冬森アト 

冬森アト 

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記事一覧

私は心  

真夜中の星は 私の胸 くたびれた日にも 一人ときめくわ 声に出せずとも 涙で流れて 瞼を照らす光 形なくても 感じられるもの 可愛い小鳥の 歌を奏で 必ず伝わる…

冬森アト 
14時間前
3

冬森アト 
23時間前
5

無限大の僕ら

二時間かけてやってきた のんびり過ごせる道の駅 すぐ近くには公園か?と 思いきやクリアな川である しゃがみ込んだり  先へ進んだり  くっついたり それぞれ好きな石の…

4

軟膏回廊

一つの木から伸びる二、三本ほどの腕に 枯葉のステンドグラスができていて 一足先に紅葉心になる 体内時計が終了と言えば 区切りをつけて先に進む トンネルに続く短い階段…

3

黄昏と雨と人と

[短編] 秋のたそがれは親切な匂いがする、どこか遠くを思い遠くを呼ぶ匂い。遠くも見るけど近くも構わないといけない季節。何かと手元を動かしたくなる。 空に映した面倒…

4

[番外] マガジン「灯台より」を公開しました。

https://note.com/pichi733/m/m78de8d923a6d 以下はマガジンと同時公開の付属資料(十枚)です。 [一言コメントがありました]  公開おめでとう。 9.30.16:59      …

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サツタバ

白い本棚の上に燻んだ青い紫陽花 ぴんとした花びらを光らせ まとまった札束みたく並ぶ 彼らが醸し出す空気について 自信なく探ってから ‥栄光 だと思った 世に溢れ…

5

半透明を知らず

[詞] 綺麗にくすませた青い花 栄光を纏う調べ 世にいう札束を貶すのは 本物を敬うので 生活の話を別胃に 自分としていい感じで 夜明けに触れた気がしてるのは 不幸中…

4

エイリアン 着陸時の巻

[短編] 着替えとはなんぞや わたくしエイリアン ってとこで巻き戻し (座ー〜ーーーーーーーーーーー) スリル華丸💘 いざ、人の海へ。 わたツしに繊細なノイっズ、あぁ…

5

スライムの片想い

[詞] まだ直せてないの 癖とか ばかばかしいやって 変で頑固な私を 溶かせるのなんだっけ 砂場で磨くまあるいの どこにあるの もっと大事にしてたら 怒れたのに 一…

5

[詞] 夜になれば時間が止まる 眠るときまで天使がいろは 耳を塞ぐ聖なる外は 遥か遠くの炎をこの手に寄せるようで あと少し場所を変えたなら 届くのに 自己満でもよく …

3

セプテンバーdate 

しょっぱいのだった  君が連れてった とうせんぼの向こう 夢みたいにはしゃいだ  ロープは消えていた destiny data  &セプテン キスは我慢 だって行きたい  今日…

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9月23日

[散文] 言葉にすることで汚れてしまうと思う そんな「記憶」と「人との関係」なら 今日を過ごした夜に 文章を書き始めるのは怖いだろうが、 おかげさまで私と彼とは違う。…

冬森アト 
10日前
3

ガンジー

[詞] 思いつきだけどメモにしたためたよ 記憶を安心にした だから別に何あるわけはあるのさ 変な星も意外と くよくよした甘い匂いに 効き目のある杭を飾ろう トンネルの…

冬森アト 
11日前
3

蝶に願い

誰かを待つしかない花は、この世界を彩っている。 少なくとも私はそう見えるから信じている。 世界の素敵な事を見つけることに、躊躇しなくていい。 不安症の笑顔みたいに…

冬森アト 
12日前
4

てトロ

[詞] 道端に、落ちていた、パイナツプル。 一昨日見た、景色を呼ぶよ。 宙を浮く、状況で、やるせない。 筋の見えない、後物語。 まだ暑い夜、さっぱりしよう。 手とろう…

