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アッチノメモ📝2023/09/23

先にこちらの記事を読んでから読んでもらえると嬉しいです↓

2023年9月23日に見た夢。

広い公園のような場所にいた。
敷地の右側は広場になっている。
少し伸びた芝生が所々に生えていて、その芝生に埋まるように小さな石像が点々と置いてあった。
頭と手足がある。でも、顔のパーツや指はない。
黄土色の大理石のようなツルツルとした素材でできているように見える。


敷地の左側には遊具なのか作品なのかわからない大きな物が設置されていて、美術館に併設されている公園みたいだった。
夜ではないけど、辺りは薄暗い。
早朝のような夕方のような、そんな雰囲気。
広場の左奥には出入り口のようなものが見えるけど、濃い霧が出ていてその先がどうなっているのか全く見えなかった。

でも、116.【人喰い恐竜ブロック再び:列車とオジサンとドゥードゥルの旅】の夢に出てきた場所に少し雰囲気が似ていた。
どこに向かおうか迷って動けずにいた。
広場の中を少し歩いてみようかと思った時、出入り口の方から人が歩いてきた。

ドゥードゥルの場所にいた人達かもしれない!

そう思って、アタシは近寄ってみた。
歩いてきたのは制服を着た3人の女の子達だった。

「あの……」

声をかけると、女の子達は一斉にこちらを見た。
目が合った瞬間、その女の子達が普通ではないと思った。
髪はボサボサで、顔は真っ白。
だけど、目は赤く充血している。
血管なのかアザなのか、白い肌には赤い線やシミのようなものがたくさん浮き出ていた。
着ている制服も乱れていて、かなり汚れている。
なぜか全員、片手に鉛筆のような物を指先でつまむように持っていた。

明らかに普通ではない姿なのに、みんなとても愉しげな表情をしていて、ゆらゆらと頭を動かしている。

薬物?酔っ払ってる?

……と思ったら、女の子達は真っ赤な目を見開きながら、凄い速さで近づいてきた。

『◯◯る?』

目の前まで来ると、そんな風に聞こえる言葉を呟きながら全員が一斉にアタシの体にベタベタと触れてきた。
触れられた瞬間、注射針や縫い針のような細かい無数の針のようなものが体の中に入ってくるような感覚がした。夢なのにこれが凄く痛い。
同時に体が指先から急速に冷えていく。
鋭い痛みとは別に、冷たい物がずっと触れていたような痛みも感じはじめて、アタシは立っていられなくてその場にしゃがみ込んでしまった。
それでも女の子達は触れるのをやめない。
みんな笑いながら楽しげに触れてくる。

「フレル?」「ソマル?」「ササル?」

この言葉は目が覚めたあとも思い出せた。
上から笑い声が降ってくるみたいだった。

「痛い……やめて……寒い……痛い……」

なんでこんなに痛いの?
そんなことを考えながら、アタシはしゃがんでもいられなくて地面に倒れ込んでしまった。
少しずつ視界が暗くなっていって、完全に真っ暗になった。
暗闇の中、音が聞こえてきて目を開けると、芝生ではなく柱のような物が見える。

さっきとは違う場所にいる……?

体を起こして周りを見渡してみた。
アタシがいたのは少し広い駅の改札前のような場所だった。
座り込んだまま自分の体を見ると、汚れた制服を着ていて、手にはさっき見た鉛筆みたいな棒を持っていた。

「あー、これは……」

一人で呟いていたら

「おい、そこに感染者だ!」

背後から声がした。
振り返ると、少し離れたところにスーツを着た人達がたくさん立っていた。

逃げなきゃダメなやつだ。

そう思って前を見ると、数メートル先にどこかに通じていそうな出入り口が見える。

アタシは急いで立ち上がって走ろうとしたけど、なぜか上手く走れない。
転びそうになりながらどうにか走って奥へ入ってみた。
中には青色の小さな細長いロッカーが部屋を囲むようにたくさん置いてあった。
部屋の真ん中にも背中合わせに2列並んでいる。

