記事一覧
【大月書店通信】第185号(2024/6/28)
「大月書店通信」第185号をお届けします。
一足飛びに夏が来てしまったような陽気ですね。
6月は1年で最も日の長い季節。今年は雨が少ないせいか、よけいに日の長さを感じます。昨年ソーラーパネルを載せた我が家では、日に日に発電量が伸びていくのがわかるので、ちょっと楽しみでもあります。
今月の新刊『市民エネルギーと地域主権――新潟「おらって」10年の挑戦』は、新潟で市民主体の再生可能エネルギー事業を
【大月書店通信】第184号(2024/5/30)
「大月書店通信」第184号をお届けします。
ロシアのウクライナ侵攻から、すでに2年以上。この間、なぜこの戦争が引き起こされたのか、ウクライナとはどのような国か、プーチンの戦争をどう見るべきかなど、多くの書物が出されてきました。
戦争はじめ大きな事件が起きると、その真相を知りたい・伝えたいと思い、本が編まれ、多くの読者の「新たな知」が形成されていきます。ただ、そこで「メジャー」となった言説には、注
【大月書店通信】第179号(2023/12/30)
「大月書店通信」第179号をお届けします。
今年最後の配信となりました。
読者の皆さんにとって今年はどんな年だったでしょうか。
終わらないウクライナ戦争に続き、パレスチナ・ガザでの目を覆うような破壊。
世界各地で続く自然災害と「地球沸騰」と形容される温暖化の進行。
国内では自民党政治の底なしの退廃と社会システムの劣化が各所で噴出しています。
どこをとっても暗くなるニュースばかりですが、これらが
【大月書店通信】第178号(2023/11/30)
「大月書店通信」第178号をお届けします。
「大月書店通信」は今号で第178号目です。毎月1回の配信で、約15年間にわたって皆様にメールマガジンをお届けしてきました。メルマガにも歴史を感じます。
そんな「大月書店通信」ですが、今月号より、リニューアルいたしました。
前号まではテキストのみのメールをお届けしていましたが、今号からはメールがHTML形式となりました。レイアウトなどが大きく変わり、画
先生が先生になれない世の中で(32) ~マニュアル化する社会の中で②:『不適切にもほどがある!』~
「おい、そこのメガネ! 練習中に水飲んでんじゃねぇよ! バテるんだよ水飲むと! けつバットだー! 連帯責任!!」
時は昭和61年(1986年)、中学教師で野球部顧問の小川は、地元では「地獄の小川」として恐れられる存在だ。選手がエラーしたら「うさぎ跳び一周」、体罰は「愛のムチ」、教室でもタバコスパスパ……。そんな主人公がある日バスを降りたら、令和6年(2024年)にタイムスリップしていた……。これ