OKOPEOPLE編集室

麻布 香雅堂が運営する〈お香の交差点 OKOCROSSING〉のプロジェクトのひとつ〈お香とわたしの物語 OKOPEOPLE〉の公式アカウントです。 https://oko-crossing.net/

OKOPEOPLE編集室

麻布 香雅堂が運営する〈お香の交差点 OKOCROSSING〉のプロジェクトのひとつ〈お香とわたしの物語 OKOPEOPLE〉の公式アカウントです。 https://oko-crossing.net/

マガジン

  • OKOPEOPLE - お香とわたしの物語

    • 118本

    OKOCROSSING が運営する、香りにまつわる「わたしの物語」を編み集めるプロジェクトです。https://oko-crossing.net/okolife

    • OKOPEOPLE - お香とわたしの物語

      • 118本

最近の記事

香木は化学でどこまで分類できるか──明治大学・本多准教授に聞く

和の香りの専門店・香雅堂では、代表の山田悠介と会長の山田眞裕が香木の専門家として、香木の鑑定や截香(=カットすること)を手がけています。 なかでも鑑定は非常に難しいものです。豊富な経験と鋭い感覚がなければ、それがどのような香木なのか、もっといえば、そもそも香木なのか否かすら見極めることができません。では、科学の力を借りたらどうでしょうか? 「お香の世界をオープンにすること」を目指す香雅堂では、明治大学理工学部の本多貴之研究室による香木にどのような香気成分が含まれているかを

    • 嗅覚低下を予防する「余薫」から考える:香りと健康、コミュニケーションの関係性

      山田:今回は慶應SDMのKEIO EDGE LAB "CREATIVE LOUNGE"にお邪魔して、お話を伺っていきたいと思います。まず、今回のプロジェクトの全体像について改めて説明していただけますか。 伊藤:はい。一言で言うと、嗅覚低下を予防する習慣型トレーニングシステム「余薫」を制作し、イタリアのミラノサローネに出展するプロジェクトでした。最初に、余薫をお見せしたほうがわかりやすいですかね。 山田:そうですね、ぜひお願いします。 山田:おお! 見た目にもインパクトが

      • 夏を迎える、涼やかなハーブティーと香袋をつくる──漢方スタイリスト・大塚真喜子さんと

        和の香りの専門店・香雅堂では、漢方スタイリストとしてハーブティーや漢方茶のブレンドを手がける大塚真喜子さんと一緒に、夏を迎えるにぴったりの涼やかなお茶と香袋を制作しました。その販売を記念して、大塚さんと香雅堂・山田がそれぞれの専門である漢方とお香について、また、今回のコラボレーションについて語り合いました。 漢方からお香に出会う山田:本日は漢方スタイリストの大塚真喜子さんにお店に来ていただきました。一緒につくった「夏をむかえるハーブティーと香袋」の制作のことや、漢方について

        • お線香みたいな“香菓子”ができました──OKOLIFE「時鳥」から生まれたお菓子の魅力を、菓子職人・小島直子さんと語り合う

          時鳥の声をもう一度聞きたい。そんな思いで日を暮らす情景をイメージしたお香の定期便 OKOLIFEのアイテム「時鳥」。そんな時鳥にぴったりな“香菓子”ができました。お線香にそっくりな、おいしくてかわいいお菓子を手がけてくださったのは、菓子職人の小島直子さん。その発売を記念して、直子さんと香雅堂・山田の二人で、制作のプロセスやお香づくりとのつながりについて語り合いました。二人の対話は、お菓子を開封するところから始まります。 いざ、開封!山田:今日は菓子職人の小島直子さんに来てい

        マガジン

        マガジンをすべて見る すべて見る
        • OKOPEOPLE - お香とわたしの物語
          OKOPEOPLE編集室 他

        記事

        記事をすべて見る すべて見る

          嶋ゞ・小島直子が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、葉山を拠点に和菓子を通して日本のものづくりを伝えていく、嶋ゞの小島直子さんです。6月のOKOLIFE「時鳥」の写真と、寄せていただいた直子さんのテキストをお楽しみください。 ほかの記事も気に

          フォトグラファー・春菊が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、関西をテーマに写真集の制作をされている春菊(しゅんぎく)さんです。5月のOKOLIFE「あやめ御前」の写真と、寄せていただいた春菊さんのテキストをお楽しみください。 ほかの記事も気になる方は