どのロッカーも錆びていて、扉が歪んでいたり外れていたり、とても酷い状態だった。
隠れたいけど、どのロッカーも小さくて中には入れない。
部屋の奥まで行くと脚立が置いてあった。
これもすごく錆びていた。
隠れられそうな場所は部屋の真ん中にあるロッカーの上しかない。
脚立と扉が開いているロッカーを踏み台にして、アタシは無理矢理ロッカーの上に乗ってへばりついてみた。

こんなところにいても丸見えかもしれない。
この棒、ずっと持ってなきゃいけないのかな。

手に持っていた鉛筆みたいな棒を見ながら、そんなことを考えている間も誰も入ってこない。
でも、外から男の人達が何か叫んでいる声は聞こえてくる。

ふと急に49.【マネキンショッピングセンター : 金髪少女とオジサンの謎】の夢が浮かんだ。
軽トラックに乗った男の人がアタシをある場所へ送ってくれることになった。
でも、途中で球体の形をした巨大なロボットが軽トラックの横を通過した。

いつもの夢なら追いかけてくるのに……。

そんな風なことを考えていたら、巨大なロボットがピタリと停まって、方向転換をして追いかけてきた。

「キミが追いかけてくるって考えるから!」

あの時、男の人が叫んだ言葉が浮かんだ。

じゃあ、今もまた見つかっちゃうとか?

なんて半笑いで考えてしまった。
それが合図になったのか、出入り口から人がゾロゾロと入ってきて、一斉にロッカーの上を見上げた。その中の一人と目が合った。

あー、やっぱり。

アタシは半分諦めたような気持ちになりつつ、ロッカーから飛び降りて、転びそうになりながら外へ出てみた。
だけど、出入り口の前には思っていた以上の数の人達が立っていて、先へ進むこともできずに地面に体を押さえつけられてしまった。
他の人達もアタシを囲むように近づいてきたかと思ったら、大勢の人達がアタシを足で蹴ったり、手で叩き始めた。
さっきの女の子達とは違って、みんな無言。
聞こえてくるのは体を叩かれている音や服が擦れるような音だけで不気味に感じた。
みんな本気の力でやっているわけじゃないけど、強めは強め。
これも夢なのに結構痛い。
誰かがアタシの頭を蹴ったのか殴ったのかわからないけど、勢いよく床に頭を打ちつけた瞬間、視界が真っ暗になった。

少し暗闇が続いてスーッと目を開けると、曇り空が見える。
体を起こして周りを見渡してみると、最初にいた公園のような場所だった。

あー、繰り返すやつか。

そう思った。
でも、さっきとは違うことがあった。
右側の広場に点々と置いてある石像の様子が変わっている。
さっきは顔のパーツはなかったのに、今はどの石像にも人間のような歯がある。

それに気がついた途端に石像達がゆっくりと近づいてきた。
今回の夢は全部が痛い。
あの石像に歯があるってことは、捕まれば噛まれたり食われるはず。
アタシがそう思ってるからそうなる可能性が高い。
夢であってもそんな痛みは味わいたくないと思った。

繰り返すやつなら、左からさっきの女の子達がまた来るはず……。

濃い霧のせいで鮮明には見えないけど、予想通り左奥から歩いてくる人のような影が見えてきた。

痛いのなら、一度経験している痛みの方がマシ!

そう思って、アタシは女の子達が来た方へ走っていくところで目が覚めた。

見つかったり捕まったら殺されてしまう。
でも、死んでも死ねない。
繰り返す上に痛みを感じる。

118.【見知らぬ誰かの痛すぎる夢】

119.【鐘の音:命がけのかくれんぼ】

120.【鐘の音:終わらない鬼ごっこ】

この3つの夢を思い出す。
久々に最悪な夢を見たと思った。
そんな夢でした。

女の子達と石像はAIアプリで再現してみました。
難しい。


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