冬森アト 
13日前
2
私は心  

私は心  

真夜中の星は 私の胸

くたびれた日にも 一人ときめくわ

声に出せずとも 涙で流れて

瞼を照らす光 形なくても

感じられるもの

可愛い小鳥の 歌を奏で

必ず伝わる 明日を待ってる

砕けた心も 涙で流れて

瞼を照らす光 形なくても

感じられるもの

  

[詞] re:41日目

  

無限大の僕ら

無限大の僕ら

二時間かけてやってきた
のんびり過ごせる道の駅
すぐ近くには公園か?と
思いきやクリアな川である

しゃがみ込んだり 
先へ進んだり 
くっついたり
それぞれ好きな石の道を進んで気が済めば戻ったりする

そっと私が渡した石 
あなたはポッケしまうって
言わずもがな わかっていることが嬉しい 
ほっこりする

蜘蛛の糸にかかった 
枝の的をめがけて 大腕を振った

これぞ僕らの自由

古い大木の樹皮

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軟膏回廊

軟膏回廊

一つの木から伸びる二、三本ほどの腕に
枯葉のステンドグラスができていて
一足先に紅葉心になる
体内時計が終了と言えば
区切りをつけて先に進む
トンネルに続く短い階段で立ち止まり
夕日やら小さな鳥の大群が電線で
まるで不均等なジェンカのように移動する様子を観劇する。
後ろから人が来ないのを確認し階段の進行方向側の
二段目に足を下ろして座る
夏には見れなかったとても大きな赤っいのを見ている
体操座りに

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黄昏と雨と人と

黄昏と雨と人と

[短編]

秋のたそがれは親切な匂いがする、どこか遠くを思い遠くを呼ぶ匂い。遠くも見るけど近くも構わないといけない季節。何かと手元を動かしたくなる。
空に映した面倒見の良いだろうゼリーが可愛らしいのにくすぐったくて少し苦い。ぼんやりした身に覚えのあるものって微笑んだりしてしまうのだが、みんなもそうだよね?という気持ちになった。そういえば、今朝は珍しく慌てて起きたのだが、カーテンを開く前からまだ早い

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[番外] マガジン「灯台より」を公開しました。

[番外] マガジン「灯台より」を公開しました。

https://note.com/pichi733/m/m78de8d923a6d

以下はマガジンと同時公開の付属資料(十枚)です。

[一言コメントがありました] 

公開おめでとう。

9.30.16:59       ・

サツタバ

サツタバ

白い本棚の上に燻んだ青い紫陽花

ぴんとした花びらを光らせ

まとまった札束みたく並ぶ

彼らが醸し出す空気について

自信なく探ってから

‥栄光 だと思った

世に溢れる札束は ただの札束で

目の前に、うんと、サツタバだ

彼らに価値はなく

多大なる栄光が

身そのものになっている

[詩] re:37日目

半透明を知らず

半透明を知らず

[詞]

綺麗にくすませた青い花 栄光を纏う調べ
世にいう札束を貶すのは 本物を敬うので

生活の話を別胃に 自分としていい感じで
夜明けに触れた気がしてるのは 不幸中の幸なのです

耳塞ぐ訳もいらぬ一部屋は 癖のように素朴なだけ
為すべきを為す土曜の曇り日に 歌はあるが昔かな

思い出すとは思えぬ事が 解らないと略したら
代わりに脈打つ旋律は 五年もそこにいたと知る
心の他も心か

青い身体に浸

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エイリアン 着陸時の巻

エイリアン 着陸時の巻

[短編]

着替えとはなんぞや
わたくしエイリアン
ってとこで巻き戻し

(座ー〜ーーーーーーーーーーー)

スリル華丸💘
いざ、人の海へ。

わたツしに繊細なノイっズ、あぁ流れ来る。
あらやだ癖つよチュン技。
あ、狂う、あ、あ、、ハハッ母
着地してウインク。無事成功した。
ここまでのシーンタイトルこれで、行(ゆ)く。んーーーーーーんよ。

