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「再考」中の目標

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「再考」中の目標とタイトルがあるように、今後の目標、即ちこれから何をしようか考えているnoteです。結論が出るとは限りませんが、目標を考える過程は書けると思っています。その中で私…
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#対等

「勝てば選手のおかげ、負ければ監督の責任」「名選手、名監督にあらず」ー「支援者」としての考察

 いきなり何だろうと訝しげに思った方もいるかもしれませんが、以下で評細かつ具体的に説明していきたいと思います。
 「つぶやき」で書きましたが、去る3月23日(土)に「保育士証」が郵送されました。これでとりあえず「保育士」としての仕事の道が開かれたことになります。もちろん、気持ち的には嬉しいです。ただ反面、気が引き締まります。私は現在、就労継続支援A型の「利用者」であり、「保育士」であるということは

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2023年(令和5年)を振り返る その3

 その2では、「ピアノレッスンでのトラウマ」の続きとしてピアノレッスンについて取り上げました。今回のその3では、A型での立ち位置の変化について評細に語りたいと思います。
 その1に、5月に現事業所A型(飲食業)と同事業所の別のA型(同)を兼任し始めたことと、10月に現事業所A型(飲食業)でデザート作成が週4日になることと、2つの出来事を書きました。振り返ると、この「兼任」と「デザート作成」は私のA

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「再考」中の目標 その7

「再考」中の目標 その5と6では、美人・料理は女性がするもの・対人援助つまり人のケアは女性がするものという私の偏見・差別意識から、自身の男性性を見直すことを試みました。今回は「再考」していることに関して書いてみたいと思います。
 現在のA型から資格(保育士や精神保健福祉士、調理師)を活用して転職するか、それとも現状維持のままかー今でもこの結論は曖昧なままです。今回も曖昧な結論になりそうですがお付き

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「再考」中の目標 その6

 前回は美人という視点から私の男性性を考えてみました。今回も引き続き、私の男性性について見直しをしていきたいと思います。
 私は男性で発達障害・精神障害当事者の1人です。現在実家で暮らしています。そこでは母親が毎日料理をしています。私も月1、2回は台所に立ちます。いい話じゃないですかで終わることも可能です。でも、毎日母親が料理をすることが当たり前であるということは、私がジェンダー的には男性優勢的な

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「再考」中の目標 その5

 前回は現在の興味・関心事である「非対称的(対等ではない)な関係」に至った私の過去の経緯を書いてみました。そこでは私自身の男性性の見直しにも触れました。そういうわけで、今回は私が男性であることとは何か、現在理解できていることを書いてみます。
 Twitterをしていたらピアノ教室で美人先生に習うとモチベーションが上がる男性の話があり、批判を受けていたようです。美人な女性が教えてくれたらそりゃ上手く

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「再考」中の目標 その4

 前回はA型から転職するかそれとも現状維持かの結論が曖昧なことから「再考」中の目標には遠いけど、同時に中心的な興味・関心事である「非対称的(対等ではない)な関係」を考え続け深めていけば何とか生きていける旨を書きました。今回はこの興味・関心事に関連した私の過去に遡ってみたいと思います。
 私は愛知県の某外国語大学でフランス語を専攻していました。その大学は2回入学・退学しましたが今考えてみると実り豊か

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「再考」中の目標 その3

 前回のその2では、保育士試験対策をしている理由について書いてみました。保育士と子どもの関係に非対称的(対等ではない)な関係性を見ていること、福祉の利用者としての経験が力のない立場である子どもと重なったことがその理由でした。
 さて、今回は現時点での私の悩み、即ちA型から資格(精神保健福祉士や保育士、調理師)を活用して転職するか、それとも現状維持でA型(調理補助)を続けながらTwitterやnot

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「再考」中の目標 その2

 前々回では、保育士や調理師、精神保健福祉士の資格を活用する職場は「空気を読んで」「察して」「自分で行動する」ことが前提となり、発達障害(ASD)・精神障害当事者の私には簡単ではない旨を書いてみました。それは私が言葉で具体的に説明してもらって初めて納得する人だからです。にも関わらず、私はなぜ保育士の試験対策をしているのでしょうか。
 結論から書くと、保育士と子どもの関係性に非対称的な関係性を見てい

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