          フォトグラファー・Ryo Yoshiyaが切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、都市をテーマにした作品を製作されているRyo Yoshiyaさんです。3月のOKOLIFE「光る君」の写真と、寄せていただいたYoshiyaさんのテキストをお楽しみください。 ほかの記事も気

          フォトグラファー・小野田陽一が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、フォトグラファー・ディレクターであり、海の見える街 三浦半島で「gallery nagu」を運営する小野田陽一さん。4月のOKOLIFE「海の原」の写真と、寄せていただいた小野田さんのテキスト

          香りとテキストにまつわるフレイバーテキスト

          * まずは香りと関係のないものからいこう。Nigel CabournのEVEREST PARKAはその公式サイトで、3,000字近い文量をもって紹介されている。 商品については以上である。残りの2,900字は人類の極地開拓競争に捧げられている。月に星条旗が突き立てられ、アムンゼンが南極点を制す。各種の前人未到のうち、ついに英国が破したのは世界最高峰だった——すばらしい、感動的だ。 この商品紹介テキストにはブランドのスタンスが極めて明瞭にあらわれている。彼らが提供している

          io・中山由希子が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、デンマークで有機栽培・自然栽培の日本のお茶をとりあつかう「io いほ」の店主である中山さんです。2月のOKOLIFE「春靄」の写真と、寄せていただいた中山さんのテキストをお楽しみください。

          OKOLIFEのサービスサファリ

          はじめまして!京都の大学院でデザインリサーチを学んでいる林と申します。このたび、編集者の瀬下翔太さん経由で、広く現代のお香文化を探求するデザインリサーチのご依頼をいただきました。これから連載エッセイの形式でリサーチプロセスを発信していきます。今回はその連載第1回となります、どうぞよろしくお願いします。 お香を焚くってなんだろうはじめに簡単な予備調査として、香雅堂のスタッフのみなさんへのヒアリングをおこないました。お話を聞くなかで、香雅堂が現代のお香やその文化について抱いてい

          香雅堂・山田悠介が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影は麻布 香雅堂の代表である山田悠介が、フォトグラファーではぜんぜんないのですがトライしてみました。1月のOKOLIFE「歳寒三友」の写真と、撮影をするにあたって考えていたことをよろしければご覧ください。 ほかの記事も

          よしだ造佛所・吉田沙織が切り撮る、香りの手触り

          毎月オリジナルのお香を10本お届けするサービス「OKOLIFE」。そんなOKOLIFEの連載企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」では、さまざまな分野のクリエイターに、毎月のお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただいています。 今月の撮影に参加してくださったのは、よしだ造佛所・吉田沙織さんです。仏像・神像の制作や修理をおこなう造佛所の作業場で、12月のOKOLIFE「福禄寿」を撮影してくださりました。吉田さんの写真と、寄せていただいたテキストをお楽しみ

          香が灰に変わる静けさの中で --In this tranquility of the incense turning into ashes--

          #1 詩を読むのが好きだ ー さまざまな事柄が細かく解説された様な長い文章や物語を読むよりも、言葉一つ一つを噛み締めながら読む詩という形式が好きだ。 I like reading poetry - where I can read each word by word, rather than a long sentence or story explaining various things in detail. 詩を読むことそのものの体験は、独特だと、いつも思う。特に、

          フォトグラファー・タカハシアキラ(Picser)が切り撮る、香りの手触り

          あっという間に秋が深まり、肌寒くなってきました。雨が降ったり、晴れ間が見えたり、この季節らしい気まぐれな天気も多いですね。 フォトグラファーの方に毎月のテーマのお香からインスパイアされた写真を自由に撮影していただくOKOLIFEの企画「フォトグラファーが切り撮る、香りの手触り」。 今月の撮影に参加してくださったのは、フォトグラファー・タカハシアキラさん。冬の入口も垣間見える晩秋の冷たさを、11月のOKOLIFE「初時雨」とともに活写してくださりました。寄せていただいたテキ

          絶滅危惧種「火道具」を救えるか──香道具ファンドの一年間を振り返る

          こんにちは、京都より200年の系譜をもつ香木・香道具店 「麻布 香雅堂」 代表の山田悠介と申します。「オープン・フェア・スロー」をキーワードにお香の世界に関わっています。 早いもので、「香道具ファンド」の活動がちょうど1年を迎えました。香道具ファンドは、香道具を販売した売上の一部を必ず次の香道具の生産&販売に使用することで、絶滅危惧種としての香道具を守る試みです。 今回は1年の振り返りということで、簡単な活動報告(明るいニュース!)と、状況の変化(暗いニュース……)、そし