(着地、膝つく、顔あげる)

とりあえずなんとかなる

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スライムの片想い

スライムの片想い

[詞]

まだ直せてないの 癖とか ばかばかしいやって
変で頑固な私を 溶かせるのなんだっけ

砂場で磨くまあるいの どこにあるの
もっと大事にしてたら 怒れたのに

一人でいたいだけ なら仕方ないけれど 
物足りない この気持ち 処理できない

好みを教えるのも 面倒臭いのかな
ごめんなさいはもういいよ
喉乾いたよ

魂を込めたら つよい味方になる
それなのに あなたはさ、どこ行くの?

二人は

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聖

[詞]

夜になれば時間が止まる
眠るときまで天使がいろは
耳を塞ぐ聖なる外は
遥か遠くの炎をこの手に寄せるようで

あと少し場所を変えたなら
届くのに 自己満でもよく
傷ついた方がマシだよと
扇風機に聞いた

違う次元 貶し合うとか
広い集めの ガラクタあげた
落雷くらい 赤裸々な傷
電線にかかる幹に 聞きたいミス・ストーリー

更にもし 落とし穴に堕ち
そこで見たものだけ、それだけ
信じれる 

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セプテンバーdate 

セプテンバーdate 

しょっぱいのだった 
君が連れてった とうせんぼの向こう
夢みたいにはしゃいだ 
ロープは消えていた destiny data 
&セプテン

キスは我慢 だって行きたい 
今日は特別
変わりゆくシーズンに 惜しまれるくらいの destiny data
&セプテン

すごい綺麗な暮れ ダチョウの林 
でこぼこ道 恐れずに  温泉へ行こう

陽と砂が混ざった destiny data  
& セプテ

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9月23日

9月23日

[散文]

言葉にすることで汚れてしまうと思う
そんな「記憶」と「人との関係」なら
今日を過ごした夜に
文章を書き始めるのは怖いだろうが、
おかげさまで私と彼とは違う。

二人はたくさん自分で殻を破ってきた。
おかげさま彼。おかげさま私。
お互いの努力を讃えたい。
9月23日は二人を讃えましょう。
そういう日にしましょう。

彼と一緒にいるときがもっと
「私は大丈夫」と感じられますように。
彼と一

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ガンジー

ガンジー

[詞]

思いつきだけどメモにしたためたよ
記憶を安心にした
だから別に何あるわけはあるのさ
変な星も意外と

くよくよした甘い匂いに
効き目のある杭を飾ろう

トンネルの出口だな 入り口だな 
あと5分だ
大人みたい 私今ガンジー

もし心だけに期限があるのなら
そりゃ大事にするよ
だから別に何あるわけはあるのさ
痛く震えること

いつも何かそのうち知っていて
壁にいつか大きな木を描いて

獣道

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蝶に願い

蝶に願い

誰かを待つしかない花は、この世界を彩っている。
少なくとも私はそう見えるから信じている。
世界の素敵な事を見つけることに、躊躇しなくていい。
不安症の笑顔みたいに、躊躇しなくていい。

木の側に立って見上げることは、つまり木に縋っているのだが、
私は人にも同じようにしている。
田んぼの中でぽこぽこと音が聞こえた。
きっとこの中に何かいる。それでいて通り過ぎる。
風を切るようにまっしぐらに。
けれど

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てトロ

てトロ

[詞]

道端に、落ちていた、パイナツプル。
一昨日見た、景色を呼ぶよ。
宙を浮く、状況で、やるせない。
筋の見えない、後物語。
まだ暑い夜、さっぱりしよう。

手とろうって言うのだってかわいい人だから。
食べてもいいよ、乾いた口で一文字に。

深夜0時、コンクリート、の地べたは、
座らないでね、仲良くしよう。
喧嘩だって、好きなんだけれど。

帽子の中をのぞいたなら、
多分もう、
何かが入ってい

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