイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツは、自分の子供が14歳になるまでスマホを与えなかったのだ。

それはスマホの危険性を知っていたからだ。ビル・ゲイツだけではない。あのスティーブ・ジョブズも、自分の子供に対してスマホを与えるということに慎重であったという。

まったく、その危険性をよく分かっていな

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自己は肯定も否定もしなくていい

自己は肯定も否定もしなくていい

”自己肯定感”

自己啓発書やインターネットサイトなどでよく見かけるこの言葉。意味は、読んでそのまま「自己を肯定する感情」である。

巷では、「自己肯定感を高める」だったり、「自己肯定感が低い」といった言い回しで使われることが多いようで、そのための”方法”なるものを伝授すると題した出版物も多く見受けられる。

しかし、私はこのような「自己肯定感」に対して、大きな違和感を持っている。

その違和感の

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私たちはなぜ自粛しているのか ーコロナ禍の大学生、不要不急について考えるー

私たちはなぜ自粛しているのか ーコロナ禍の大学生、不要不急について考えるー

コロナが世界を変えてしまってから、もうすぐ一年が経とうとしている。もう梅の花が咲き始め、虫たちもそろそろ出てき始めたのに、我々は未だに自粛生活を続けている。

まるで人間だけが季節に置いて行かれるように。

どうして我々は、自粛生活を続けているのか。

どうして我々は自粛しなければいけないのか。

「そんなの、もう分かりきっているよ。コロナだから。」こう思われる方がほとんどだと思います。

でも、

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