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#香り
オープン・フェア・スロー──お香と社会の3つの「隙間」
こんにちは、お香の交差点OKOCROSSINGを運営している麻布 香雅堂代表の山田です。
お香をはじめとする和のかおりの専門店・香雅堂を手伝い始めておよそ10年が経ちました。思うところがあって初めてこのような文章を書くに至っています。みなさまにあまり馴染みのないと思われるお香業界の今をさまざまな観点で紹介しながら、お香の未来について考えていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
香木・香
香りとテキストにまつわるフレイバーテキスト
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まずは香りと関係のないものからいこう。Nigel CabournのEVEREST PARKAはその公式サイトで、3,000字近い文量をもって紹介されている。
商品については以上である。残りの2,900字は人類の極地開拓競争に捧げられている。月に星条旗が突き立てられ、アムンゼンが南極点を制す。各種の前人未到のうち、ついに英国が破したのは世界最高峰だった——すばらしい、感動的だ。
この商品紹
香雅堂・山田悠介が切り撮る、香りの手触り
毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。
今月の撮影は麻布 香雅堂の代表である山田悠介が、フォトグラファーではぜんぜんないのですがトライしてみました。1月のOKOLIFE「歳寒三友」の写真と
よしだ造佛所・吉田沙織が切り撮る、香りの手触り
毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。
今月の撮影に参加してくださったのは、よしだ造佛所・吉田沙織さんです。仏像・神像の制作や修理をおこなう造佛所の作業場で、12月のOKOLIFE「福禄寿
お香屋さんで働くことになりました、まずは体験香席に参加してみた!
こんにちは! 先日より香雅堂で働き始めました、新入社員のおおのです。少し自己紹介をさせていただくと、香雅堂入社前は、アパレルやコーヒー関連の仕事を主にしてきました。その中で、コスメや海外のオーガニック素材から出来たインセンスやサシェ、またはコーヒーや紅茶、ハーブの香りに関わる機会が多くありました。
香りや匂いの違いで気分も印象も変わりますし、また、食べ物も香り次第で味わい深くなりますよね。それら
香りや匂いのすがたを感じる記事5本:OKOPEOPLE全86本の記事からセレクト
お香や和の香りの専門店に入社して3日目。今日もいい香りに包まれております、広報担当の新入社員・おおのです。お店で呼吸して、身体に入ってくる空気がほのかなよき香りでとても幸せです。
しかしながら、まだまだ香りの世界に無知すぎて、新米広報担当者として何をしたらいいのやら右も左も分からず……なにから勉強しようかと迷います。
香木やお香の香りにうっとりしたり、ほっと癒されますが、そもそも香りや匂いは、
春のめざめ、甘やかな記憶たち
編集部より:今春、作家ヴァージニア・ウルフへの愛情に溢れたファンブック『かわいいウルフ』が出版された。編著者である小澤みゆきさんに、ウルフと香りにまつわるエッセイを寄稿いただいた。新しい季節に、甘い青春の香りが蘇る。
この春、『かわいいウルフ』という編著を出版した。もともとは同人誌として作った本の商業書籍版だ。20世紀イギリスの作家ヴァージニア・ウルフという人を特集した本で、様々な面からウルフの