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スマホ恋人白書
世界中でベストセラーになっている、アンデシュ・ハンセン『スマホ脳』にこんなことが書いてあった。あのマイクロソフトの創始者であるビル・ゲイツは、自分の子供が14歳になるまでスマホを与えなかったのだ。
それはスマホの危険性を知っていたからだ。ビル・ゲイツだけではない。あのスティーブ・ジョブズも、自分の子供に対してスマホを与えるということに慎重であったという。
まったく、その危険性をよく分かっていながら、大衆に対しては買うように煽る。その甲斐もあって、スマホはもはや必需品だ。
資本主義的矛盾
売人は中毒にはならないってか
先日、長年親しんだAndroidスマホちゃんと別れました。訳してアンちゃん。
アンちゃんは急に電源落ちたり、凍ったまま動かなくなったり、バイブレーションで自分から地面に落ちて画面割れたり、正直付き合いやすいタイプの子じゃなかったんですけど、まあそんなとこも俺は愛してましたよ。
でも、やっぱり2年契約終了時の誘惑には勝てなかった…。ピカピカのiPhone、訳してアイちゃんに乗り換えちゃいました。
尻軽ならぬ指軽な俺を許してくれ…。
しかしながらbut、アイちゃんもかなりめんどくさい子だった。
使い始めはまあ慣れないのもあって、操作性がちょっとなーとか、こういう機能ないのかーとか違和感みたいなのがありました。
でもすごいよね、アイちゃん。慣れた途端めちゃくちゃ使いやすくて、画面も綺麗。もう何時間も見てられる。1日平均6時間以上とかザラになっちゃう。
アイちゃん依存になりました。
トイレも一緒、お風呂も一緒、夜も深夜まで見つめあってる。(何書いてんだ俺)
アイちゃんにゾッコン。
しかし、アイちゃんは小悪魔だった…。
突然、こんなことを言ってきやがる…。
まるで、「そんなに私のこと好きなの?」みたいな、そういう、余裕のあるあざとさ…。
楽しんでスマホいじってる時に、「いや、俺こんなにスマホ見てんのか…、やばいな…」って気にさせてくるアイちゃん。
あと、夜スマホを見ないようにする機能とかも勧めて来やがる。
「もっと自立したら?」みたいな。完全に大人の女性の余裕だわ。
……。
いや、でもお前、スマホじゃん?
スマホがスマホ見ない方が良いよとか、言うなし。
ていうか、お前が諸悪の根源のくせに、何その「あーあ」って顔。
お前が操作性良いからいけないんじゃん。お前が画面キレイなのがいけないんじゃん。
八つ当たりです。
スマホを見てるのは、わたし。
スマホをいじってるのは、わたし。
アイちゃんなんも悪くないよ。
それを俺、アイちゃんのせいにして…、ひどい男だよな…。
最近色々上手くいって無くて……。
許してくれ、愚かな俺を許してくれ…。
「でも、スマホって結構やばいよ?」
そんなこと書いてるのが、これ。
(書評下手くそか)
良い本でした。
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