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【職種紹介】開発職(製剤技術)の仕事

今回は入社1年目のH.K.さん(開発職(製剤技術))についてのインタビューをお届けします!


Q.自己紹介をお願いします!

開発一課に所属するH.K.です。
入社後、製造現場での研修を経て、現在は開発職(製剤技術)として仕事をしています。

Q. 開発職(製剤技術)ではどんなことをしていますか?

担当業務は大きく2つあり、新製品の開発既存製品のリニューアルです。
新製品の開発は、漢方処方の製剤化検討から製造方法の確立までを行っています。新製品の開発と並行して、既存製品のリニューアルも担当しています。お客様の要望を受けて、一部成分の変更や、錠剤の大きさ、形状などを変更することでより良い製品を作り上げています。

Q.仕事の難しさはどのようなところにありますか?

漢方薬の原料となる生薬は天然物由来であるがゆえに、どうしても少しずつ性質が違ってしまうことですね。
当然のことですが、製造現場では安定した生産が求められます。
開発(製剤技術)は最適な添加剤や製造条件を見つけ出し、天然物によって生じる生産への影響を少なくしていきます。
そのためにも「情報収集」は必要不可欠ですね。製造現場からのフィードバックを受けたり、展示会や学会へ参加することで積極的に最新情報を取得するようにしています。
特に今担当している新製品では、粉末の成形性に課題があったりするのですが、こういった目の前の課題に対して試行錯誤しつつ、解決しようと頑張ることにとてもやりがいを感じていますね。

Q.新製品へのこだわりはありますか?

市場に無いものを大峰堂からバズらせたいという強い思いを心に秘めて製剤開発に臨んでいます。
錠剤の大きさや服用数といった顧客ニーズに合わせた製品をめざしつつ、他社製品との差別化を図ることを意識していますね。
大峰堂には創業120年を超える伝統と実績があり、添加剤の選定や製造方法に細かなノウハウがたくさんあります。さらに、生薬調達から包装までの一貫製造を行っているからこそ、各工程で製品に合わせた製造方法で作りこむことができ、こだわりぬいた製品開発を実現できていると思います。

Q.開発職(製剤技術)としてどのような未来を描いていますか?

なかなか難しいことを聞きますね(笑)。
やはり漢方は苦い、古っぽいという印象を持っている方が多いです。こういった漢方のイメージを変えられるような製品開発が求められていて、大峰堂ならではの製品で払拭できるのではないかと思っています。
最近ではビタミンと漢方を掛け合わせた製品などもあり、漢方薬の新製品に対する将来性は日々感じていますね。
チャレンジに対して上司や先輩方が肯定してくださる嬉しい環境もあって、将来が楽しみなことは多いです。(ただ、説得する論理力は必要ですが・・・)

Q.今後どのような社員が大峰堂で活躍すると思いますか?

製品へのこだわりを持って、新しい発想ができる人ではないでしょうか。
天然物は非常に複雑なので、自分でこだわりの製品を作っていきたいと諦めずに挑戦できる人でないと新たな製品を生み出すことは難しいです。
その点で先輩方を見ていて凄いなと、追いつけないなと感じています。
また、長期的な計画を組みながら仕事を進める開発職では、冷静に俯瞰的に見て、現状を把握することも求められます。正確な状況把握と決断を担えるような人財は間違いなく活躍する社員だと思いますね。

(インタビュー終わり)

大峰堂の開発職(製剤技術)についてご理解いただけたでしょうか?
明日は開発職(製剤技術)の仕事体験の1日目をおこないます!
参加される方も後日参加予定の方も、気になった点があれば直接質問してみてくださいね!

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